2009年 鉄道博物館

 いつかは行ってみようと思いながらも、ここだけのために東京方面へ行く気になれず…。
 aminさんのライブが渋谷で行われるのを機に、有休を2日取って空いた時間に大宮にある鉄道博物館へ行くことにしました。

 東京から大宮というととても遠い気がするけど、京浜東北線・高崎線快速と乗り継げば40分ほどで着いてしまう。しかもたったの540円!
 大宮駅で埼玉新都市交通(ニューシャトル)に乗り換えて鉄道博物館最寄り駅である鉄道博物館駅へ行くため切符を買おうとしたら、なんと、TOICAが使えるじゃありませんか!JRだけかと思っていたので第三セクターでも使えるのは便利で良いですね。それに比べて名古屋地区は…早くIC乗車券の相互利用が実現して欲しいものです。

 入場料は1000円で、Suicaなど電子マネー付きIC乗車券で入場できます。残念ながらTOICAは電子マネー機能がないので現金で支払うことになるのですが、この場合帰る時に入館記念カードがもらえます。この時は、0系新幹線公開直後ということもあって「0系新幹線車両展示公開記念」バージョンになっていて記念品としてはうってつけです。

 ここのメインはヒストリーゾンで、新橋で汽笛が鳴ってから新幹線が誕生するまでの主だった車両が展示されていて、見応えは十分あります。ただ、C57が乗った転車台を回転させ汽笛を鳴らしてくれるイベントもありますが、こればかりは本線を走っている生きた蒸気には敵いませんね。

 10月末に公開が始まった0系新幹線電車は別棟に展示されていて、東海道新幹線開通当時を偲ばせる展示内容になっています。
 JR東日本がここまで展示をしたとなると、JR東海はどうするのでしょうかね。現在名古屋港で建設中で2年後にオープンするJR東海博物館(仮称)がどういう展示になるのか非常に楽しみです。

 ここの鉄道博物館は、見るだけでなく体験施設も充実しています。
 運転シミュレーターは無料で楽しめる200系新幹線や211系などの在来線電車があるけれど、ここの目玉はD51でしょう。このD51だけは予約制の有料(1回500円)で中学生以上という制限付き。実車のキャブ(運転台)を持ってきて、ボイラ圧力計や水面計などの計器類を見ながら加減弁操作をしなければならないという高難度な代物です。今回は時間に余裕がなかったので次の機会があればやってみたいと思います。

 体験型施設としてはもうひとつ、実物同様の信号システムを使って運転が楽しめる「ミニ運転列車」があります。1回200円の予約制で小学生以上であれば運転できるのですが、見る限り小学生くらいのお子様しか運転していませんでした。次の機会にやってみたいのですが、ちょっと勇気が要りますね(笑)
 鉄道博物館限定発売のSuicaがとてもカッコ良かったので、記念に買ってしまいました。1枚3000円なのですが、デポジット500円+チャージ2500円なので非常に実用的なお土産となります。(正確には、買ったのではなく借りたことになり他のSuicaと同様にカードの所有権はJR東日本にあります)