いつかは行ってみたい!と思い続けているものの寒さに脅えて実行せずにいたけれど、天津へ出向している後輩の「誰か一緒に行きません?」の一言で実行に移すことにしました。
名古屋からハルビンへの直行便はないため北京経由となります。CA(中国国際航空)からCAへの乗り換えなので北京空港のT3の中での移動なのですが、これがデカイ!国際線と国内線を乗り継ぐために電車に乗らなければいけないし、国内線の搭乗ゲートは58もあります。あまりにも巨大なため迷わずに乗り継ぎできるか心配だったけど、主要な場所の案内表示には日本語表記もあるため杞憂に終わりました。
北京からハルビンまではおよそ2時間のフライト。北京で4時間の待ち時間があったためハルビンに到着したのは18時30分。すっかり日が暮れています。
空港もそうですが、空港からハルビン市内に入る幹線沿いには氷の彫刻が所々にあって、とても綺麗!いやが上にも気分は盛り上がります!
ホテルに着いてチェックインしようとフロントへ行くと、フロント係がざわつき始めました。まさか部屋がない?!と不安になっていると「予約しました?」とフロント係が言うので予約確認書を見せ、それからしばらく予約端末とにらめっこ。結果的に部屋は確保できたのだけど、ホテルの予約はネットで行った方が良いみたいですね。今回は後輩の出向先の総務の子が電話で予約してくれていたんです。フロント係がネットなのか電話なのか予約方法をしきりに気にしていたので、入力忘れがあるんでしょうね。
チェックインを済ませ部屋に入るとまもなく20時になろうとしている。ハルビン滞在中に再会を予定している高老師と連絡を取った後、近くの兆麟公園へ向かいます。
ここはハルビンの氷祭り発祥の地で、メインが冰雪大世界になっても冰灯艺术游园会(入場料200元/人)として継続されています。
会場が小さいので、1時間もあれば十分に見て回れます。寒さについて不安で一杯だったけど“案ずるより産むが易し”ですね。想像していたよりも寒くなかったです。
宿泊しているホテルは中央大街にあり、ここは帝政ロシア時代の建物が今も残っている観光名所の1つ。後輩と合流するまで時間があるので、ちょっとした実験を思いつきました。
題して「保温下着は機能するか?!」。この時の気温は-16℃。ミズノの極寒地向け保温下着上下に、下はユニクロのウォームイージーパンツ、上はダウンコートのみという格好で中央大街を散策してみました。
この通りは歩行者天国になっていて、氷の彫刻や雪像が展示されています。氷の彫刻は透明なので夜見た方が見映えも写真移りが良いですね。それにしても、漢字(中国語)がなければ欧州に来たかのような錯覚を覚える所です。
中央大街を北に進むとスターリン公園に着き、その先は松花江という川です。
氷の厚さはどれだけあるんでしょうね?乗用車やトラックが普通に走っています。
この一帯は、スケート,ソリ,滑り台等で楽しんだり、犬ぞりや馬車に乗ることもできる、ちょっとした遊園地と化しています。ちょっと見るだけという軽い気持ちで中に入ると、「馬車に乗らんか?」とか「写真撮らんか?」とか「冰雪大世界のチケット安いよ」と客引きがピッタリとくっついて煩いです。
2時間ほど経ったでしょうか。保温下着は機能していますね。幸いにも風が吹いていなかったし日中は太陽が出ていることもあって、あまり寒くない。ただ、これから天気がどうなるか判らないし夜は冰雪大世界へ行くので、一度ホテルに戻ってセーターを補充することにします。
今回は写真が多いので、フォートラベル も見て行ってください。
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