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***4 みんな違うよ〜! はて!? ***
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さてP雄、P雌、S雌、H雌1、H雌2と沢山の子達が家族となった訳ですが、
全部が全部 容姿が違います。(詳しい特徴は少し後でまとめて書かせて頂きます。)
全ての鶏に烏骨鶏の条件の絹毛、黒肌、毛冠、脚毛、桑実冠、緑耳、5指、の
7項目は揃っています。(顎鬚の有無の違いの件と、骨や肉の色の事は分かりませんが......)
文鳥とか十姉妹は何処で買っても同じ姿なのに..... 何故?
う〜ん...分からない... 困った!。私はとうとう理解不能となり混乱してしまい、日曜日の朝突然、
烏骨鶏を専門に飼われている滋賀県の老舗の烏骨鶏農場さんまで、色々な鶏を見るべく
車をとばしました。=====================================
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そこでは、2万羽位烏骨鶏ばかりを飼われて居り、牛小屋の様に長い鶏舎が
10棟ほどありました。大方が採卵用の成鶏の棟で 一棟だけが新生雛の棟でした。
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中を金網で区切ってあり各網にドアが付いていて 長方形の鶏舎を正方形に8区程に
区切ってありました。手前より奥へ小さい雛の雑居部屋、次にワクチン済小さい雛の雑居部屋、
中雛の雑居部屋、廃鶏の部屋、大雛メス部屋、成鶏メス部屋、大雛オス部屋、
成鶏オス部屋へと 続いて行きます。各部屋とも10畳位はありました。勿論土地の上にじかに平飼いでしたが、
臭いは全然有りませんでした。======================================
最初に大雛メス部屋へ案内してもらいました。
大雛には廃鶏の部屋が別に有り、すでにある程度選り分けられてありましたので
大雛メス部屋は皆つぶが揃っておりどれもよく似た大きさ体型で、羽色は純白か
クリーム色位の違いのみです。======================================
100羽以上は居たのでしょうか以前から気になっていた、烏骨鶏は舌も黒い
と言う事(うちの子達の舌はグレーです)の比較データーがほしいので、手当りしだいにつかまえて口を開けてチェックしましたが、舌の色はどの子も
うちの子と差はありませんでした。薄いグレー程度でした。次に脚毛です。絹毛だけのもの、まるで手羽のごとく足にぶわーっと普通の羽が
扇状に有るもの、色々混ざるもの、毛の無いものと様々でした。ヤギの様なヒゲの下がる鬚種の個体は1羽もいませんでした。
多数の中から全て条件の揃ったメスを2羽選び購入しました。
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廃鶏の部屋には、まだらの羽色の個体、黒色でもレグホンと同じ形のとさか(単冠)の
個体、色素の薄いアルビノ(白子)→ とさかの赤い子 などなど...それらも100羽程
居ました。これらは烏骨鶏十則からはづれた鶏達なのです。原種へのこだわりの為に廃鶏の部屋まで作りきっちり分けられていて
その上それらは、割り切って処分されていたので驚きました。採卵だけなら雑種も見えない所に置いて残しておき、宣伝だけ淘汰したと書
いておけば誰も気付かないのに......バイトのおじさんも これは皆だめだから始末されるんだ.....とつぶやいていました。
雄のほとんども肉になるそうです。(ここでまた、先に御説明を 申上げておきますが、この事→鷹膝、単冠等は
原種、雑種と言う話とは別ですので。 どうかここで誤解をなさらないで
くださいね。)(これはまだ 私が何も知らなかった この時点においての気持ちの御報告で、
正しい結果は後から詳しく御説明 させて頂きます。)======================================
管理人さんは地元の普通の優しい農家のお父さん2人だけで そのかたたちは
鶏に関する事には特別な御関心をお持ちでない御様子でした。その日私がより好みして神経質な注文を言って1羽ずつチェックしているにも
かかわらず嫌な顔ひとつもされず気ながに にこにこと一緒に捕まえるのを
手伝って下さり、とても親切な方達でした。======================================
(以下、滋賀県の烏骨鶏農場さんの雌鶏→ siga雌1、siga雌2)
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