国語篇(その九)


国語篇(その九)

<縄文語の基礎語彙表(200語)>

(平成17-12-1書込み。28-12-15最終修正)(テキスト約21頁)


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[おことわり]

 この篇は、比較言語学において言語間の系統関係を判定するために通常用いられる基礎語彙表を縄文語について作成したものです。 

 基礎語彙数は200、言語は英語、日本語(上古語・東京方言) 、マオリ語および縄文語を対比しました。

 英語、日本語(上古語・東京方言)およびマオリ語の基礎語彙については、安本美典・本多正久『日本語の誕生』1978年、大修館書店によりました。日本語(上古語・東京方言)は、原著の発音記号付きローマ字表記を便宜ひらがな表記に改めました。(基礎語彙表の英語200語は、アメリカの言語学者モリス・スワデシュが設定したものです。)

 なお、英語に相当する日本語(上古語・東京方言)の単語でほかに適切と考えられるものがある場合には、""内にその適切と思われるものを記載しました。

 縄文語は、原則として上古語および東京方言("--"があるものはそれによることがある)の起源となったと推定される原ポリネシア語から変化したマオリ語(すでに失われた語彙についてはハワイ語とし、その旨を注記しました)とその意味を英語および日本語によって表記しました。主として使用したマオリ語・ハワイ語の辞典は次の通りです。

 (1)H.W.Williams M.A,Dictionary of the Maori Language,seventh edition,1997,GP Publications.

 (2)P.M.Ryan,The Reed Dictionary of Modern Maori,1995,TVNZ.

 (3)Mary Kawena Pukui and Samuel H.Elbert,Hawaiian Dictionary, revised and enlarged edition,1986,University of Hawaii Press.  

[本表の特徴]

 基礎語彙表は、本来比較する言語の同じ意味内容の単語と単語を対比するものですが、縄文語はその多くが二以上の単語からなる複合語または合成語で、200語中の上古語または東京方言の一つ以上に一単語が対応するものは約50語にすぎません。その複合語または合成語は、1音または2音の比較的単純な基本的な単語を組み合わせて説明的に表現したものが多いことが特徴です。

 この原因としては、

1 古く新石器時代または縄文時代の初めに日本列島に最初に渡来して住み着いた集団、または早い時期に列島のほとんどの居住可能な地域を占拠または支配したのは、中国南部に居住していた原ポリネシア語、とくに後にマオリ語に発展する言語を母語とする集団であったと考えられます。

2 その後も継続的に大陸または半島から列島への移住者があったでしょう。その集団は先住集団に比較すればその都度少数であつたでしょう。その集団は先住集団が占拠または支配している地域に割り込む関係上先住集団と同じ出自のもの(従って同じ言語のもの)が多かったと考えられますが、異なる言語を持つものも相当数あったかも知れません。この場合、異なる少数の言語集団は、多数を占める先住集団の言語を学ばなければ未知の環境下で生きてゆくことはできなかったでしょう。

3 そこで先住集団が教えた言語が、ごく少ない基本的な単語と、その単語を複合することによって複雑な意味をもつ説明的な単語であり、この基本単語と複合語を用いて意志の疎通を図ったのではないでしょうか。なお、この複合語、とくに名詞は、先住民族が風土の異なる列島に渡来して初めて遭遇した動植物や気候、地形などを示す表現形式としてすでに編み出されていたもので、自然発生的な言語形成であつたと考えられます。

4 そして次第に後発集団が多数を占めるようになると、この新しい複合語または合成語が先住集団を含めて列島言語の主流を占めるようになり、これを主体として縄文語が成立したのではないでしょうか。そして弥生文化をもつ集団が列島に渡来しますが、やはりそれは少数集団の継続的渡来であり、縄文語が言語の主流であつたことに変化はなかったと考えられます。その後漢字・漢語が流入し、上古語(または万葉語)が成立し、現代日本語へとつながる日本語が熟成されてゆきます。

 ここでとくに注目していただきたいことは、現代日本語にいたるまで縄文語の発音がほとんど変化していないことです。日本語の基層には縄文語が依然として強く息づいているといってよいでしょう。

 これまで数詞(ひい、ふう、みいなど)や身体詞などは全くその語源が不明とする説が多かったのですが、これらもやはり縄文語と考えるのが適切でしょう。この200語に含まれない六から十まで、および百、千、万の数詞については、末尾に附録として一括掲載(一から五までは再掲)しました。これまでにその語源が解明されていない単語については、今後雑楽篇の追加または国語篇の補遺として逐次明らかにしていきたいと考えています。

目 次

001 all(みな・みな・"すべて")002 ashes(はひ・はい)003 bark(かは・かわ)004 belly(はら・はら・"おなか")005 big(おほ・おおきい)006 bird(とり・とり)007 to bite(かむ・かむ)008 black(くろし・くろい)009 blood(ち・ち)010 bone(ほね・ほね)

011 breast(むね・むね)012 to burn(もゆ・もえる)013 cloud(くも・くも)014 cold(さむし・さむい)015 to come(く・くる)016 to die(しぬ・しぬ)017 dog(いぬ・いぬ)018 to drink(のむ・のむ)019 dry(かわく・かわいた)020 ear(みみ・みみ)

021 earth(つち・つち)022 to eat(くふ・たべる)023 egg(こ・たまご)024 eye(め・め)025 fat(あぶら・あぶらみ・"こえる")026 feather(はね・はね)027 fire(ひ・ひ)028 fish(うを・な・さかな)029 to fly(とぶ・とぶ)030 foot(あし・あし)

031 full(みつ・いっぱい・"たくさん")032 to give(あたふ・あげる)033 good(よし・いい・"よい")034 green(あをし・あおい・"みどり")035 hair(け・け・"かみのけ")036 hand(て・て)037 head(かしら・あたま)038 to hear(きく・きく)039 heart(こころ・きも・しんぞう)040 horn(つの・つの)

041 I(われ・な・わたし・"わたくし")042 to kill(ころす・ころす)043 knee(ひざ・ひざ)044 to know(しる・しってる)045 leaf(は・は)046 to lie(こやる・ねてる・"ふす"・"ねる")047 liver(きも・きも)048 long(ながし・ながい)049 louse(しらみ・しらみ)050 man(を・おとこ)

051 many(おほし・たくさん)052 meat(しし・にく)053 moon(つき・つき)054 mountain(やま・やま)055 mouth(くち・くち)056 name(な・なまえ)057 neck(くび・くび)058 new(あらたし・あたらしい)059 night(よ・よる)060 nose(はな・はな)

061 not(ぬ・づ・ない)062 one(ひと・ひとつ)063 person(ひと・ひと)064 red(あかし・あかい)065 river(かは・かわ)066 road(みち・みち)067 root(ね・ね)068 round(まろ・まるい・"まあるい")069 saliva(つはき・つば)070 sand(いさご・すな)

071 to say(いふ・ゆう・"はなす"・"しゃべる")072 to see(みる・みる・"ながめる")073 seed(たね・たね)074 to sit(ゐる・すわってる・"すわる")075 skin(かは・かわ・"はだ")076 to sleep(いぬ・ねむる・"ねる")077 small(ちひさい・ちいさい)078 smoke(けぶり・けむり)079 to stand(たつ・たってる)080 star(ほし・ほし)

081 stone(いし・いし)082 sun(ひ・ひ)083 to swim(およぐ・およぐ)084 tail(を・しっぽ)085 that(かれ・あれ)086 this(これ・これ)087 thou(なれ・あなた)088 tongue(した・した)089 tooth(は・は)090 tree(き・き)

091 two(ふた・ふたつ)092 to walk(あゆむ・あるく)093 warm(あたたけし・あたたかい)094 water(みづ・みず)095 we(われ・わたしたち・"われわれ")096 what?(なに・なに)097 white(しろし・しろい)098 who?(た・だれ)099 woman(め・おんな)100 yellow(き・きいろい)

101 and(と・と)102 arm(かひな・うで)103 animal(いきもの・どうぶつ・"けだもの"・"よつあし")104 back(そ・せ・せなか)105 bad(あし・わるい)106 because(ゆゑ・-から)107 to blow(ふく・ふく)108 to breath(いきづく・いきをする)109 child(わらは・こども)110 to count(かぞふ・かぞえる)

111 to cut(きる・きる)112 dark(くらし・くらい)113 day(ひる・ひるま)114 to dig(ほる・ほる)115 dirty(きたなし・きたない)116 dull(にぶし・にぶい)117 dust(ちり・ほこり)118 to fall(おつ・おちる)119 far(とほし・とおい)120 father(ちち・ちち)

121 to fear(おそる・こわがる)122 few(すくなし・すくない)123 to fight(いさかふ・たたかふ・たたかう)124 five(いつ・いつつ)125 to float(うく・うかぶ)126 to flow(ながる・ながれる)127 flower(はな・はな)128 fog(きり・きり)129 four(よ・よっつ)130 to freeze(こほる・こおる)

131 fruit(み・み)132 fur(かは・けがわ)133 grass(くさ・くさ)134 he(かれ・あのひと)135 heavy(おもし・おもい)136 here(ここ・ここ)137 to hit(うつ・なぐる)138 hold(もつ・もつ)139 how(いかに・どう)140 husband(を・つま・おっと)

141 ice(こほり・ひ・こおり)142 if(もし・もし)143 lake(うみ・みずうみ)144 to laugh(わらふ・わらう)145 left(ひだり・ひだり)146 leg(あし・あし)147 lip(くちひる・くちびる)148 to live(いく・いきてる)149 mother(はは・おも・はは)150 narrow(せばし・さ・せまい)

151 near(ちかし・ちかい)152 old(ふるし・ふるい)153 other(あたし・ほかの)154 to play(あそぶ・あそぶ)155 to pull(ひく・ひく)156 to push(おす・おす)157 rain(あめ・あめ)158 right(まさし・いい)159 right(みぎ・みぎ)160 rope(つな・つな)

161 to rub(する・こする)162 salt(しほ・しお)163 to scratch(かく・かく)164 sea(うみ・うみ)165 to sew(ぬふ・ぬう)166 sharp(とし・きれる・"するどい")167 short(みぢかし・みぢかい)168 to sing(うたふ・うたう)169 sky(そら・そら)170 to smell(かぐ・かぐ)

171 smooth(なめ-・なめらか・すべっこい)172 snake(へみ・へび)173 snow(ゆき・ゆき)174 to spit(はく・はく)175 to split(さく・さける)176 to stab(つく・つきさす)177 stick((さを)・ぼうっきれ)178 straight(なほし・まっすぐな)179 to swell(はる・ふくる・ふくれる)180 there(かしこ・"あなた"・あすこ)

181 they((かれ)・あのひとたち)182 thick(あつし・あつい)183 thin(うすし・うすい)184 to think(おもふ・かんがえる)185 three(み>・みっつ)186 to throw(なぐ・なげる)187 to tie(むすぶ・むすぶ)188 to turn(まがる・まがる)189 to vomit(はく・はく)190 to wash(あらふ・あらう)

191 when?(いつ・いつ)192 where?(いずく・いずこ・どこ)193 wide(ひろし・ひろい)194 wife(つま・め・つま)195 wind(かぜ・かぜ)196 wing(はね・はね)197 to wipe(ぬぐふ・ふく)198 woods(はやし・はやし・"もり")199 ye((なれ)・なむちたち・あなたたち)200 year(とし・とし)

附録<数詞>  

01 one(ひと・ひとつ)02 two(ふた・ふたつ)03 three(み・みっつ)04 four(よ・よっつ)05 five(いつ・いつつ)06 six(むつ・むっつ)07 seven(なな・ななつ)08 eight(やつ・やっつ)09 nine(ここの・ここのつ)10 ten(と・とう)11 hundred(ひゃく)12 thousand(せん)13 ten thousand(まん)

<修正経緯>

                                                                                            

            
縄文語の基礎語彙表(200語)

(附録)数詞表


No. 英語 日本語
(1)上古語
(2)東京方言
マオリ語 縄文語
001 all (1)みな
(2)みな
(3)"すべて"
katoa (1),(2)「ミネ・ナ」、mine-na(mine=be assembled;na=used after words and clauses to indicate position near or conection with the person addressed)、「集められた・人々(皆)」(「ミネ」が「ミン」、「ミ」となった)
(3)「ツ・パエ・テ」、tu-pae-te(tu=stand,settle;pae=be collected together;te=to emphasis)、「集められて・いる・もの(すべて)」(「パエ」のAE音がE音に変化して「ペ」から「ベ」となった)
002 ashes (1)はひ
(2)はい
pungarehu (1),(2)「パヒ」、PAHI(ended,brought to a conclusion)、「(物が燃え尽きて)後に残るもの(灰)」(「パヒ」」のP音がF音を経てH音に変化して「ハヒ」となった。後に「ハヒ」の語尾のH音が脱落して「ハイ」となった)
003 bark (1)かは
(2)かわ
hiako
(kiri)
(1),(2)「カハ」、kaha(boundary line etc.,edge)、「縁(へり)にあるもの(皮。樹皮)」(後に「カハ」が「カワ」となつた)
004 belly (1)はら
(2)はら
(3)"おなか"
kopu (1),(2)「パラ」、para(bravery,spirit)、「勇気(胆力、度量などが宿る場所。腹)」(P音がF音を経てH音に変化して「ハラ」となつた)
(3)「アウ(ン)ガ・カ」、aunga-ka(aunga=not including;ka=screech)、「空くと・グーグー鳴るもの(腹)」(「アウ(ン)ガ」のAU音がO音に、NG音がN音に変化して「オナ」となった)
005 big (1)おほ
(2)おおきい
nui (1)「オホ」、oho(surprise,arise)、「(驚いて)立ち上った(大きく見える)」
(2)「オホ・キ・イ」、oho-ki-i(oho=surprise,arise;ki=full;i=past tense)、「たいへん・(驚いて)立ち上っ・た(大きく見える)」(「オホ」のH音が脱落して「オオ」となつた)
006 bird (1)とり
(2)とり
manu (1),(2)「ト・オリ」、to-ori(to=the...of,drag,open or shut a door or a window,up to,as high as;ori=sway,move about)、「(空を)高く・飛び回るもの(鳥)」または「(季節によつて)境界を越えて・行き来するもの(鳥)」(「ト」のO音と「オリ」の語頭のO音が連結して「トリ」となつた)
007 to bite (1)かむ
(2)かむ
ngau
(u)
(1),(2)「カム」、kamu(eat,munch)、「噛む」
008 black (1)くろし
(2)くろい
mangu (1)「ク・ロ・チ」、ku-ro-ti(ku=firm,stiff,thickened;ro=roto=inside;ti=throw,cast,go)、「深い・(ものの)中に・投げ出されているような(闇の中。黒い)」
(2)「ク・ロ・イ」、ku-ro-i(ku=firm,stiff,thickened;ro=roto=inside;i=past tense,beside)、「深い・(ものの)中の・あたりのような(闇の中。黒い)」
009 blood (1)ち
(2)ち
toto (1),(2)「チ・イ」、ti-i(ti=throw,overcome;i=ferment,be stirred)、「征服されると・噴き出すもの(血)」(「チ」のI音と「イ」のI音が連結して「チ」となつた)
010 bone (1)ほね
(2)ほね
wheua
(koiwi)
(1),(2)「ホ(ン)ガイ」、hongai(stay,brace)、「(家の支柱のように人の身体を)支えるもの(骨)」(NG音がN音に、AI音がE音に変化して「ホネ」となつた)
011 breast (1)むね
(2)むね
uma (1),(2)「ムア・ネイ」、mua-nei(mua=the front,the forepart;nei,neinei=stretched forward,bobbing up and down)、「(身体の)前にあって・伸びているもの(胸)」または「(身体の)前にあって・揺れるもの(乳房。胸)」(「ムア」の語尾のA音が脱落して「ム」と、「ネイ」の語尾のI音が脱落して「ネ」となつた)
012 to burn (1)もゆ
(2)もえる
ka
(tahu)
(1)「マウイ・ヘウ」、Maui-heu(Maui=the demigod and trickster who snared the sun;heu=separate,pull asunder)、「英雄神マウイが・もたらした(火。火が燃える)」(「マウイ」のAU音がO音に変化して「モイ」と、「ヘウ」のH音が脱落し、EU音がU音に変化し、「モイ」の語尾のI音と連結して「モユ」となつた)
(2)「マウ・エ・ル」、mau-e-ru(mau,maumau=waste,to no purpose;e=to denote action in progress or temporary condition;ru=shake,scatter)、「(燃やすことによったすべてを)無駄に・して・しまう(燃える)」(「マウ」のAU音がO音に変化して「モ」となった)
013 cloud (1)くも
(2)くも
kapua
(ao)
(1),(2)「クク・モフ」、kuku-mohu(kuku=firm,thickened;mohu=smoulder)、「厚い・煙(雲)」(「クク」の反復語尾が脱落して「ク」と、「モフ」のH音が脱落して「モ」となつた)
014 cold (1)さむし
(2)さむい
makariri (1)「タハ・ムイ・チ」、taha-mui-ti(taha=spasmodic twitching of the muscles;mui=molest;ti=throw,overcome)、「(身体が)震える・悩みに・さいなまれる(寒い)」(「タハ」のH音が脱落して「サ」と、「ムイ」の語尾のI音が脱落して「ム」となった)
(2)「タハ・ムイ」、taha-mui(taha=spasmodic twitching of the muscles;mui=molest)、「(身体が)震えて・悩まされる(寒い)」(「タハ」のH音が脱落して「サ」となった)
015 to come (1)く
(2)くる
haere mai (1)「ク・ウ」、ku-u(ku=silent;u=be fixed,reach the land,arrive by water)、「静かに・到着する(来)」(「ク」のU音と「ウ」のU音が連結して「ク」となつた)
(2)「ク・ウル」、ku-uru(ku=silent;uru=enter,arrive)、「静かに・到着する(来る)」(「ク」のU音と「ウル」の語頭のU音が連結して「クル」となつた)
016 to die (1)しぬ
(2)しぬ
marere (1),(2)「チヒ・ヌイ」、tihi-nui(tihi=moan;nui=large)、「大いに・嘆き悲しむ(死ぬ)」(「チヒ」のH音が脱落して「シ」と、「ヌイ」の語尾のI音が脱落して「ヌ」となった)
017 dog (1)いぬ
(2)いぬ
kuri (1),(2)「イ・ヌイ」、i-nui(i=ferment,be stirred;nui=large,many)、「たくさんの(子犬が)・湧いて出る(ように産まれる動物。犬)」(「ヌイ」の語尾のI音が脱落して「ヌ」となった)
018 to drink (1)のむ
(2)のむ
inu (1),(2)「(ン)ガウ・ム」、ngau-mu(ngau=bite,hurt,attack;mu=silent)、「静かに(音を立てずに)・噛む(飲む)」(「(ン)ガウ」のNG音がN音に、AU音がO音に変化して「ノ」となった)
019 dry (1)かわく
(2)かわいた
maroke (1)「カ・ワ・アク」、ka-wa-aku(ka=take fire,burn;wa=definite space;ita=tight,fast;aku=scrape,cleanse)、「(ものの)表面を・火で炙って・綺麗にする(水分を飛ばす。乾く)」(「ワ」のA音と「アク」の語頭のA音が連結して「ワク」となった)
(2)「カ・ワ・イタ」、ka-wa-ita(ka=take fire,burn;wa=definite space;ita=tight,fast)、「(ものの)表面を・火で炙って・(水を吸って柔らかいものを)堅くする(乾いた)」
020 ear (1)みみ
(2)みみ
taringa (1),(2)「ミミ(ン)ゴ」、mimingo(shrivelled up)、「(身体の中の)皺が寄っている(部分。耳)」(語尾のNGO音が脱落して「ミミ」となった)
021 earth (1)つち
(2)つち
oneone (1),(2)「ツヒ・チ」、tuhi-ti(tuhi=adornment of a surface by pattern or colour;ti=throw,cast)、「(大地の)表面を飾るように・撒き散らされているもの(土)」(「ツヒ」のH音が脱落して「ツ」となった)
022 to eat (1)くふ
(2)たべる
kai (1)「クフ」、kuhu(insert)、「(食物を口の中に)入れる(食う)」
(2)「タパエ・ルイ」、tapae-rui(tapae=lay one on another,place before a person;rui=shake down,cause to fall in drops)、「(食物を)次から次に積み上げて・(口の中に)落とし込む(食べる)」(「タパエ」のAE音がE音に変化して「タペ」から「タベ」と、「ルイ」の語尾のI音が脱落して「ル」となった)
023 egg (1)こ
(2)たまご
hua manu (1)「コ」、ko(descendant)、「子孫(となるもの。卵)」
(2)「タ・マカウ」、ta-makau(ta=the...of;makau=object of affection,favourite)、「たいへん・好まれるもの(卵)」(「マカウ」のAU音がO音に変化して「マコ」から「マゴ」となった)
024 eye (1)め
(2)め
kanohi (1),(2)「メイ・メ」、mei-me(mei=according to,judging by;me=thing)、「(見ることによって)判断する・もの(目)」(「メイ」の語尾のI音が脱落して「メ」となり、「メ・メ」の反復語尾が脱落して「メ」となった)
025 fat (1)あぶら
(2)あぶらみ
(3)"こえる"
ngako
(hinu)
(1)「アプ・ラ(ン)ギ」、apu-rangi(apu=force one's way into the ground,heap upon;rangi,rangirangi=roast,scoach)、「炙ると・大地に滴り落ちるもの(脂)」(「ラ(ン)ギ」の語尾のNGI音が脱落して「ラ」となった)
(2)「アプ・ラ(ン)ギ・アミ」、apu-rangi-ami(apu=force one's way into the ground,heap upon;rangi,rangirangi=roast,scoach;ami=gather,collect)、「炙ると・大地に滴り落ちるものが・集まったもの(脂身)」(「ラ(ン)ギ」の語尾のNGI音が脱落して「ラ」となり、「ラ」のA音と「アミ」の語頭のA音が連結して「ラミ」となった)
(3)「カウアエ・ルイ」、kauae-rui(kauae=chin;rui=shake down,cause to fall in drops)、「顎が・垂れ下がる(太る。肥える)」(「カウアエ」のAU音がO音に、AE音がE音に変化して「コエ」となり、「ルイ」の語尾のI音が脱落して「ル」となった)
026 feather (1)はね
(2)はね
huruhuru
(raukura)
(1),(2)「ハナ・アイ」、hana-ai(hana=shine,glow,gleam;ai=procreate,beget)、「(飾りにつけることによって)華やかさを・生むもの(羽根)」(「ハナ」の語尾のA音と「アイ」の語頭のA音が連結して「ハナイ」となり、そのAI音がE音に変化して「ハネ」となった)
027 fire (1)ひ
(2)ひ
ahi (1),(2)「アヒ」、ahi(fire)、「火」(語頭のA音が脱落して「ヒ」となった)
028 fish (1-1)うを
(1-2)な
(2)さかな
ika (1-1)「ウ・ワウ」、u-whau(u=be fixed;whau=roe of gurnard)、「(腹に)卵を・抱いている(魚)」(「ワウ」のAU音がO音に変化して「ヲ」となった)
(1-2)「ナ」、na(satisfied,content,indicating parentage or descent)、「満足する(立派な。魚)」または「親の(魚。成魚)」
(2)「タカ・ナ」、taka-na(taka=turn,revolve,be completely encircled;na=satisfied,indicating parentage or descent,belonging to)、「網にかかった・立派な(魚)」
029 to fly (1)とぶ
(2)とぶ
rere (1),(2)「トパ・アウ」、topa-au(topa=fly,soar;au=firm,sound,certainly)、「きちんと・飛ぶ」(「トパ」の語尾のA音と「アウ」の語頭のA音が連結し、さらにAU音がU音に変化して「トプ」から「トブ」となった)
030 foot (1)あし
(2)あし
waewae (1),(2)「アチ」、ati(offspring,descendant(atiati=drive away))、「(歩いて)去るもの(足)」
031 full (1)みつ
(2)いっぱい
(3)"たくさん"
ki (1)「ミイイ・ツ」、mii-tu((Hawaii)mii=clasp,clutch,pinch;tu=stand,fight with)、「しっかりと・締め上げる(入る余地がない。満つ)」(「ミイ」の反復語尾が脱落して「ミ」となつた)
(2)「イプ・アイ」、ipu-ai(ipu,ipuipu=pool;ai=substantive,procreate,beget)、「池が・充満している(いっぱい)」(「イプ」と「アイ」が連結して「イッパイ」となった)
(3)「タク(ン)ガ・タ(ン)ガ」、takunga-tanga(takunga=anything of no great moment,trifle;tanga=be assembled)、「(つまらない)ものが・集まった(沢山)」(「タク(ン)ガ」の語尾のNGA音が脱落して「タク」と、「タ(ン)ガ」のNG音がN音に変化して「タナ」から「タン」、「サン」となった)
032 to give (1)あたふ
(2)あげる
homai (1)「アタ・アフ」、ata-ahu(ata=clearly,openly,quite;ahu=tend,foster)、「純粋に(下心なしに)・援助する(与う)」(「アタ」の語尾のA音と「アフ」の語頭のA音が連結して「アタフ」となった)
(2)「ア・(ン)ゲル」、a-ngeru(a=the...of,belonging to;ngeru,ngerungeru=smooth,soft)、「関係を円滑にする・もの(贈り物をする。(物を)上げる)」(「(ン)ゲル」のNG音がG音に変化して「ゲル」となった)
033 good (1)よし
(2)いい
(3)"よい"
pai (1)「イオ・オチ」、io-oti(io=stand firm;oti=finished)、「きちんと・納まった(良し)」(「イオ」の語尾のO音と「オチ」の語頭のO音が連結して「イオチ」から「ヨシ」となった)
(2)「イ・イ」、i-i(i=past tense,be stirred of the feelings(whakai=self-conceited))、「自惚れ・た(満足した。良い)」
(3)「イオ・イ」、io-i(io=stand firm;i=past tense,be stirred of the feelings(whakai=self-conceited))、「しっかりと・自惚れた(満足した。良い)」
034 green (1)あをし
(2)あおい
(3)"みどり"
kakariki (1)「アオ・チ」、ao-ti(ao=daytime,dawn,cloud;ti=throw,cast)、「昼間の・(光が)満ちている(空の色。青し)」(古語の「あお(青)」は、白から黒にいたる広い範囲の色を指す語です。雑楽篇(その二)の623青馬の項を参照してください。)
(2)「アオ・イ」、ao-ti(ao=daytime,dawn,cloud;ti=throw,cast)、「昼間の・(光が)満ちた(空の色。青い)」
(3)「ミイ・タウリア」、mii-tauria((Hawaii)mii=attractive,good-looking;tauria=tau=loop or thong of a bush)、「綺麗な・茂みの樹冠(の色。緑)」(「ミイ」の反復語尾が脱落して「ミ」と、「タウリア」のAU音がO音に変化し、語尾のA音が脱落して「トリ」から「ドリ」となった)
035 hair (1)け
(2)け
(3)"かみのけ"
huruhuru
(makawe)
(1),(2)「ケイ」、kei(stern of a canoe,etc.)、「(舟の舳先のように)身体のてっぺんを飾っているもの(頭髪。毛)」(語尾のI音が脱落して「ケ」となった)
(3)「カ・アミ・ノ・ケイ」、ka-ami-no-kei(ka,kaka=fibre,single hair,line;ami=gather,collect;no=of;kei=stern of a canoe,etc.)、「(舟の舳先のように)身体のてっぺんを飾っているもの(頭髪。毛)」(「カ」のA音と「アミ」の語頭のA音が連結して「アミ」と、「ケイ」の語尾のI音が脱落して「ケ」となった)
036 hand (1)て
(2)て
ringaringa (1),(2)「テ」、te(crack)、「(先が)分かれて(指になって)いるもの(手)」
037 head (1)かしら
(2)あたま
upoko (1)「カハ・チラハ」、kaha-tiraha(kaha=crested grebe;tiraha=bundle)、「(カイツブリの冠毛のように)飾り立てた・荷物のような(頭)」(「カハ・チラハ」のH音が脱落して「カ・チラ」から「カシラ」となった)
(2)「ア・タマ」、a-tama(a=the...of,belonging to;tama=spirit,emotion)、「精神が・宿る場所(頭)」
038 to hear (1)きく
(2)きく
rongo (1),(2)「キ・クフ」、ki-kuhu(ki=saying;kuhu=insert)、「(人の)言うことが・(頭の)中に入る(聞く)」(「クフ」のH音が脱落して「ク」となった)
039 heart (1-1)こころ
(1-2)きも
(2)しんぞう
manawa (1-1)「コ・コロ」、ko-koro(ko=to give emphasis;koro=desire,intend)、「強い・意志(心)」
(1-2)「キ・マウ」、ki-mau(ki=full,very;mau=fixed,firm)、「強く・確立したもの(精神。心)」(「マウ」のAU音がO音に変化して「モ」となった)
(2)漢語起源につき対象外
040 horn (1)つの
(2)つの
haona (1),(2)「ツ・(ン)ガウ」、tu-ngau(tu=fight with,energetic;ngau=bite,hurt,attack)、「荒々しく・攻撃するもの(角)」(「(ン)ガウ」のNG音がN音に、AU音がO音に変化して「ノ」となった)
041 I (1-1)われ
(1-2)な
(2)わたし
(3)"わたくし"
ahau (1-1)「ワレ」、ware(ignorant,thoughtless)、「無知な者(卑称。我)」
(1-2)「ナ」、na(satisfied,content)、「満足している者(汝)」
(2)「ワタ・チ」、whata-ti(whata=elevate,hang,be laid;ti=throw,cast)、「放り出されて・横たわっている者(卑称。私)」
(3)「ワタ・クチ」、whata-kuti(whata=elevate,hang,be laid;kuti=contract)、「放り出されて・小さくなっている者(卑称。私)」
042 to kill (1)ころす
(2)ころす
patu (1),(2)「コ・ロツ」、ko-rotu(ko=to give emphasis;rotu=put persons into a deep sleep by means of a spell)、「実に・呪文を唱えて人を深い眠りに落とす(殺す)」
043 knee (1)ひざ
(2)ひざ
turi (1),(2)「ヒ・タタ」、hi-tata(hihi=raise,draw up;tata=stalk,stem)、「(幹のような)脚を・持ち上げるもの(膝)」(「タタ」の反復語尾が脱落して「タ」から「ザ」となつた)
044 to know (1)しる
(2)しってる
matau
(mohio)
(1)「チチ・ル」、titi-ru(titi=peg,fasten with pegs or nails;ru=shake,scatter)、「散乱するもの(失われる記憶・知識)を・しっかりと留める(記憶に残す。知る)」(「チチ」の反復語尾が脱落して「チ」から「シ」となった)
(2)「チテイ・ル」、titei-ru(titei=spy;ru=shake,scatter)、「散乱するもの(失われる記憶・知識)を・ひそかに探って知る(知っている)」(「チテイ」が「チッテイ」から「シッテイ」となった)
045 leaf (1)は
(2)は
rau (1),(2)「ワ」、wha(leaf)、「葉」(WH音がH音に変化して「ハ」となった。)
046 to lie (1)こやる
(2)ねてる
(3-1)"ふす"
(3-2)"ねる"
takoto (1)「コヒア・ル」、kohia-ru(kohia=be emaciated;ru=shake,scatter)、「憔悴して・横たわる(こやる)」(「コヒア」のH音が脱落して「コヤ」となった)
(2)「ネイ・テイ・ル」、nei-tei-ru(nei,neinei=stretch foreward;tei,teitei=high,lofty;ru=shake,scatter)、「(身体を)伸ばして・高いところに・横たわる(寝る)」(「ネイ」の語尾のI音が脱落して「ネ」となった)
(3-1)「プツ」、putu(lie in a heap)、「高いところに・横たわる(寝る)」(P音がF音を経てH音に変化して「フツ」から「フス」となった)
(3-2)「ネイ・ル」、nei-ru(nei,neinei=stretch foreward;ru=shake,scatter)、「(身体を)伸ばして・横たわる(寝る)」(「ネイ」の語尾のI音が脱落して「ネ」となった)
047 liver (1)きも
(2)きも
ate (1),(2)「キ・マウ」、ki-mau(ki=full,very;mau=fixed,firm)、「確立したもの(精神。胆力)が・満ちている(場所。肝)」(「マウ」のAU音がO音に変化して「モ」となった)
048 long (1)ながし
(2)ながい
roa (1)「ナ・アカ・チ」、na-aka-ti(na=belonging to;aka=long and thin roots of trees;ti=throw,cast)、「長くて細い根が・横たわっている・ように(長い)」(「ナ」のA音と「アカ」の語頭のA音が連結して「ナカ」から「ナガ」となった)
(2)「ナ・アカ・イ」、na-aka-i(na=belonging to;aka=long and thin roots of trees;i=past tense,beside,by)、「長くて細い根が・横たわっ・たように(長い)」(「ナ」のA音と「アカ」の語頭のA音が連結して「ナカ」から「ナガ」となった)
049 louse (1)しらみ
(2)しらみ
kutu (1),(2)「チラハ・アミ」、tiraha-ami(tiraha=slow;ami=gather,collect)、「ゆっくり這い回って・群集する(虫。虱)」(「チラハ」のH音が脱落して「チラ」から「シラ」となり、その語尾のA音と「アミ」の語頭のA音が連結して「シラミ」となった)
050 man (1)を
(2)おとこ
tangata
(tane)
(1)「ワウ」、wau(I,me)、「私(男)」(AU音がO音に変化して「ヲ」となった)
(2)「オ・トカウ」、o-tokau(o=the...of;tokau=plain,devoid of ornament)、「装身具を着けない・者(男)」(「トカウ」のAU音がO音に変化して「トコ」となった)
または「オ・トコ」、o-toko(o=the...of;toko=pole,rod(tokotoko=quater-staff))、「六尺棒(武器)を使う・者(男)」
                                                                                                                                                                                       

             

                                                                                                            
051 many (1)おほし
(2)たくさん
maha
(wene)
(1)「オホ・チ」、oho-ti(oho=surprise,fruitfull;ti=throw,cast)、「多くの成果が・ある(多い)」
(2)「タク(ン)ガ・タ(ン)ガ」、takunga-tanga(takunga=anything of no great moment,trifle;tanga=be assembled)、「つまらない物が・集まっている(沢山)」(「タク(ン)ガ」の語尾のNGA音が脱落し、「タ(ン)ガ」のNG音がN音に変化して「タナ」から「タン」、「サン」となった)
052 meat (1)しし
(2)にく
miti
(kiko)
(1)「チチ」、titi(go astray)、「(山野を)うろつく(動物。その肉)」
(2)「ニヒ・ク」、nihi-ku(nihi=move stealthly;ku=silent)、「静かに・音を立てずに動くもの(肉)」(「ニヒ」のH音が脱落して「ニ」となった)
053 moon (1)つき
(2)つき
marama (1),(2)「ツキ」、tuki(beat,give the time to paddlers in a canoe)、「(舟を漕ぐ際の拍子取のように)時間の経過を教える(天体。月)」
054 mountain (1)やま
(2)やま
maunga (1),(2)「イア・マ」、ia-ma(ia=indeed;ma=white,clean)、「実に・清らかな場所(山)」
055 mouth (1)くち
(2)くち
mangai (1),(2)「クチ」、kuti(contract)、「閉じるもの(口)」
056 name (1)な
(2)なまえ
ingoa (1)「ナ」、na(possessed by)、「(それが)所有するもの(名前)」
(2)「ナ・マエ」、na-mae(na=the...of,belonging to,by way of;mae=languid,withered)、「それによって・支配されるもの(名前を知られるとその者の言いなりにされるという信仰による。名前)」
057 neck (1)くび
(2)くび
kaki
(ua)
(1),(2)「クフ・ピ」、kuhu-pi(kuhu=thrust in,insert;pi=eye)、「眼球が・挿入されているもの(首・頸)」(「クフ」のH音が脱落して「ク」となった)
058 new (1)あらたし
(2)あたらしい
hou (1),(2)「アラ・タハ・チ」、ara-taha-ti(ara=rise,awake;taha=side,edge;ti=throw,cast)、「(時の流れの)端(最近)に・出現して・(片端から)打ち捨てられるような(新しい)」(「タハ」のH音が脱落して「タ」となって「アラタシ」となり、のちに子音が交替して「アタラシ」から「アタラシイ」となった)
059 night (1)よ
(2)よる
po (1)「イホ」、iho(downwards)、「(太陽が地平の)下に沈んだ(時。夜)」(H音が脱落して「イオ」から「ヨ」となった)
(2)「イホ・ル」、iho-ru(iho=downwards;ru=shake,scatter)、「(太陽が地平の)下に沈んで・放り出された(時。夜)」(H音が脱落して「イオ」から「ヨ」となった)
060 nose (1)はな
(2)はな
ihu (1),(2)「ハ・アナ」、ha-ana(ha=breathe;ana=cave)、「呼吸する・穴(鼻)」(「ハ」のA音と「アナ」の語頭のA音が連結して「ハナ」となった)
061 not (1-1)ぬ
(1-2)づ
(2)ない
ehara
(kohore)
(1-1)「ヌヌ」、nunu((Hawaii)greed,extort)、「(相手の意志に反して)強要する(否定する)」(反復語尾が脱落して「ヌ」となつた)
(1-2)「ツツ」、tutu(set on fire,insubordinate)、「反抗する(否定する)」(反復語尾が脱落して「ツ」から「ズ」となつた)
(2)「ナ・ハイ」、na-hai(na=belonging to;hai=not)、「否定に・属する(否定する)」(「ナ」のA音と「ハイ」のH音が脱落して「アイ」となった語頭のA音が連結して「ナイ」となった。)
062 one (1)ひと
(2)ひとつ
tahi (1)「ピト」、pito(at first)、「(数を数える順序の)第一(一)」(P音がF音を経てH音に変化して「ヒト」となった)
(2)「ピト・ツ」、pito-tu(pito=at first;tu=stand)、「(数を数える順序の)第一に・位置している(一つ)」(「ピト」のP音がF音を経てH音に変化して「ヒト」となった)
063 person (1)ひと
(2)ひと
tangata (1),(2)「ヒ・トフ(ン)ガ」、hi-tohunga(hi=rise,raise;tohunga=skilled person)、「抜きんでた・能力ある者(人)」(「トフ(ン)ガ」のNGA音が脱落して「トフ」となり、さらにH音が脱落して「トウ」から「ト」となった)
064 red (1)あかし
(2)あかい
whero (1)「ア・カ・チ」、a-ka-ti(a=the...of,belonging to;ka=take fire,be lighted,burn;ti=throw,cast)、「燃える火の・ようなものが・(置かれて)ある(赤い)」
(2)「ア・カ・イ」、a-ka-i(a=the...of,belonging to;ka=take fire,be lighted,burn;i=past tense,beside)、「燃える火の・ようなものが・(置かれて)ある(赤い)」
065 river (1)かは
(2)かわ
awa (1)「カハ」、kaha(rope)、「縄のような(川)」
(2)「カワ」、kawa(channel,passage between rocks or shaoals)、「水路(川)」
066 road (1)みち
(2)みち
huarahi
(ara)
(1),(2)「ミ・チ」、mi-ti(mi=river,stream;ti=throw,cast,overcome)、「水が(川のように流れて)・平らにした(跡のような。道)」
067 root (1)ね
(2)ね
pakiaka (1),(2)「ネイ」、nei(=neinei=stretch foreward)、「(下へ)伸びてゆくもの(根)」(語尾のI音が脱落して「ネ」となつた)
068 round (1)まろ
(2)まるい
(3)"まあるい"
porotaka (1)「マ・アロ」、ma-aro(ma=white,clean,for,by,to emphasis;aro=front,face)、「清らかな(子供の)・顔のような(丸い)」(「マ」のA音と「アロ」の語頭のA音が連結して「マロ」となった)
(2)「マ・ルル・イ」、ma-ruru-i(ma=white,clean,for,by,to emphasis;ruru=tie,enclose;i=past tense,beside)、「実に・(ぐるりと線で)取り囲んだような(丸い)」(「ルル」の反復語尾が脱落して「ル」となつた)
(3)「マワル・イ」、mawharu-i(mawharu=the moon on the twelfth or thirteenth day;i=past tense,beside)、「(十二夜から)十三夜・あたりの月のような(丸い)」(「マワル」のWH音が脱落して「マアル」となった)
069 saliva (1)つはき
(2)つば
huware (1)「ツワ・キ」、tuwha-ki(tuwha,tuha=spit;ki=full,very)、「唾・そのもの」(WH音がH音に変化して「ツハ」となった)
(2)「ツ・パハ」、tu-paha(tu=fight with,energetic;paha=arrive suddenly,foam etc.,attack)、「強く吐く・泡のようなもの(唾)」(「パハ」のH音が脱落して「パ」から「バ」となった)
070 sand (1)いさご
(2)すな
onepu (1)「イタ・(ン)ガウ」、ita-ngau(ita=tight,fast,compact;ngau=bite,hurt,attack)、「細かく・砕かれたもの(砂)」(「(ン)ガウ」のNG音がG音に、AU音がO音に変化して「ゴ」となった)
(2)「ツ・ウ(ン)ガ」、tu-unga(tu=stand,settle;unga=act or circumstance of becoming firm)、「(液体から固体へ)固まりかけて・いるもの(砂)」(「ツ」のU音と「ウ(ン)ガ」の語頭のU音が連結し、NG音がN音に変化して「ツナ」から「スナ」となつた)
071 to say (1)いふ
(2)ゆう
(3-1)"はなす"(3-2)"しゃべる"
ki
(korero)
(1),(2)「イ・フ」、i-hu(i=ferment,be stirred;hu=resound,make any inarticulare sound,tenor or drift of a speech)、「(心の中から)湧き上がるもの(思い)を・(音)声に出す(言う)」(「イフ」が後にH音が脱落して「イウ」から「ユウ」となった)
(3-1)「ハ・ナツ」、ha-natu(ha=breath,tenor of speech;natu=scratch,stir up,tear out)、「(感情の動き)高まりが・声となる(話す)」
(3-2)「チア・ペル」、tia-peru(tia=stick in,take a vigorous stroke in paddling;peru=fullness about the eyes and lips)、「唇を最大限に使って・元気よく(話し)続ける(しゃべる)」
072 to see (1)みる
(2)みる
(3)"ながめる"
kite (1),(2)「ミイ・ルル」、mii-ruru((Hawaii)mii=clasp,attractive;ruru=owl)、「ふくろうのように・(視線を)凝らす(見る)」(「ミイ・ルル」の反復語尾がそれぞれ脱落して「ミ・ル」となった)
(3)「(ン)ガ(ン)ガ・メ・ルル」、nganga-me-ruru(nganga=breathe heavily or with difficulty;me=as if;ruru=owl)、「まるで・ふくろうのように(視線を凝らして)・息をつめる(眺める)」(「(ン)ガ(ン)ガ」の最初のNG音がN音に、次のNG音がG音に変化して「ナガ」と、「ルル」の反復語尾が脱落して「ル」となった)
073 seed (1)たね
(2)たね
purapura
(kano)
(1),(2)「タハ・ネイ」、taha-nei(taha=side,edge;nei,neinei=stretch foreward)、「端から・(根が)伸びるもの(種子)」(「タハ」のH音が脱落して「タ」と、「ネイ」の語尾のI音が脱落して「ネ」となつた)
074 to sit (1)ゐる
(2)すわってる
(3)"すわる"
noho (1)「ヰ・ル」、whi-ru(whi=can,able;ru=shake,scatter)、「(足を)投げ出して・(じっとして)いる(居る)」
(2),(3)「ツ・ワル」、tu-wharu(tu=stand,settle;wharu=concave,depressed)、「凹み(のあるもの。椅子、座布団など)の・上に腰を下ろす(座る)」
075 skin (1)かは
(2)かわ
(3)"はだ"
kiri (1)「カハ」、kaha(edge,boundary,strong,strength)、「(身体の)端(の部分。皮)」
(2)「カハ・ワ」、kaha-wa(kaha=edge,boundary,strong,strength;wa=definite space,area)、「(身体の)端の・部分(皮)」(「カハ」のH音が脱落して「カ」となった)
(3)「ハ・アタ」、ha-ata(ha=breathe,odour;ata=gently,clearly)、「良い香りがする・清らかな(部分。肌)」(「ハ」のA音と「アタ」の語頭のA音が連結して「ハタ」から「ハダ」となった)
076 to sleep (1)いぬ
(2)ねむる
(3)"ねる"
moe (1)「イヒ・(ン)グ」、IHI-NGU(ihi=make a hissing or rushing noise,;ngu=ghost,silent,dumb,speechless,greedy)、「(幽霊のように)言葉は発さずに・鼾をかく(寝る)」(「イヒ」のH音が脱落して「イ」と、「(ン)グ」のNG音がN音に変化して「ヌ」となった)
(2)「ネイ・ムル」、nei-muru(nei,neinei=stretch foreward;muru=wipe,pluck off leaves etc.)、「(手足を)伸ばして・(羽根をもがれた鳥のように)動かないでいる(眠る)」(「ネイ」の語尾のI音が脱落して「ネ」となつた)
(3)「ネイ・ヘル」、nei-heru(nei,neinei=stretch foreward;heru=begin to flow,glide as anything floating in the water)、「(手足を)伸ばして・水に浮いたようになっている(寝る)」(「ネイ」の語尾のI音が脱落した「ネ」のE音と、「ヘル」のH音が脱落した「エル」の語頭のE音が連結して「ネル」となつた)
077 small (1)ちひさい
(2)ちいさい
nohinohi
(iti,riki)
(1),(2)「チヒ・イタ・アイ」、tihi-ita-ai(tihi=summit,top;ita=compact,tight,fast;ai=substantive)、「最高に・」(「チヒ」の語尾のI音と「イタ」の語頭のI音が連結して「チヒタ」から「チヒサ」となり、その語尾のA音と「アイ」の語頭のA音が連結して「チヒサイ」となった。のちにそのH音が脱落して「チイサイ」となった)
078 smoke (1)けぶり
(2)けむり
auahi
(ahuahi)
(1)「ケ・プ・ウリ」、ke-pu-uri(ke=strange,different;pu=blow gently;uri=dark,deep in colour)、「変わった・濃い色の・微風(煙)」(「プ」のU音と「ウリ」の語頭のU音が連結して「プリ」から「ブリ」となった)
(2)「ケ・ムリ」、ke-muri(ke=strange,different;muri=breeze,sigh)、「変わった・微風(煙)」
079 to stand (1)たつ
(2)たってる
tu
(mekari)
(1),(2)「タ・ツ」、 ta-tu(ta=dash,lay;tu=stand,be erect)、「元気よく・立ち上がる(立つ)」
080 star (1)ほし
(2)ほし
whetu (1),(2)「ホウ・チ」、hou-ti(hou=distant;ti=throw,cast)、「遠い(天上に)・放り出されているもの(星)」(「ホウ」の語尾のU音が脱落して「ホ」となつた)
または「パウ・チ」、pau-ti(pau=consumed,exhausted;ti=throw,cast)、「(天上に)放り出されて・消耗した(光がかすかになったもの。星)」(「パウ」のP音がF音を経てH音に、AU音がO音に変化して「ホ」となつた)
081 stone (1)いし
(2)いし
kohatu (1),(2)「イ・チ」、i-ti(i=past tense;ti=throw,cast)、「(大地から切り離されて地上に)放り出され・たもの(石)」(岩、「イ・ワ」、i-wha(i=past tense;wha=be disclosed)、「(大地からその先端を)現わし・たもの(岩)」と対比した表現と解します。)
082 sun (1)ひ
(2)ひ
ra (1),(2)「ヒ」、hi(rise,dawn)、「(天に昇って夜明けをもたらす)世を照らすもの(日。太陽)」
083 to swim (1)およぐ
(2)およぐ
kau (1),(2)「オイ・アウ・(ン)グ」、oi-au-ngu(oi=shudder,move continuously;au=firm,intense;ngu=squid,a person unable to swim,greedy)、「(手足を)必死になって・鋭く・動かし続ける(泳ぐ)」(「オイ」のI音と「アウ」のAU音が変化したO音と連結して「オヨ」となり、「(ン)グ」のNG音がG音に変化して「グ」となった)
084 tail (1)を
(2)しっぽ
whiore
(hiku)
(1)「ワウワウ」、wauwau(a pointed pole used to loosen the earthfor cultivation,etc.)、「先が尖ったもの(尾)」(AU音がO音に変化し、反復語尾が脱落して「ヲ」となった)
(2)「チ・ツポウ」、ti-tupou(ti=throw,cast;tupou=bow the head,stoop down)、「(体から)でている・垂れているもの(尾)」(「ツポウ」の語尾のU音が脱落して「ツポ」から「ッポ」となった)
085 that (1)かれ
(2)あれ
tera (1)「カ・レ」、ka-re(ka=suggested cource of action;re=see!)、「あの(方向に)・見えるもの(かれ)」
(2)「ア・レ」、a-re(a=of,belonging to,at;re=see!)、「あの(あそこに)・見えるもの(あれ)」
086 this (1)これ
(2)これ
tenei (1),(2)「コ・レ」、ko-re(ko=of place,to,at;re=see!)、「ここ(の場所に)・見えるもの(これ)」
087 thou (1)なれ
(2)あなた
koe (1)「ナ・レヘ」、na-rehe(na=belonging to,by;rehe=expert,neat-handed deft person)、「熟練者(または老練者)・である(あなた(汝)。尊称)」(「レヘ」のH音が脱落して「レ」となった)
(2)「アナ・アタ」、ana-ata(ana=to denote a temporary condition or a continuing action;ata=gently,clearly,deliverately)、「清らかで・いらっしゃる(あなた(貴方)。尊称)」(「アナ」の語尾のA音と「アタ」の語頭のA音が連結して「アナタ」となつた)
088 tongue (1)した
(2)した
arero (1),(2)「チタハ」、titaha(lean to one side,pass on one side)、「(口から)一方に(下に)垂れ下がるもの(舌)」(H音が脱落して「チタ」から「シタ」となった)
089 tooth (1)は
(2)は
niho (1),(2)「パ」、pa(stockade,fortified place)、「(柵を巡らした)砦の柵のように並ぶもの(歯)」(P音がF音を経てH音に変化して「ハ」となった)
090 tree (1)き
(2)き
rakau (1),(2)「キヒ」、kihi(strip of branches,etc.)、「枝葉(を茂らせているもの。木)」(H音が脱落して「キ」となった)
091 two (1)ふた
(2)ふたつ
rua (1)「プタ」、puta((two armie's)battle(putahi=join as two paths or streams;putaihu=nostril(two holes)))、「二つ(の軍隊に分かれて行う戦争のような。二)」(P音がF音を経てH音に変化して「フタ」となった)
(2)「プタ・ツ」、puta-tu(puta=(two armies)battle(putahi=join as two paths or streams;putaihu=nostril(two holes);tu=stand)、「二つ(の軍隊に分かれて行う戦争が)・ある(二つ)」(「プタ」のP音がF音を経てH音に変化して「フタ」となった)
092 to walk (1)あゆむ
(2)あるく
haere (1)「アイ・ウ・ム」、ai-u-mu(ai=marking the time or place of an action or event;u=be fixed,reach the land;mu=silent)、「無言で・(歩き)続けて・目的地に達する(歩む)」
(2)「アル・ク」、aru-ku(aru=follow,pursue;ku=silent)、「無言で・(目的地へ)向かう(歩く)」
093 warm (1)あたたけし
(2)あたたかい
mahana (1)「アタ・タカイ・チ」、ata-takai-ti(ata=gently,deliverately;takai=wrap up,wrap round;ti=throw,cast)、「ほどよく・(衣服・寝具などに)包まれた・(状態で放り出されて)いる(暖たけし)」(「タカイ」のAI音がE音に変化して「タケ」となった)
(2)「アタ・タカイ」、ata-takai(ata=gently,deliverately;takai=wrap up,wrap round)、「ほどよく・(衣服・寝具などに)包まれている(暖かい)」
094 water (1)みづ
(2)みず
wai (1),(2)「ミ・ツ」、mi-tu(mi=stream;tu=stand)、「(流れる)水が・静止している(水)」
095 we (1)われ
(2)わたしたち
(3)"われわれ"
tatou (1)「ワレ」、ware(ignorant)、「無知な者(我。卑称)」
(2)「ワタ・チ・タ・アチ」、whata-ti-ta-ati(whata=elevate,hang,be laid;ti=throw,cast;ta=the...of,dash,lay;ati=descendant,clan)、「放り出されて・横たわっている者の・同じ・部族の者(私達。卑称)」(「タ」のA音と「アチ」の語頭のA音が連結して「タチ」となった)
(3)「ワレワレ」、ware-ware(ware=ignorant;wareware=thoughtless,mean)、「思慮なき者達(我々。卑称)」
096 what? (1)なに
(2)なに
aha (1).(2)「ナ・アネイ」、na-anei(na=belonging to;anei=here,in this case)、「(これは)どのような状況・にある(のか)」(「ナ」のA音と「アネイ」の語頭のA音が連結し、EI音がI音に変化して「ナニ」となつた)
097 white (1)しろし
(2)しろい
ma (1)「チ・ロイ・チヒ」、ti-roi-tihi(ti=throw,cast;roi=fern root;tihi=summit,top,lie in a heap)、「盛り上げられた・(土から)掘り出された・(羊歯の)根のような(色の白い)」(「ロイ」の語尾のI音と「チヒ」のH音が脱落して「ロチ」から「ロシ」となつた)
(2)「チ・ロイ」、ti-roi(ti=throw,cast;roi=fern root)、「(土から)掘り出された・(羊歯の)根のような(色の白い)」
098 who? (1)た
(2)だれ
wai (1)「タ」、ta(dash,lay)、「(そこに)居る者(誰)」
(2)「タ・レヘ」、ta-rehe(ta=dash,lay;rehe=expert,neat-handed deft person)、「(そこに)居る・熟練(または老練)者(誰。尊称)」(「レヘ」のH音が脱落して「レ」となった)
099 woman (1)め
(2)おんな
wahine (1)「マイ」、mai(clothing(maimai=a dance to welcome guest at a lamentation))、「着飾る(または儀式で踊りを踊る)者(女)」(AI音がE音に変化して「メ」となった)
(2)「オ・ナナ」、o-nana(o=the...of;nana=tend carefully,nurse)、「人の世話(看護・育児)を・する者(女)」
100 yellow (1)き
(2)きいろい
kowhai
(pungapunga)
(1)「キヒヒ」、kihihi(Pittosporum crassifolium) 、「(黄色の花を咲かせる)トベラノキの花の(色のような。黄色の)」(H音が脱落して「キイイ」から「キ」となつた)
(2)「キヒヒ・ロイ」、kihihi-roi(kihihi=Pittosporum crassifolium;roi=tied)、「(黄色の花を咲かせる)トベラノキの花に・くっついている(色のような。黄色の)」(「キヒヒ」のH音が脱落して「キイイ」から「キイ」となつた)
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      
101 and (1)と
(2)と
(ma) (1),(2)「ト」、to(the one of,that of)、「(何か)の一つ(であるもの)」
102 arm (1)かひな
(2)うで
ringaringa (1)「カハ・ヒ(ン)ガ」、kaha-hinga(kaha=strong,strength;hinga=fall from an errect position)、「力強く・(武器・斧などを)振り下ろすもの(かひな(腕))」(「カハ」のH音が脱落して「ヒ」と、「ヒ(ン)ガ」のNG音がN音に変化して「ヒナ」となった)
(2)「ウ・テ」、u-te(u=be fixed;te=crack)、「(先が裂けているもの)手を・固定しているもの(腕)」
103 animal (1)いきもの
(2)どうぶつ
(3-1)"けだもの"
(3-2)"よつあし"
kararehe (1)「イヒ・キ・モノ」、ihi-ki-mono(ihi=power,authrity,charm;ki=full,very;mono=disable by means of incantations,an incantation to disable an army)、「(まじないをかけるように)人を威圧する・大きな・力を持つもの(生き物)」(「イヒ」のH音が脱落して「イ」となった)
(2)漢語につき対象外
(3-1)「ケ・タ・モノ」、ke-ta-mono(ke=strange,different;ta=dash,beat,lay;mono=disable by means of incantations,an incantation to disable an army)、「変わった・(まじないをかけるように)人を威圧して・襲ってくるもの(けだもの)」
(3-2)「イオ・オツ・アチ」、io-otu-ati(io=spur,ridge,tough,hard;otu=the part of the figurehead or of the stern-post of a canoe which prevents water from coming into a canoe;ati=descendant)、「(カヌーの舷側に)そそり立つ・(舳先と艫の両側の)防水板のような(四つの)・(身体の末端にある)足を持つもの(四つ足の。動物)」(「イオ」のO音と「オツ」の語頭のO音が連結して「ヨツ」となった)
104 back (1-1)そ
(1-2)せ
(2)せなか
tuara
(angahate)
(1-1)「タウ」、tau(turn away,look in another direction)、「返す(振り返る)側(背)」(AU音がO音に変化して「ト」から「ソ」となった)
(1-2)「タイ」、tai(the other side)、「(正面の)反対側(背)」(AI音がE音に変化して「テ」から「セ」となつた)
(2)「タイ・ナカ」、tai-naka(tai=the other side;naka=denoting position near)、「(正面の)反対側(背)の・その(近い)場所(背中)」(「タイ」のAI音がE音に変化して「テ」から「セ」となつた)
105 bad (1)あし
(2)わるい
kino (1)「アチアチ」、atiati(drive away)、「(追い返すまたは拒否するほど)悪い(悪し)」(反復語尾が脱落して「アチ」から「アシ」となつた)
(2)「ワ・ルイ」、wha-rui(wha=disclosed;rui=brandish)、「やたらに剣を振り回す(ような悪行が)・明るみに出るような(悪い)」
106 because (1)ゆゑ
(2)-から
no te mea
(hoki)
(1)「イ・ウ・ワイ」、i-u-wai(i=past tense;u=be firm,be fixed;wai=who?,what?,indefinite)、「(誰がとか何がとか)不確定なことが・確定・したので(故に)」(「ワイ」のAI音がE音に変化して「ヱ」となった)
(2)「カ・ラ」、ka-ra(ka=to denote the commencement of a new action or condition;ra=by way of)、「(ある)理由に・よつて(・・・から)」
107 to blow (1)ふく
(2)ふく
pupuhi (1),(2)「プ・ク」、pu-ku(pu=blow gently;ku=silent,make a low inarticulate sound)、「静かに・優しく(風が)吹く(吹く)」(「プ」のP音がF音を経てH音に変化して「フ」となった)
108 to breath (1)いきづく
(2)いきをする
ta te manawa (1)「イヒ・キヒ・ツク」、ihi-kihi-tuku(ihi=make a hissing or rushing noise;kihi=indistinct of sound,barely audible;tuku=let go,set to)、「ようやく聞こえるほどの・かすかな音を立てて・(呼吸を)する(息づく)」(「イヒ・キヒ」のH音が脱落して「イ・キ」となった)
(2)「イヒ・キヒ・アウ・ツル」、ihi-kihi-au-turu(ihi=make a hissing or rushing noise;kihi=indistinct of sound,barely audible;au=firm,fast;turu=last a short time)、「ようやく聞こえるほどの・かすかな音を立てて・しっかりと・短く(呼吸を)する(息をする)」(「イヒ・キヒ」のH音が脱落して「イ・キ」と、「アウ」のAU音がO音に変化して「ヲ」となった)
109 child (1)わらは
(2)こども
tamaiti
(potiki)
(1)「ワラ・アハ」、wara-aha(wara=make an indistinct sound,desire;aha=what?,who?,do anything whatever)、「心のままに・何をするか分からない(習性があるもの。童)」(「ワラ」の語尾のA音と「アハ」の語頭のA音が連結して「ワラハ」となつた)
(2)「コト・マウ」、koto-mau(koto=loathing,averse;mau=fixed,continuing,entangled)、「じつとしているのを・嫌う(習性があるもの。子供)」(「マウ」のAU音がO音に変化して「モ」となつた)
110 to count (1)かぞふ
(2)かぞえる
tauria(tatau) (1)「カ・タウ・フ」、ka-tau-hu(ka=to denote the commencement of a new action or condition;tau,tatau=count;hu=silent,quiet,secretly)、「ひそかに・数を数え・る(数ふ)」(「タウ」のAU音がO音に変化して「ト」から「ソ」、「ゾ」となつた)
(2)「カ・タウ・ヘル」、ka-tau-heru(ka=to denote the commencement of a new action or condition;tau,tatau=count;heru=begin to flow,glide)、「数を数え・流して・行く(数へる)」(「タウ」のAU音がO音に変化して「ト」から「ソ」、「ゾ」となつた)
111 to cut (1)きる
(2)きる
tapahi
(motu)
(1),(2)「キヒ・ル」、kihi-ru(kihi=cut off;ru=shake,agitate)、「切り・落とす(切る)」(「キヒ」のH音が脱落して「キ」となつた)
112 dark (1)くらし
(2)くらい
pouri (1)「クフ・ラヒ・チ」、kuhu-rahi-ti(kuhu=insert,conceal;rahi=great,abundant;ti=throw,cast)、「たいへん・奥深くに入っている(暗い)・状況に置かれている(暗し)」(「クフ・ラヒ」のH音が脱落して「ク・ラ」となった)
(2)「クフ・ラヒ」、kuhu-rahi(kuhu=insert,conceal;rahi=great,abundant)、「たいへん・奥深くに入っている(暗い)」(「クフ・ラヒ」のH音が脱落して「クウ・ライ」から「クライ」となった)
113 day (1)ひる
(2)ひるま
ra (1)「ヒ・ル(ン)ガ」、hi-runga(hi=rise,raise;runga=the top)、「(太陽が)昇って・上にある(時間。昼間)()()」(「ル(ン)ガ」の語尾のNGA音が脱落して「ル」となった)
(2)「ヒ・ル(ン)ガ・マ」、hi-runga-ma(hi=rise,raise;runga=the top;ma=white,clean)、「(太陽が)昇って・上にあり・(あたりが白い)明るい(時間。昼間)」(「ル(ン)ガ」の語尾のNGA音が脱落して「ル」となった)
114 to dig (1)ほる
(2)ほる
keri (1),(2)「ホウ・ル」、hou-ru(hou,houhou=dig up;ru=shake,agitate)、「掘り・上げる(掘る)」(「ホウ」のOU音がO音に変化して「ホ」となつた)
115 dirty (1)きたなし
(2)きたない
paruparu (1)「キ・タ(ン)ガイ・チ」、ki-tangai-ti(ki=full;tangai=bark,peel;ti=throw,cast)、「木の皮が・あたりにたくさん・放り出されている(汚し)」(「タ(ン)ガイ」のNG音がN音に変化して「タナイ」から「タナ」となった)
(2)「キ・タ(ン)ガイ」、ki-tangai(ki=full;tangai=bark,peel)、「木の皮が・あたりに充満している(汚い)」(「タ(ン)ガイ」のNG音がN音に変化して「タナイ」となった)
116 dull (1)にぶし
(2)にぶい
puhuki (1)「ヌイ・プフキ・チ」、nui-puhuki-ti(nui=large,many;puhuki=blunt,dull;ti=throw,cast)、「非常に・鈍い・状態に置かれている(鈍い)」(「ヌイ」のUI音がI音に変化して「ニ」と、「プフキ」のP音がB音に、H音およびK音が脱落して「ブウイ」から「ブ」となつた)
(2)「ヌイ・プフキ」、nui-puhuki(nui=large,many;puhuki=blunt,dull)、「非常に・鈍い(鈍い)」(「ヌイ」のUI音がI音に変化して「ニ」と、「プフキ」のP音がB音に、H音およびK音が脱落して「ブウイ」から「ブイ」となつた)
117 dust (1)ちり
(2)ほこり
puehu (1)「チ・イリ」、ti-iri(ti=throw,cast;iri=be elevated on something,hang)、「投げ捨てられて・(ものの)上につもるもの(塵)」(「チ」のI音と「イリ」の語頭のI音が連結して「チリ」となつた)
(2)「ホカ・ウリ」、hoka-uri(hoka=soar,fly;uri=dark,descendant)、「(空中に)舞い上がる・黒い(汚れた)もの(埃)」(「ホカ」の語尾のA音と「ウリ」の語頭のU音が連結してO音に変化して「ホコリ」となつた)
118 to fall (1)おつ
(2)おちる
hinga (1)「オ・ツア」、o-tua(o=the...of,of,from;tua=fell,cut down)、「切り倒される(落つ)」(「ツア」の語尾のA音が脱落して「ツ」となった)
(2)「オチ・ルイ」、oti-rui(oti=finished;rui=shake down,cause to fall in drops)、「落ちて・(終わる)しまう(落ちる)」(「ルイ」の語尾のI音が脱落して「ル」となった)
119 far (1)とほし
(2)とおい
tawhiti
(taitua)
(1)「ト・ホイ・チ」、to-hoi-ti(to=drag;hoi=far off,distant;ti=throw,cast)、「遠い場所に・引かれて・置かれてある(遠し)」(「ホイ」の語尾のI音が脱落して「ホ」となつた)
(2)「ト・ホイ」、to-hoi(to=drag;hoi=far off,distant)、「遠い場所に・引かれている(遠い)」(「ホイ」のH音が脱落して「オイ」となつた)
120 father (1)ちち
(2)ちち
matua
(papa)
(1),(2)「チヒ・チ」、tihi-ti(tihi=summit,top;ti=throw,overcome)、「(家庭内で)最高の地位に・いる者(父)」(「チヒ」のH音が脱落して「チ」となつた)
または「チチ」、titi(peg,adorn by sticking feathers into the hair)、「(頭に)羽根飾りをしている者(父)」
121 to fear (1)おそる
(2)こわがる
wehi (1)「オ・タウ・ウル」、o-tau-uru(o=the...of,of,from;tau=attack;uru=be anxious)、「(敵の)攻撃が・あることを・心配する(恐る)」(「タウ」の語尾のU音と「ウル」の語頭のU音が連結した「タウル」のAU音がO音に変化して「トル」から「ソル」となった)
(2)「コハ・(ン)ガルル」、koha-ngaruru(koha=pain,effort,scar,defect;ngaruru=surfeited,dislike,abundant)、「大きな・苦痛がある(ことを恐れる。怖がる)」(「(ン)ガルル」のNG音がG音に変化し、反復語尾が脱落して「ガル」となつた)
122 few (1)すくなし
(2)すくない
torutoru
(ouou)
(1)「ツ・クフ・ヌイ・チ」、tu-kuhu-nui(tu=stand,fight with;kuhu=insert,conceal;nui=large,many)、「躍起になつて・沢山のものを・隠して・ある(残りが少ない。少なし)」(「クフ」のH音が脱落して「ク」と、「ヌイ」のUI音がA音に変化して「ナ」となった)
(2)「ツ・クフ・ヌイ」、tu-kuhu-nui(tu=stand,fight with;kuhu=insert,conceal;nui=large,many)、「躍起になつて・沢山のものを・隠した(残りが少ない。少ない)」(「クフ」のH音が脱落して「ク」と、「ヌイ」のUI音がAI音に変化して「ナイ」となった)
123 to fight (1-1)いさかふ
(1-2)たたかふ
(2)たたかう
whawhai (1-1)「イタ・カハ・フ」、ita-kaha-hu(ita=compact,fast;kaha=strong,strength;hu=resound,make any inarticulate sound)、「こじんまりとした(小さな)・強い・叫び声を上げる(争う。いさかふ)」(「カハ」のH音が脱落して「カ」となった)
(1-2)「タタ・カハ・フ」、tata-kaha-hu(tata=beat down,strike repeatedly;kaha=strong,strength;hu=resound,make any inarticulate sound)、「(互いに)攻撃を加えて・強い・叫び声を上げる(戦ふ)」(「カハ」のH音が脱落して「カ」となった)
(2)「タタ・カハ・フ」、tata-kaha-hu(tata=beat down,strike repeatedly;kaha=strong,strength;hu=resound,make any inarticulate sound)、「(互いに)攻撃を加えて・強い・叫び声を上げる(戦う)」(「カハ・フ」のH音が脱落して「カ・ウ」となった)
124 five (1)いつ
(2)いつつ
rima (1),(2)「イ・ツツ」、i-tutu(i=ferment,turn sour;tutu=Coriaria arborea,a shrub)、「(甘)酸っぱい(猛毒がある)・ドクウツギ(の核果のような。五つの稜がある(五つの種子に分かれる)。五つ)」
125 to float (1)うく
(2)うかぶ
manu
(tere)
(1)「ウア・ク」、ua-ku(ua=backbone;ku=silent)、「背骨を・静かにする(身体から力を抜く。浮く)」(「ウア」の語尾のA音が脱落して「ウ」となつた)
(2)「ウカ・プ」、uka-pu(uka=hard,be fixed;pu=tribe,bunch,make into a bundle)、「荷物に・なりきる(身体から力を抜く。浮かぶ)」
126 to flow (1)ながる
(2)ながれる
rere (1)「ナ・(ン)ガルエ」、na-ngarue(na=belonging to,satisfy;ngarue=shake,move to and fro)、「満足して・ふらふらと動く(流れに身をゆだねている。流る)」(「(ン)ガルエ」のNG音がG音に変化し、語尾のE音が脱落して「ガル」となった)
(2)「ナ・(ン)ガレ・ル」、na-ngare-ru(na=belonging to,satisfy;ngare=send,urge;ru=shake,agitate)、「満足して・(流れが)送る・のを助ける(流れる)」(「(ン)ガレ」のNG音がG音に変化して「ガレ」となつた)
127 flower (1)はな
(2)はな
putiputi
(pua)
(1),(2)「ハナ」、hana(shine,glow)、「(光り輝くように)咲くもの(花)」
または「ハ・アナ」、ha-ana(ha=breath,flavour;ana=denoting continuance of action or state)、「(香しい)香りを・放ち続けるもの(花)」(「ハ」のA音と「アナ」の語頭のA音が連結して「ハナ」となつた)
128 fog (1)きり
(2)きり
kohu (1),(2)「キヒ・イリ」、kihi-iri(kihi=indistinct of sound,barely audible;iri=hang,be suspended)、「かすかな(細かい雨のような水滴が)・空中に漂っている(状態。霧)」(「キヒ」のH音が脱落し、その語尾のI音と「イリ」の語頭のI音が連結して「キリ」となった)
129 four (1)よ
(2)よっつ
wha (1)「イオ・オツ」、io-otu(io=spur,ridge,tough,hard;otu=the part of the figurehead or of the stern-post of a canoe which prevents water from coming into a canoe)、「(カヌーの舷側に)そそり立つ・(舳先と艫の両側の)防水板のような(四つある。四つ)」(「オツ」が脱落して「ヨ」となった)
または「イオ・ツフヒ」、io-tuhuhi(io=tough,hard,obstinate;tuhuhi=Eugenia maire,a tree)、「堅い・(4弁の花弁をもつ)フトモモのような(四つ)」(「ツフヒ」が脱落して「ヨ」となった)
(2)「イオ・オツ」、io-otu(io=spur,ridge,tough,hard;otu=the part of the figurehead or of the stern-post of a canoe which prevents water from coming into a canoe)、「(カヌーの舷側に)そそり立つ・(舳先と艫の両側の)防水板のような(四つある。四つ)」(「イオ・オツ」が「ヨオツ」から「ヨッツ」となった)
または「イオ・ツフヒ」、io-tuhuhi(io=tough,obstinate;tuhuhi=Eugenia maire,a tree)、「堅い・(4弁の花弁をもつ)フトモモのような(四つ)」(「ツフヒ」のH音が脱落して「ツウイ」から「ツ」となった)
写真:フトモモの花(4弁の十字花)
130 to freeze (1)こほる
(2)こおる
whaka-
hukapapa
(1),(2)「カウ・ハウ・ル」、kau-hau-ru(kau=alone,only(whakakau=come gradually into view or appear);(Hawaii)hau=cool,ice,frost;ru=shake,agitate)、「徐々に・氷に・なってゆく(凍る)」(「カウ・ハウ」のAU音がO音に変化して「コ・ホ」となった。後にその「ホ」のH音が脱落して「オ」となつた)
131 fruit (1)み
(2)み
hua (1),(2)「ミ」、mi(urine,make water)、「(中に)水を貯えているもの(実)」
または「ミイ」、mii((Hawaii)=umii=clasp,clump,trap,pinch)、「(中に成分を)凝縮しているもの(実)」(反復語尾が脱落して「ミ」となった)
132 fur (1)かは
(2)けがわ
huruhuru (1)「カハ」、kaha( strong,strength)、「強い(布。皮)」
(2)「ケ・カハ」、ke-kaha(ke=strange,different;kaha=strong,strength)、「奇妙な・強い(布。毛皮)」
133 grass (1)くさ
(2)くさ
patiti
(taru)
(1),(2)「クタ」、kuta(encumbrance)、「邪魔なもの(草)」
または「ク・タ」、ku-ta(ku,kuku=thickened;ta=dash,lay)、「しつこく・繁茂するもの(草)」
134 he (1)かれ
(2)あのひと
ia (1)「カハ・レヘ」、kaha-rehe(kaha=strong,strength;rehe=tattoo marks over the eyebrows,expert)、「強い・専門家(尊称。彼)」(「カハ・レヘ」のH音が脱落して「カ・レ」となった)
(2)「アノ・ピタウ」、ano-pitau(ano=quite,just,same;pitau=figurehead of a canoe)、「あの・(カヌーの舳先に取り付けられる魔除けの英雄神の)彫像のような人(尊称。あの人)」(「ピタウ」のP音がF音を経てH音に、AU音がO音に変化して「ヒト」となった)
135 heavy (1)おもし
(2)おもい
taumaha (1)「オ・マウ・チ」、o-mau-ti(o=the...of,belonging to;mau=carry,bring;ti=throw,cast,overcome)、「運ぶのを・投げ出す・ようなもの(重し)」(「マウ」のAU音がO音に変化して「モ」となった)
(2)「オ・マウ・ウイ」、o-mau-ui(o=the...of,belonging to;mau=carry,bring;ui=disentangle,disengage)、「運ぶのを・放り出す・ようなもの(重し)」(「マウ」の語尾のU音と「ウイ」の語頭のU音が連結して「マウイ」となり、そのAU音がO音に変化して「モイ」となった)
136 here (1)ここ
(2)ここ
konei
(anei)
(1),(2)「コ・コ」、ko-ko(ko=to give emphasis;ko=of place,at,to)、「正に・この場所(此処)」
137 to hit (1)うつ
(2)なぐる
patu (1)「ウ・ツ」、u-tu(u=be firm,strike home of weapons or blows;tu=fight with,energetic)、「激しく・本拠に打撃を与える(打つ)」
(2)「ナ・クル」、na-kuru(na=by,belonging to;kuru=strike with the fist)、「拳で打つ・ような(打撃を与える。殴る)」
138 to hold (1)もつ
(2)もつ
pupuri (1),(2)「マウ・ツ」、mau-tu(mau=carry,bring;tu=stand,settle)、「運んできて・置いておく(持つ)」(「マウ」のAU音がO音に変化して「モ」となった)
139 how (1)いかに
(2)どう
pehea (1)「イ・カニ」、i-kani(i=beside,in comparison with,by,at;kani=rub backwards and forwards,saw)、「(行ったり来たりの)試行錯誤(または検討)を・重ねる(いかに)」
(2)「トフ」、tohu(point out,show,think)、「(どうするかの方針を)明示する(または考える。どう(する))」(H音が脱落して「トウ」から「ドウ」となった)
140 husband (1-1)を
(1-2)つま
(2)おっと
tane
(hoa)
(1-1)「ワウ」、wau(foolish,silly)、「愚か者(卑称。夫)」(AU音がO音に変化して「ヲ」となった)
(1-2)「ツ・ウマ(ン)ガ」、tu-umanga(tu=stand,settle,fight with,energetic;umanga=pursuit,occupation,food,accustomed)、「仕事に・精励する者(夫)」または「(夫婦の関係に)馴れ・きつている者(夫。妻)」(「ツ」のU音と「ウマ(ン)ガ」の語頭のU音が連結し、語尾のNGA音が脱落して「ツマ」となつた。なお、「妻(つま)」は、「(夫に)必死に・すがりつく者」または「食事の支度に・精励する者」と解する。)
(2)「オ・ツ・ト」、o-tu-to(o=the...of,belonging to;tu=stand,settle,fight with,energetic;to=drag)、「実に・一生懸命に・(妻を)引っ張つて行く者(夫)」
141 ice (1-1)こほり
(1-2)ひ
(2)こおり
huka (1-1)「カウ・ハウ・リ」、kau-hau-ri(kau=alone,only(whakakau=come gradually into view or appear);(Hawaii)hau=cool,ice,frost;ri=screen,protect,bind)/hi(rise,draw up)、「徐々に姿を見せる・板(衝立)のような・氷(氷)」(「カウ・ハウ」のAU音がO音に変化して「コ・ホ」となつた)
(1-2)「ヒ」、hi(raise,draw up,rise)、「(水よりも軽いので水に)浮くもの(氷)」
(2)「カウ・ハウ・リ」、kau-hau-ri(kau=alone,only(whakakau=come gradually into view or appear);(Hawaii)hau=cool,ice,frost;ri=screen,protect,bind)/hi(rise,draw up)、「徐々に姿を見せる・板(衝立)のような・氷(氷)」(「カウ・ハウ」のAU音がO音に変化して「コ・ホ」となつた。後に「ホ」のH音が脱落して「オ」となつた)
142 if (1)もし
(2)もし
ki te mea (1),(2)「モチ」、moti(consumed,scarce)、「稀な(仮定のこと。もし)」
143 lake (1)うみ
(2)みずうみ
roto
(moana)
(1)「ウミ」、umi((Hawaii)to strangle,suffocate(humi=abundant))、「(窒息)溺れる場所(海。湖)」
(2)「ミ・ツ・ウミ」、mi-tu-umi(mi=stream,water;tu=stand;(Hawaii)to strangle,suffocate(humi=abundant))、「(淡)水が・ある・(窒息)溺れる場所(湖)」
144 to laugh (1)わらふ
(2)わらう
kata (1),(2)「ウ・アラ・フ」、U-ARA-HU(u=representing an inarticulate sound;ara=rise,rise up,raise;hu=resound,hiss,bubble up)、「言葉ではない・高い音(笑い声)が・湧いて出る(笑う)」(「ウ」のU音と「アラ」の語頭のA音が連結して「ワラ」となり、「フ」のH音が脱落して「ウ」となった)
145 left (1)ひだり
(2)ひだり
maui (1),(2)「ヒタリ」、hitari(sieve(hita=move convulsively or spasmodically;ri=bind))、「(左手に持って揺する)篩(を持つ方。左)」
146 leg (1)あし
(2)あし
waewae (1),(2)「アチ」、ati(offspring,descendant)、「(身体の子孫のような)末端にあるもの(足)」
または「アハ・チチ」、aha-titi(aha=what?,who?;titi=peg,stick)、「棒・のようなもの(足)」(「アハ」のH音が脱落して「ア」と、「チチ」の反復語尾が脱落して「チ」から「シ」となつた)
147 lip (1)くちひる
(2)くちびる
ngutu (1),(2)「クチ・ピヒ・ル」、kuti-pihi-ru(kuti=contract,pinch;pihi=cut,split;ru=shake,agitate)、「(狭くなった場所の)口の・割れ目の・動くところ(唇)」(「ピヒ」のP音がF音を経てH音に変化し、語尾のH音が脱落して「ヒ」となった。または「ピヒ」のP音がB音に変化し、語尾のH音が脱落して「ビ」となった)
148 to live (1)いく
(2)いきてる
ora (1)「イ・ク」、i-ku(i=past tense,be stirred;ku=make a low inarticulate sound,coo,etc.)、「(低い音を立てる)呼吸を・している(生く)」
(2)「イ・キヒ・テ・ル」、i-kihi-te-ru(i=past tense,be stirred;kihi=indistinct of sound,barely audible;te=to make an emphatic statement;ru=shake,agitate)、「(かすかな音を立てる)呼吸を・して・脈を・打つている(生きてる)」(「キヒ」のH音が脱落して「キ」となつた)
149 mother (1-1)はは
(1-2)おも
(2)はは
whaea (1-1),(2)「パパ」、papa(flat,foundation,name of Rangi's wife)、「(創造神ランギの妻の名である)母」(P音がF音を経てH音に変化して「ハハ」となった)
または「ハハ」、haha(savoury,lucious)、「美味しい(食事を作る人。母)」
(1-2)「オモ」、omo(omoomo=gourd(whakaomoomo=tend a child or invalid))、「子供や病人の世話をする者(母)」
150 narrow (1-1)せばし
(1-2)さ
(2)せまい
whaiti (1-1)「テ・パハ・チ」、te-paha-ti(te=crack;paha=arrive suddenly;ti=throw,cast)、「割れ目(川など)が・あっという間に対岸に着く・(近い距離に)置かれている(狭い)」(「パハ」のP音がB音に変化し、H音が脱落して「バ」となった)
(1-2)「タ」、ta(dash,beat,lay)、「(割れ目が打たれて)狭くなった」
(2)「テ・ヘマ・イ」、te-hema-i(te=crack;hema=bevel,tapering,empty;i=past tense)、「割れ目(川など)が・先細になって・いる(狭い)」(「テ」のE音と「ヘマ」のH音が脱落した語頭のE音が連結して「テマ」から「セマ」となった)
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                 
151 near (1)ちかし
(2)ちかい
tata (1)「チカ・チ」、tika-ti(tika=straight,direct;ti=throw,cast)、「すぐ(最短距離)の・場所にある(近し)」
(2)「チカ・イ」、tika-i(tika=straight,direct;i=past tense,beside)、「すぐ(最短距離)に・ある(近い)」
152 old (1)ふるし
(2)ふるい
tawhito (1)「フ・ルイ・チ」、hu-rui-ti(hu=silent;rui=shake down as fruit from the tree,cause to fall in drops,scatter;ti=throw,cast)、「静かに(揺らさなくとも)・果物が木から落ちて・散乱する(状態にある。古し)」(「ルイ」の語尾のI音が脱落して「ル」となった)
(2)「フ・ルイ」、hu-rui(hu=silent;rui=shake down as fruit from the tree,cause to fall in drops,scatter)、「静かに(揺らさなくとも)・果物が木から落ちる(状態にある。古い)」
153 other (1)あたし
(2)ほかの
ke(atu) (1)「ア・タハ・チ」、a-taha-ti(a=the ...of,belonging to;taha=side,edge,part;ti=throw cast)、「或るものの・傍らに・ある(別のもの。あたし。あだし。他の)」(「タハ」のH音が脱落して「タ」となった)
(2)「ホカ・ノ」、hoka-no(hoka=fly,run out as a net from a moving canoe;no=of)、「(カヌーから流出した網のように)手元から離れてしまつたもの・の(他の)」
154 to play (1)あそぶ
(2)あそぶ
takaro (1),(2)「ア・タウプア」、a-taupua(a=the...of,belonging to;taupua=rest,support oneself)、「休息をとる(心身をリラツクスさせる)・類のもの(遊ぶ)」(「タウプア」のP音がB音に、AU音がO音に変化し、語尾のA音が脱落して「トブ」から「ソブ」となった)
155 to pull (1)ひく
(2)ひく
kukume (1),(2)「ヒ・ク」、hi-ku(hi=raise,draw up;ku=silent)、「静かに・引き上げる(引く)」
156 to push (1)おす
(2)おす
pana
(tute)
(1),(2)「アウア・ツ」、aua-tu(aua=far advanced,far on;tu=stand,settle,fight with,energetic)、「遠く離れた場所に・置く(押す)」(「アウア」のAU音がO音に変化し、語尾のA音が脱落して「オ」となった)
157 rain (1)あめ
(2)あめ
ua (1),(2)「アワ・マエ」、awha-mae(awha=storm,rain;mae=languid,withered)、「元気のない・(台風の)雨(雨)」(「アワ」のWH音が脱落して「ア」と、「マエ」のAE音がE音に変化して「メ」となった)
158 right (1)まさし
(2)いい
tika (1)「マタ・チ」、mata-ti(mata=medium of communication with the spirit,charm,prophetic song;ti=throw cast)、「神の啓示が・与えられている(とおりの。正し)」
(2)「イヒ・ヒ」、ihi-hi(ihi=power,auyhority,rank;hi=raise,rise)、「権威あるものが・現れた(とおりの。良い)」(「イヒ・ヒ」のH音が脱落して「イ・イ」となつた)
159 right (1)みぎ
(2)みぎ
matau
(katau)
(1),(2)「ミ(ン)ギ」、mingi(curled,twisted,Cyathodes juniperina,a shrub)、「(右廻りに瓦を重ねたように花弁が筒上に合成される)エパクリス科(の灌木の花冠のような。右(廻り)の)」(NG音がG音に変化して「ミギ」となった)
160 rope (1)つな
(2)つな
taura (1),(2)「ツツ(ン)ガ」、tutunga(circumstance etc. of tutu;tutu=move with vigour,summon,assemble)、「(たくさんの縄が)集合したもの(綱)」(NG音がN音に変化して「ツツナ」から「ツナ」となつた)
161 to rub (1)する
(2)こする
muku
(miri)
(1)「ツ・ル」、tu-ru(tu=fight with,energetic;ru=shake,agitate,scatter)、「躍起になって・(振るように)擦る(擦る)」
(2)「コ・ツ・ル」、ko-tu-ru(ko=to give emphasis;tu=fight with,energetic;ru=shake,agitate,scatter)、「実に・躍起になって・(振るように)擦る(擦る)」
162 salt (1)しほ
(2)しお
tote
(mataitai)
(1),(2)「チ・ホ」、ti-ho(ti=throw,cast,overcome;ho=put out the lips,shout)、「(嘗めると)口を・しかめるもの(塩)」(後に「ホ」のH音が脱落して「オ」となった)または「チ・ハウ」、TIHI-HAU(ti=throw,cast;hau=food used in the ceremonies of removing tapu)、「穢れを祓う儀式の際に・ばらまく食物(塩)」(「ハウ」のAU音がO音に変化して「ホ」となった)
163 to scratch (1)かく
(2)かく
rakuraku
(natu)
(1),(2)「カハ・アク」、kaha-aku(kaha=strong,persistency;aku=scrape out,cleanse)、「強く・掻きむしる(掻く)」(「カハ」のH音が脱落し、その語尾のA音と「アク」の語頭のA音が連結して「カク」となった)
164 sea (1)うみ
(2)うみ
moana (1),(2)「ウミ」、umi((Hawaii)to strangle,throttle)、「(入ると窒息する)溺れる場所(海)」
165 to sew (1)ぬふ
(2)ぬう
tuitui (1),(2)「ヌイ・ウフ」、nui-uhu(nui=large,many;uhu=cramp,stiffness)、「何回も何回も・(布を糸で)堅く結合する(縫ふ。縫う)」(「ヌイ」の語尾のI音が脱落し、そのU音と「ウフ」の語頭のU音が連結して「ヌフ」となつた。後にH音が脱落して「ヌウ」となつた)
166 sharp (1)とし
(2)きれる
(3)"するどい"
koi (1)「トイ・チ」、toi-ti(toi=tip,point,move quickly;ti=throw,cast,overcome)、「尖った先端が・ある(利し)」または「(刃が)速く動いて・(物を)切り裂く(利し)」(「トイ」の語尾のI音が脱落して「ト」となった)
(2)「キ・レイ・ル」、ki-rei-ru(ki=full,very;rei=rush,run;ru=shake,agitate,scatter)、「(刃が)非常に・速く走り・動く(切れる)」(「レイ」の語尾のI音が脱落して「レ」となった)
(3)「ツ・ル・トイ」、tu-ru-toi(tu=fight with,energetic;ru=shake,agitate,scatter;toi=tip,point,move quickly)、「(刃が)力強く・動き・速く走る(鋭い)」
167 short (1)みぢかし
(2)みぢかい
poto (1)「ミ・チカ・チ」、mi-tika-ti(mi=stream,river;tika=straight,direct;ti=throw,cast)、「水路の・すぐ(最短距離)の・場所にあるような(短い)」
(2)「ミ・チカ・イ」、mi-tika-i(mi=stream,river;tika=straight,direct;i=past tense,by,beside)、「水路の・すぐ(最短距離)に・あるような(短い)」
168 to sing (1)うたふ
(2)うたう
waiata
(tau)
(1)「ウ・タフ」、u-tahu(u=representing an inarticulate sound;tahu=set on fire,cook,sacred rites)、「不明瞭な声で・神聖な儀式の祝詞を唱える(歌ふ)」
(2)「ウ・タウ」、u-tau(u=representing an inarticulate sound;tau=sing,bark)、「不明瞭な声で・歌を歌う(歌う)」
169 sky (1)そら
(2)そら
rangi (1),(2)「タウラ(ン)ギ」、taurangi(unsettled,changing)、「(天気が)変わりやすいもの(空)」(AU音がO音に変化し、語尾のNGI音が脱落して「トラ」から「ソラ」となつた)
170 to smell (1)かぐ
(2)かぐ
hongi
(rongo)
(1),(2)「カ・ア(ン)ギ・ウ」、ka-angi-u(ka=to denote the commencement of a new action or condition;angi=fragment smell,light air;u=be fixed)、「匂いを・(感覚に)定着・させる(嗅ぐ)」(「カ」のA音と「ア(ン)ギ」の語頭のA音が連結し、NG音がG音に変化して「カギ」となり、その語尾のI音と「ウ」のU音が連結して「カグ」となった)
171 smooth (1^1)なめ-
(1-2)なめらか
(2)すべっこい
maeneene (1-1)「ナ・マエ」、na-mae(na=belonging to;mae=languid,withered)、「弱っている(抵抗がない)・ような(滑)」(「マエ」のAE音がE音に変化して「メ」となつた)
(1-2)「ナ・マエ・ラカ」、na-mae-raka(na=belonging to;mae=languid,withered;raka=spread about,scrape)、「弱っている(抵抗がない)・(表面が)広がつている・ような(滑らか)」(「マエ」のAE音がE音に変化して「メ」となつた)
(2)「ツペ・コイ」、tupe-koi(tupe,whakatupe=frighten by shouting;koi=sharp,move about,good)、「びっくりするほど・(表面が滑らかで)動きやすい(すべっこい)」
172 snake (1)へみ
(2)へび
nakahi (1)「ハエ・ミヒ」、hae-mihi(hae=slit,ill feeling,fear;mihi=sigh for,greet,admire)、「脱皮する・尊崇すべき(動物。蛇)」(「ハエ」のAE音がE音に変化して「ヘ」と、「ミヒ」のH音が脱落して「ミ」となった)
または「ヘミ」、hemi(back of the head)、「(巫女の)後頭部(の頭髪を住処とするもの。蛇)」
(2)「ハエ・ピヒ」、hae-pihi(hae=slit,ill feeling,fear;pihi=split,begin to grow)、「恐ろしい・(定期的に)脱皮する(動物。蛇)」(「ハエ」のAE音がE音に変化して「ヘ」と、「ピヒ」のH音が脱落して「ピ」から「ビ」となった)
173 snow (1)ゆき
(2)ゆき
huka (1),(2)「ヰウ・キ」、whiu-ki(whiu=throw,be gathered together;ki=full,very)、「(大地に)たくさん・(空から投げ出されて)降り積むもの(雪)」(「ヰウ」のWH音が脱落して「イウ」から「ユ」となつた)
174 to spit (1)はく
(2)はく
tuhaina (1),(2)「ハ・クヒ」、ha-kuhi(ha=breathe;kuhi=gush forth)、「息とともに・噴き出す(吐く)」(「クヒ」のH音が脱落して「ク」となった)
175 to split (1)さく
(2)さける
wawahi
(titore)
(1)「タハ・アク」、taha-aku(taha=side,edge;aku=scrape,cleanse)、「端を・剥ぎ取る(裂く)」(「タハ」のH音が脱落したその語尾のA音と「アク」の語頭のA音が連結して「タアク」から「タク」、「サク」となつた)
(2)「タ・アケ・ヘル」、ta-ake-heru(ta=dash,beat,cut;ake=forthwith,upwards;heru=begin to flow,glide)、「流れるように・(一方向に)向かって・切る(裂ける)」(「タ」のA音と「アケ」の語頭のA音が連結し、その語尾のE音と「ヘル」のH音が脱落した語頭のE音が連結して「タケル」から「サケル」となつた)
176 to stab (1)つく
(2)つきさす
okaina
(pumuka)
(1)「ツ・クフ」、tu-kuhu(tu=fight with,energetic;kuhu=thrust in,insert)、「力強く・突き入れる(突く)」(「クフ」のH音が脱落して「ク」となつた)
(2)「ツキ・タ・ツ」、tuki-ta-tu(tuki=pound,but,attack;ta=dash,beat;tu=fight with,energetic)、「力強く・当てて・押す(突き刺す)」
177 stick (1)(さを)
(2)ぼうっきれ
rakau
(tokotoko)
(1)「タワオ」、tawhao(brushwood(tawhaowhao=driftwood,etc.))、「棒(竿)」(WH音がW音に、AO音がO音に変化して「タヲ」から「サヲ」となつた)
(2)「ポウ」、pou(post,pole)、「棒(棒)」
178 straight (1)なほし
(2)まっすぐな
tika
(tohitu)
(1)「ナ・ハウ・チ」、na-hau-ti(na=belonging to;hau=eager,seek;ti=throw,cast)、「ひたすら・(目的物や目的地を)求めて行動する・状態にある(直し)」(「ハウ」のAU音がO音に変化して「ホ」となった)
(2)「マ・アツ・ウ(ン)グ」、ma-atu-ungu(ma atu=go,come;unga=place etc. of arrival)、「到着場所へ・直行する(真っ直ぐ)」(「マ」のA音と「アツ」の語頭のA音が連結し、その語尾のU音と「ウ(ン)グ」の語頭のU音が連結し、NG音がG音に変化して「マツグ」から「マッスグ」となった)
179 to swell (1-1)はる
(1-2)ふくる
(2)ふくれる
pupuhi (1-1)「ハ・ル」、ha-ru(ha=breath;ru=shake,agitate,scatter)、「呼吸を・振るって満たす(張る)」
(1-2)「プク・ル」、puku-ru(puku=swelling,swell;ru=shake,agitate,scatter)、「膨れ・上がる(膨る)」(「プク」のP音がF音を経てH音に変化して「フク」となった)
(2)「プク・レイ・ル」、puku-rei-ru(puku=swelling,swell;rei=rush,run;ru=shake,agitate)、「どんどん・膨れ・上がる(膨れる)」(「プク」のP音がF音を経てH音に変化して「フク」と、「レイ」の語尾のI音が脱落して「レ」となった)
180 there (1-1)かしこ
(1-2)あなた
(2)あすこ
kora
(ana)
(1-1)「カ・チ・コ」、ka-ti-ko(ka=to denote the commencement of a new action or condition;ti=throw,cast;ko=yonder place)、「打ち捨て・られた・向こうの場所(此拠)」
(1-2)「アナ・タ」、ana-ta(ana=there;ta=stand,settle)、「あすこに・ある(場所)」
(2)「アツ・コ」、atu-ko(atu=to indicate a direction or motion onwards;ko=yonder place)、「あそこの・向こうの場所(あすこ)」
181 they (1)(かれ)
(2)あのひとたち
ratou (1)「カハ・レヘ」、kaha-rehe(kaha=strong,strength;rehe=tattoo marks over the eyebrows,expert)、「強い・専門家(尊称。彼)」(「カハ・レヘ」のH音が脱落して「カ・レ」となった)
(2)「アノ・ピタウ・タ・アチ」、ano-pitau-ta-ati(ano=quite,just,same;pitau=figurehead of a canoe;ta=the...of,lay;ati=descendant,clan)、「あの・(カヌーの舳先に取り付けられる魔除けの英雄神の)彫像のような人(尊称。あの人)が・(群れて)いる・仲間(あの人達)」(「ピタウ」のP音がF音を経てH音に、AU音がO音に変化して「ヒト」と、「タ」のA音と「アチ」の語頭のA音が連結して「タチ」となった)
182 thick (1)あつし
(2)あつい
matotoru (1)「アツ・ウヰ・チ」、atu-uwhi-ti(atu=to indicate a direction or motion onwards,to indicate reciprocated action;uwhi=cover,spread out;ti=throw,cast)、「何回となく・重ねられて・置かれたような(厚し)」(「アツ」の語尾のU音と「ウヰ」の語頭のU音が連結し、WHI音が脱落して「アツ」となった)
(2)「アツ・ウヰ」、atu-uwhi(atu=to indicate a direction or motion onwards,to indicate reciprocated action;uwhi=cover,spread out)、「何回となく・重ねられたような(厚い)」(「アツ」の語尾のU音と「ウヰ」の語頭のU音が連結し、WH音が脱落して「アツイ」となった)
183 thin (1)うすし
(2)うすい
rahirahi
(kohoi,
maiaka)
(1)「ウツ・ウイ・チ」、utu-ui-ti(utu=return for anything,make response;ui=disentangle,unravel;ti=throw,cast)、「(重ねたものを)剥ぎ・取って・置いたような(薄し)」(「ウツ」の語尾のU音と「ウイ」の語頭のU音が連結し、語尾のI音が脱落して「ウツ」から「ウス」となった)
(2)「ウツ・ウイ」、utu-ui(utu=return for anything,make response;ui=disentangle,unravel)、「(重ねたものを)剥ぎ・取ったような(薄い)」(「ウツ」の語尾のU音と「ウイ」の語頭のU音が連結して「ウツイ」から「ウスイ」となった)
184 to think (1)おもふ
(2)かんがえる
mahara
(whakaaro)
(1)「オ・マウ・オフ」、o-mau-ohu(o=the...of,belonging to;mau=fixed,firm,entangled;ohu=stoop)、「(考えが)混乱して・(決めかねて)しゃがみ込んで・いるような(思ふ)」(「マウ」のAU音がO音に変化し、そのO音と「オフ」の語頭のO音が連結して「オモフ」となつた)
(2)「カハ(ン)ガ・ヱル」、kahanga-wheru(kahanga=evidence of strength;wheru=inactive,weary,mope)、「長い時間・ふさぎ込む(考える)」(「カハ(ン)ガ」のH音が脱落して「カンガ」と、「ヱル」のWH音が脱落して「エル」となった)
185 three (1)み
(2)みっつ
toru (1),(2)「アミ・クク」、ami-kuku((Hawaii)a hula step with hip revolutions;like the ami-kahela except that the revolutions are smaller and faster and in groups of three)、「(腰を小さく)三回振る(フラダンスの動作。三回、三つ)」(原ポリネシア語の「アミ・ツツ」の語頭のA音が脱落して縄文語では「ミ・ツツ」から「ミッツ」と、ハワイ語ではT音がK音に変化して「「アミ・クク」となつた)
186 to throw (1)なぐ
(2)なげる
maka (1)「ナ・(ン)ゲイ(ン)ゲイ」、na-ngeingei(na=belonging to;ngeingei=stretching forth)、「(手元から)遠くへ(放る)・ような(投げ)」(「(ン)ゲイ(ン)ゲイ」のNG音がG音に変化し、反復語尾が脱落して「ゲイ」から「ゲ」となった)
(2)「ナ・(ン)ゲイ(ン)ゲイ・ル」、na-ngeingei-ru(na=belonging to;ngeingei=stretching forth;ru=shake,agitate)、「(手元から)遠くへ(放る)・出す・ような(投げる)」(「(ン)ゲイ(ン)ゲイ」のNG音がG音に変化し、反復語尾が脱落して「ゲイ」から「ゲ」となった)
187 to tie (1)むすぶ
(2)むすぶ
here (1),(2)「ム・ツプ」、mu-tupu(mu=silent;tupu=be firmly fixed)、「静かに・固定する(結ぶ)」
188 to turn (1)まがる
(2)まがる
huri
(tahuri)
(1),(2)「マ・ア(ン)ガ・ル」、ma-anga-ru(ma=to emphasis,for,by way of;anga=turn to;ru=shake,agitate)、「実に・曲が・る(曲がる)」(「マ」のA音と「ア(ン)ガ」の語頭のA音が連結し、NG音がG音に変化して「マガ」となった)
189 to vomit (1)はく
(2)はく
ruaki (1),(2)「ハ・クヒ」、ha-kuhi(ha=breathe;kuhi=gush forth,make a rushing voice)、「息とともに・吐く(吐く)」(「クヒ」のH音が脱落して「ク」となつた)
190 to wash (1)あらふ
(2)あらう
horoi (1),(2)「ハラ・ウフ」、hara-uhu(hara=violate tapu,sin,offence;uhu=perform certain ceremonies over the bones of the dead to remove tapu)、「(禁忌を犯した)穢れ(汚れ)を・祓う(除く。洗ふ。洗う)」(「ハラ」のH音が脱落して「アラ」と、「ウフ」の語頭のU音が脱落して「フ」となった。後にそのH音が脱落して「ウ」となった。)
191 when? (1)いつ
(2)いつ
ahea
(inahea)
(1),(2)「イ・ツ」、i-tu(i=be stirred of the feelings(whakai=presumption);tu=stand)、「(分からないことを推測する)気持ちが湧いて・出る(何時)」
192 where? (1-1)いずく
(1-2)いずこ
(2)どこ
hea(kei hea) (1-1)「イ・ツク(ン)ガ」、i-tukunga(i=be stirred of the feelings(whakai=presumption);tukunga=place into which one may be received)、「何処(に人が受け入れられる)か・(分からないことを推測する)気持ちが湧く(何拠)」(「ツク(ン)ガ」の語尾のNGA音が脱落して「ツク」から「ヅク」となつた)
(1-2)「イ・ツ・コ」、i-tu-ko(i=be stirred of the feelings(whakai=presumption);tu=stand;ko=of place,at)、「どの場所か・(分からないことを推測する)気持ちが湧いて・出る(何拠)」
(2)「ト・コ」、to-ko(to=thy,the...of;ko=of place,at)、「その・場所(何処)」
193 wide (1)ひろし
(2)ひろい
whanui (1)「ヒア・ロア・チ」、hia-roa-ti(hia=how many?,several;roa=long,tall,length;ti=throw,cast)、「いかにも・長い・(場所に)置かれている(広い)」(「ヒア・ロア」の語尾のA音が脱落して「ヒ・ロ」となつた)
(2)「ヒア・ロア・イ」、hia-roa-i(hia=how many?,several;roa=long,tall,length;i=past tense,beside)、「いかにも・長い・(場所に)ある(広い)」(「ヒア・ロア」の語尾のA音が脱落して「ヒ・ロ」となつた)
194 wife (1-1)つま
(1-2)め
(2)つま
wahine
(hoa)
(1-1),(2)「ツ・ウマ(ン)ガ」、tu-umanga(tu=stand,settle,fight with,energetic;umanga=pursuit,occupation,food,accustomed)、「(夫に)必死に・すがりつく者(妻)」または「食事の支度に・精励する者(妻)」または「(夫婦の関係に)馴れ・きつている者(夫。妻)」(「ツ」のU音と「ウマ(ン)ガ」の語頭のU音が連結し、語尾のNGA音が脱落して「ツマ」となつた。なお、「夫(つま)」は、「仕事に・精励する者(夫)」と解する。)
(1-2)「マイ」、mai(clothing(maimai=a dance to welcome guest at a lamentation))、「着飾る(または儀式で踊りを踊る)者(女。妻)」(AI音がE音に変化して「メ」となった)
195 wind (1)かぜ
(2)かぜ
hau (1),(2)「カハ・テ」、kaha-te(kaha=strong,able;te=crack)、「強い力で・(草木を)吹き分けるもの(風)」(「カハ」のH音が脱落して「カ」となった)
または「カハ・タイ」、kaha-tai(kaha=strong,able;tai=wave,anger)、「強い力で・荒波を起こすもの(風)」(「カハ」のH音が脱落して「カ」と、「タイ」のAI音がE音に変化して「テ」から「ゼ」となった)
196 wing (1)はね
(2)はね
parirau (1),(2)「ハネネ」、hanene(blowing gently)、「静かな・風を起こすもの(羽根)」(反復語尾が脱落して「ハネ」となった)
197 to wipe (1)ぬぐふ
(2)ふく
ukui
(miri)
(1)「ヌイ・ウクイ・フ」、nui-ukui-hu(nui=large,many;ukui=scour,rub,wipe;hu=silent)、「何回も(しっかりと)・静かに・拭く(拭く)」(「ヌイ」の語尾のI音が脱落して「ヌ」となり、そのU音と「ウクイ」の語頭のU音が連結し、語尾のI音が脱落して「ヌク」から「ヌグ」となった)
または「ヌイ・(ン)グ・ウフ」、nui-ngu-uhu(nui=large,many;ngu=silent,greedy;uhu=perform certain ceremonies over the bones of the dead to remove tapu)、「何回も(しっかりと)・根気強く・(穢れを祓うお祓いをする)汚れを除く(拭ふ)」(「ヌイ」の語尾のI音が脱落して「ヌ」と、「(ン)グ」のNG音がG音に変化して「グ」となり、その語尾のU音と「ウフ」の語頭のU音が連結して「グフ」となった)
(2)「フクイ」、hukui(=ukui=scour,rub,wipe)、「拭く(拭く)」(語尾のI音が脱落して「フク」となった)
198 woods (1)はやし
(2)はやし
(3)"もり"
ngahere (1),(2)「パ・イア・チヒ」、pa-ia-tihi(pa=clump;ia=indeed;tihi=summit,top)、「小木立が・実に・大きくなったような(林)」(「パ」のP音がF音を経てH音に変化して「ハ」と、「イア」が「ヤ」と、「チヒ」のH音が脱落して「チ」から「シ」となった)
(3)「マウリ」、mauri(a variety of totara timber valued for making canoes)、「(カヌーを造るのに適した)大木(その大木の集まり。森)」(AU音がO音に変化して「モリ」となった)
199 ye (1-1)(なれ-)
(1-2)なむちたち
(2)あなたたち
koutou (1-1)「ナ・レヘ」、na-rehe(na=belonging to,by;rehe=expert,neat-handed deft person)、「熟練者(または老練者)・である(あなた(汝)。尊称)」(「レヘ」のH音が脱落して「レ」となった)
(1-2)「ナナム・チ・タ・アチ」、nanamu-ti-ta-ati(nanamu=flash,glitter;ti=throw,cast;ta=lay;ati=descendant,clan)、「光を・あたりに放つ者(尊称。汝)の・お仲間が・いる(汝達)」(「ナナム」の反復語頭が脱落して「ナム」と、「タ」のA音と「アチ」の語頭のA音が連結して「タチ」となった)
(2)「アナ・アタ・タ・アチ」、ana-ata-ta-ati(ana=plural of definite pron. tana(his,her);ata=gently,clearly,deliverately;ta=lay;ati=descendant,clan)、「清らかで・いらっしゃる(あなた(貴方)。尊称)の・お仲間が・いる(貴方達)」(「アナ」の語尾のA音と「アタ」の語頭のA音が連結して「アナタ」と、「タ」のA音と「アチ」の語頭のA音が連結して「タチ」となつた)
200 year (1)とし
(2)とし
tau (1),(2)「タウ・チ」、tau-ti(tau=season,year;ti=throw,cast)、「四季が・ある(年)tau-ti(tau=season,year;ti=throw,cast)/tau-oti(tau=season,year;oti=finished)」(「タウ」のAU音がO音に変化して「ト」となった)
                                                                                                                                                                  
附録<数詞>
数詞の1から5までは、上記基礎語彙表から再掲(写真・図を除く。)しました。
No. 英語 日本語
(1)上古語
(2)東京方言
マオリ語 縄文語
01 one (1)ひと
(2)ひとつ
tahi (1)「ピト」、pito(at first)、「(数を数える順序の)第一(一)」(P音がF音を経てH音に変化して「ヒト」となった)
(2)「ピト・ツ」、pito-tu(pito=at first;tu=stand)、「(数を数える順序の)第一に・位置している(一つ)」(「ピト」のP音がF音を経てH音に変化して「ヒト」となった)
02 two (1)ふた
(2)ふたつ
rua (1)「プタ」、puta((two armie's)battle(putahi=join as two paths or streams;putaihu=nostril(two holes)))、「二つ(の軍隊に分かれて行う戦争のような。二)」(P音がF音を経てH音に変化して「フタ」となった)
(2)「プタ・ツ」、puta-tu(puta=(two armies)battle(putahi=join as two paths or streams;putaihu=nostril(two holes);tu=stand)、「二つ(の軍隊に分かれて行う戦争が)・ある(二つ)」(「プタ」のP音がF音を経てH音に変化して「フタ」となった)
03 three (1)み
(2)みっつ
toru (1),(2)「アミ・クク」、ami-kuku((Hawaii)a hula step with hip revolutions;like the ami-kahela except that the revolutions are smaller and faster and in groups of three)、「(腰を小さく)三回振る(フラダンスの動作。三回、三つ)」(原ポリネシア語の「アミ・ツツ」の語頭のA音が脱落して縄文語では「ミ・ツツ」から「ミッツ」と、ハワイ語ではT音がK音に変化して「「アミ・クク」となつた)
04 four (1)よ
(2)よっつ
wha (1)「イオ・オツ」、io-otu(io=spur,ridge,tough,hard;otu=the part of the figurehead or of the stern-post of a canoe which prevents water from coming into a canoe)、「(カヌーの舷側に)そそり立つ・(舳先と艫の両側の)防水板のような(四つある。四つ)」(「オツ」が脱落して「ヨ」となった)
または「イオ・ツフヒ」、io-tuhuhi(io=tough,hard,obstinate;tuhuhi=Eugenia maire,a tree)、「堅い・(4弁の花弁をもつ)フトモモのような(四つ)」(「ツフヒ」が脱落して「ヨ」となった)
(2)「イオ・オツ」、io-otu(io=spur,ridge,tough,hard;otu=the part of the figurehead or of the stern-post of a canoe which prevents water from coming into a canoe)、「(カヌーの舷側に)そそり立つ・(舳先と艫の両側の)防水板のような(四つある。四つ)」(「イオ・オツ」が「ヨオツ」から「ヨッツ」となった)
または「イオ・ツフヒ」、io-tuhuhi(io=tough,obstinate;tuhuhi=Eugenia maire,a tree)、「堅い・(4弁の花弁をもつ)フトモモのような(四つ)」(「ツフヒ」のH音が脱落して「ツウイ」から「ツ」となった)
05 five (1)いつ
(2)いつつ
rima (1),(2)「イ・ツツ」、i-tutu(i=ferment,turn sour;tutu=Coriaria arborea,a shrub)、「(甘)酸っぱい(猛毒がある)・ドクウツギ(の核果のような。五つの稜がある(五つの種子に分かれる)。五つ)」
06 six (1)むつ
(2)むっつ
ono (1),(2)「ムア・ウツ」、mua-utu(mua=of place,the front,in front;utu=return for anything,make response)、「(五つの一つ)先に・進んだ(数の。六つ)」(「ムア」の語尾のA音が脱落して「ム」となり、その語尾のU音と「ウツ」の語頭のU音が連結して「ムツ」となつた。後に「ムツ」が「ムッツ」となつた)
07 seven (1)なな
(2)ななつ
whitu (1),(2)「ナナ・アツ」、nana-atu(nana=tend carefully,nurse;atu=to denote a direction or motion onwards)、「(六つの数に)きちんと連続した・次の(数。七。七つ)」(「ナナ」の語尾のA音と「アツ」の語頭のA音が連結して「ナナツ」となった)
08 eight (1)やつ
(2)やっつ
waru (1),(2)「イア・アツ」、ia-atu(ia=indeed,current;atu=to denote a direction or motion onwards)、「(七つの次に)流れに乗って・その先の(数。八。八つ)」(「イア」のA音と「アツ」の語頭のA音が連結して「ヤツ」となり、後に「ヤッツ」となった)
09 nine (1)ここの
(2)ここのつ
iwa (1),(2)「コカウ・(ン)ガウ・ツ」、kokau-ngau-tu(kokau=unfinished,not filled out;ngau=bite,hurt,attack;tu=stand,settle)、「終わり(の十)でない・(一つ)欠けている・場所にある(数。九つ)」(「コカウ」のAU音がO音に変化して「ココ」と、「(ン)ガウ」のNG音がN音に、AU音がO音に変化して「ノ」となった)
10 ten (1)と
(2)とう
tekau,
ngahuru
(1),(2)「トウ」、tou(posteriors,lower end of anything,tail of a bird)、「(尻尾の)最後の(数。十)」
11 hundred (1)ひゃく
(2)ひゃく
rau (1),(2)「ヒ・アク(ン)ガ」、hi-akunga(hi=raise,rise;akunga=rank and file)、「桁が・上がった(数。百)」(「アク(ン)ガ」の語尾のNGA音が脱落して「ヒ・アク」から「ヒャク」となった)
12 thousand (1)せん
(2)せん
mano (1),(2)「テ(ン)ガ」、tenga(Adam's apple,distended)、「(百からさらに)膨らんだ(数。千)」(NG音がN音に変化して「テナ」から「テン」、「セン」となった)
13 ten thousand (1)まん
(2)まん
kotahi mano (1),(2)「マノ」、mano(thousand,indefinitely large number)、「(千よりもさらに)大きな(数。万)」

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<修正経緯>

 

1 平成18年2月1日

 103よつあしの解釈の一部、129よっつの項および数詞04の項を一部修正しました。

2 平成18年4月1日

 069つはきの項および180かしこの項を一部修正しました。

3 平成18年5月1日

 162しほの項に別解釈を追加しました。

4 平成19年2月15日

インデックスのスタイル変更に伴い、本篇のタイトル、リンクおよび奥書のスタイルの変更などの修正を行ないました。本文の実質的変更はありません。

5 平成24年7月1日

 017いぬ(犬)の項および076いぬ(寝る)の項を修正しました。

6 平成26年4月1日

 002はひ・はい(灰)の項を修正しました。

7 平成26年12月1日

 198はやしの項を一部修正しました。

8 平成28年12月15日

 144わらうの項の解釈を修正しました。

国語篇(その九)終り


U R L:  http://www.iris.dti.ne.jp/~muken/
タイトル:  夢間草廬(むけんのこや)
       ポリネシア語で解く日本の地名・日本の古典・日本語の語源
作  者:  井上政行(夢間)
Eメール:  muken@iris.dti.ne.jp
ご 注 意:  本ホームページの内容を論文等に引用される場合は、出典を明記してください。
(記載例  出典:ポリネシア語で解く日本の地名・日本の古典・日本語の語源
http://www.iris.dti.ne.jp/~muken/timei05.htm,date of access:05/08/01 など)
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