レ・ミゼラブル
8月1日(日) 帝国劇場 ソワレ 2階G列24番
再び
今回は初めてのA席で、しかもセンターブロック。ちょっと前に何列かいくだけで舞台の見え方も随分変わりました。A席、やっぱり良いな。でもやっぱり一度くらいはS席で見てみたいですね。
キャスト
ジャン・バルジャン:加賀丈史 ジャベール:村井国夫 エポニーヌ:島田歌穂 ファンテーヌ:岩崎宏美
コゼット:純名里沙 マリウス:石川禅 テナルディエ:斎藤晴彦 テナルディエの妻:大浦みずき
アンジョルラス:今拓哉
ガブローシュ:秋山拓也 リトルコゼット:山田由梨 リトルエポニーヌ:星マリナ
今回の楽しみはやっぱり大浦さんかな? 村井さんのジャベールも久々・・・って程でも無いけど、やっぱり見たかったです。
見えてきたもの
前回、こりゃ絶対はまったわ、となってから、いろいろなHPを回って、アンサンブルを中心に調べたりしてたんですが、そのおかげで今まで見えていなかった事がわかってきました。
バリケードでは本当にそれぞれの人物像が見えてきて、特にグランテールに感動する事が多かったです。ガブローシュが死んで、そしてアンジョルラスが死んで、そうした場面で心動かされるのはグランテールでした。まだまだ役名と一致する人は少ないですが、それでも回を重ねるごとに一人一人の人物がはっきりと見えてきて、だからこそ、バリケードの最後がますます心打つ・・・胸が苦しくなるような感動になっていきます。
その他にもなんだかどんどん、涙ポイントが増えていって、幕開いてから常にうるうるしっぱなしです。それは最後の結末を知っているからこその感動なのか・・・
見るたびに新しい発見はあって、新しい感動もあって、本当に素晴らしい舞台なんだなーと思います。
上手く言葉に出来ないんですよね。ダイレクトに心に響いてきます。
キャストはね
大浦さんは、うーん。森さんとちょっと作り方が似てるかなーと思いました。ただ歌は・・・。
今さんのアンジョルラスが前回見たときよりかっこ良く見えて、カリスマ性みたいのが伝わって来ました。
あと、石川さんのマリウスのカフェソング。胸にがんがん響いてきました。やっぱり一番好きなシーンですね。今思い出しただけでも涙出てきます。
今回見たキャストは、ほとんどの人が2回目でしたが、最後のバルジャンの死のところを見ながら思ったのは、まるで1枚の絵画のような印象を受けました。上手い表現が見つかりませんが、すでに完成されて、常にそこにあるような感じ。切り取られた空間というか、奥行きがあるからこその一部分というか。広がりがある空間。この舞台の向こう側を想像させるような・・・。
でも
前回は無かったのに、今回はあったアンジョルラスのバリケードでの死に方(?)に対する拍手。あれは無い方が良いと思うんですけどどうなんでしょう。私は本当に感動した時ってむしろ拍手すらするのが惜しいくらいその思いに身をまかせていたいって思うので、あそこの拍手を聞くとかえって現実的になってしまってあんまり好きじゃないんですが。
あと、今回も子供がいまして、そんなに近くではなかったですが、やたら動いているのが気になりました。しかしA席で見ちゃうんだ。贅沢だね。それから近くの席にいた男の人の鼻息が荒くて(苦笑) 静かな場面ですーすー言ってるのが気になっちゃった(笑)
だめだ
今週は木曜に見て、日曜に見てと結構なペースで見に行きますが、だめだ。明日も見たい。毎日みたい。なんだろう。この思いは・・・。
とりあえず木曜日。滝田さんのバルジャン。またいっぱい泣きそうだな。