AMANO'S
超・究極のBH
瘋癲狼藉帖
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September *
2003
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Sep-30-2003
コレット・チャック
外筒を回転すると爪が閉じてガッチリと丸棒を締め付けるのがコレット・チャックです。
 
これをプラグに応用したRCAケーブルの評判が高いようですが、強く締めすぎて、外そうにも回らなくなることがあります。
 
そのときは、写真のように2本の指で強く挟んで、緩む向きに回転力を与えながら上下に(左右でも可)揺らしてみましょう。
 
普通に回そうとすると、外筒と内筒は均一の力で接していますから、抵抗するのは「すべり摩擦」です。ところが、揺らしながら回せば、偏芯して「ころがり摩擦」に変わります。
くれぐれも、回そうとする向きに注意しましょう。間違えるとプライヤーの出番になります。
 
このハナシ、嘘か真か、信じるか信じないかは「自己責任」ですね。
 
Sep-25-2003
SUT-100(相手は4348)
本邦で最初にJBL4348を導入されたShkusさんが来宅されます。
開設後わずか1年3ヶ月で16万超のアクセスを迎えられた Shuk's Room を拝見しても、Jazzとオーディオに向かう真摯な情熱に心を打たれます。
決してBH派ではありませんが、親しくして頂き、SUT−100を設計するキッカケも与えて下さいました。
 
今回は、その恩返し。Shuksさんが溺愛される4348に立ち向かいます。
 
1kHz〜10kHzを受け持つホーンスコーカーが素晴らしく、ここにはまったく歯が立ちません。土俵は300Hz以下の解像度と立ち上がりのスピードです。
 
使用ソフトは、Shuksさんからのプレゼント。ヘルゲ・リエン・トリオ/スパイラル・サークル(DIW−627)から、2002年インターナショナルオーディオショウでのハーマンのブースで4348から間断なく出ていたトラック#7の「Take Five」。
 
10cmユニットで公称38cmのウーファーに挑むとは、まさに、狂気そのもの。
 
 
Shuksさんが、早くも、試聴記を日記帳(9月28日)にUpして下さいました。
かなり、オーバーです。
 
Sep-22-2003
SUT-100(組立・下段・続き)
正確に長方形に切断された合板から直方体を組み上げるとき、面が捩れる原因しとて
 (1) 床が十分な平面でなく捩れている
 (2) 直角に接する合板の端々が正確に決まっていない
 (3) 接着面が密着していない   
ことが考えられます。
上段や中段は、下段の広い板を土台にして組み立てることができますが、下段のときは、床を傷つけないためにも、別に用意した方がよさそうです。
(2)、(3)は長方形の隣り合う二辺を同時に <L> 字型の面に接合するとき発生するようです。ボンドが固着するまでの間は、重力を利用しながら、接合面を交互に下にすると、二辺とも隙間なく密着します。
そして、最後は天板を上にしての矯正です。就寝する前に、必ずここまで済ませましょう。
 
その結果は、大成功。
 
「前の片方はどうするか」
ですって。
2ヶ月、鳴らしていたら、捩れは解消してしまいました。
余ったのは、今回の方です。
 
(SUT-100 はサット・ヒャクまたはサット・イチマルマルと呼んでください。 また、
 その組立図・板取図などは、狼藉帖Dec-2002にあります。)
 
Sep-16-2003
SUT-100(FE108EΣ)
SUT−100(FE108ESII)は予言通り、SUT−200(FE208ES)を追い出しかねない雰囲気です。
それではと、入手可能なFE108EΣに換装して更に空気室や音道をチューニングすると、ESIIのそれと甲乙つけがたい。
空気室の容積は
            SUT−100  −−− 2867 ml
            スワン消費税  −−− 2664 ml
いろいろ細工を加えても容積不足を後悔しないように、と余裕を見たつもりでしたが、ESIIに対しては十分ではなく、その真価を発揮できていないのかも知れません(それとも、108EΣがそれだけ秀逸ということですか)。
そこで、空気室の奥行を15cmから16cmに伸ばした上段一対のカットを依頼しました(容積は3047mlになった)。  
 
実は、前回の下段一方に加えて、空気室容積を拡大した上段一対も、両者併せてサブロク一枚に板取して発注してあったのですが、昨日、届きました。
結果次第ですが、空気室容積拡大版だけを製作したいときは、発表済みの板取図の一部(サブロク半枚の部分)を変更するだけで対応できます。
 
(SUT-100 はサット・ヒャクまたはサット・イチマルマルと呼んでください。 また、
 その組立図・板取図などは、狼藉帖Dec-2002にあります。)
 
 
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