AMANO'S
超・究極のBH
瘋癲狼藉帖
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August * *
2003
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Aug-25-2003
SUT-100(組立・下段・失敗)
下段の組み立ては失敗しました。
片方の下段に、いずれの中段を重ねてもガタつきます(他方は、吸い付くように密着)。天板が僅かに捻れているようです。
スぺーサーを挟むので、空気の漏れはなく、音的には左右の違いは感知できませんが、心は穏やかでありません。
問題はどこにあるのでしょうか。
 
 
 
 
 
下段を組み立てた日は、この夏にしては珍しく30度を超え、接着剤の固化が速く、重量物を載せる矯正が、手遅れになってしまった、という事情もあります。
くやしいので、下段の片方だけ、カット屋さんに注文を出しました(これが出来るのも、セパラブルの長所)。
 
組み立て方法の工夫で、天板の捻れは未然に防ぐことが出来るでしょうか。
成功したら、その製作記事を掲載いたしましょう。
 
(SUT-100 はサット・ヒャクまたはサット・イチマルマルと呼んでください。 また、
 その組立図・板取図などは、狼藉帖Dec-2002にあります。)
 
Aug-19-2003
SUT-100(組立・中段)
中段の組み立ては、とても簡単で、説明不要でしょう。
 
 
 
鉛棒は何をしているのでしょう。この場面になったら、ナルホドと納得して頂けると思います。
 
 
ここで左右を合体させますが、接着剤が完全に固着する前に、上面を載せて、水平精度を出します。
 
(SUT-100 はサット・ヒャクまたはサット・イチマルマルと呼んでください。 また、
 その組立図・板取図などは、狼藉帖Dec-2002にあります。)
 
Aug-11-2003
SUT-100(組立・上段)
SUT-100の製作は、同じ積み重ねスタイルのSUT-200の場合の製作記事が参考になります。
ただ、対応する部材のサイズが小さく、数も少ないことから、釘を一切使用せずに組み立てを進めることにしました。
接着剤が潤滑油のような働きをしてズレルのを防ぐには、一枚ずつ、コツコツと足していくことです。釘を使うナンノ式に比べて時間がかかるのは、仕上がりの美しさを想って、我慢しましょう。
 
先ずは、空気室です。
 
SPコードはここでハンダ付けしておきます。
 
爪付きナットは3本足にして(瘋癲老人の力では、ニッパーの類では無理で、タガネで切断しました)、バッフル裏面に取り付けます。
 
スロート部分も同時並行で組み立てます。
 
セパラブルBHでは、上下が接する面の水平精度がキモです。
完全に固着する前に、重量物を載せて、わずかな狂いも矯正します。
 
空気室とスロートを連結すれば、上段の出来上がり。
最後に、鉛棒を木ネジで固定し、重心をスロート側に保持します。
 
(SUT-100 はサット・ヒャクまたはサット・イチマルマルと呼んでください。 また、
 その組立図・板取図などは、狼藉帖Dec-2002にあります。)
 
Aug-04-2003
SUT-100(スワンを超えるBH)
 
SUT-100 の組み立てが終わりました。
その経過の要所要点は順次アップして参りましょう。今回は、その外観だけです。
 
横幅はスワンaの約半分。
 
スワンaでは後面開口部を壁から離すスペースを確保するので、両者の奥行きは実質的に同程度です。
 
右から、上段・中段・下段のセパラブル。これで、ハコの隅々まで手が届きます。
 
見事なラウンド・バッフルは、カット屋さんの手作りの労作です。
 
肝心の音ですか。
「スワンを超えるBH」を標榜して設計した者の言葉では、誰も信じませんよね。
耳の確かな方にお願いしましょう。
(SUT-100 はサット・ヒャクまたはサット・イチマルマルと呼んでください。 また、
 その組立図・板取図などは、狼藉帖Dec-2002にあります。)
 
 
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