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外観からわかる特徴
1.バッフル面積が小さい(30cmX30cm)−−−−−−−−鉄則(1)
2.開口部がユニットから離れている −−−−−−−−−−−鉄則(2) 3.ユニットセンターまでの高さが1m以下(96cm)−−−−−鉄則(3) 4.スピーカーターミナルとユニットが近い −−−−−−−−−準鉄則 5.スペースファクター(cm) : H*W*D=111*42*62 −−−準鉄則 (上段:30*30*62; 中段:49*36*51; 下段:32*42*62)
外観では隠れている特徴
6.各音道の断面はより正方形に近い −−−−−−−−−−鉄則(4)
 7.音道の折り曲げは 90度4回、180度2回−−−−−−−鉄則(5) 8.吸音材は使用しない−−−−−−− −−−−−−−−−鉄則(6) 9.サブロク(21mm)5枚で1組できる−−−−−−−−−−準鉄則 空気室容積=11L(可変)、スロート断面積=203cm^2(可変)、 音道の全長(中心直線)=309cm 意外な効果
このスピーカーは、上段、中段、下段の3個のハコを重ねて構成しています。設計当初には、ボンドで固定する予定でしたが、単に重ねるだけでも、その重量(上段だけで約25kg)が効いているためか、かなり良く鳴ってくれました。そこで、適当なスぺーサーを介して使用しています。
セパラブルであるため   * 一人でも楽に移動できる * ハコの隅々まで手を入れることができる   ようになっています。 ユニットの交換などのメンテナンスが容易になっただけでなく、ミリ単位で空気室の容積や各音道の形状や断面積を調節できます。 半年とか1年という気が遠くなるようなエイジングを待たなくても、能動的なチューニングで最適化できるという、これはセパラブルの意外な効果でした。
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