AMANO'S
超・究極のBH
超・究極のBHの製作
組   立 ( 中 段 )
究極のBHとは 超・究極への最適化
良いBHの鉄則 M E N U
 
製 作 ( 特 徴 ) 組 立 (上 段) 組 立 (下 段) 組 立 図 板 取 図 B B S
 
 
 
 
組 立 図 ( 中 段 )
組立図(中段)
 
 
 
 
中段は、上段に比べると、ずっと簡単に、しかも早く出来あがります。
(釘を多用しますので、このページの最後に、釘打法について、少し説明してあります)
 
組立手順
      
(11)
[16]+[17] :
接合面が広いので釘を併用します(シナ合板の表面同士はボンドで滑りやすい)。
位置決めは物差しで線を引かず、他の板を当てて、面を指の腹で揃えると、21mmがピタリと決まります。
[18]+[19]はこの対称形です。
16+17
 
(12)
{[16]+[17]}+[20] :
[18]+[19]の上に[20]と[26]を立て、[16]+[17]を載せて筒を作り、そこで[16]+[17]と[20]を釘を併用して固定します。
写真は、固定後のものです。
(16+17)+20
 
(13)
({[16]+[17]}+[20])+21 :
上(12)に準じて、固定します。
写真では、すでに[20]と[21]に補強材を固定してありますが、チューニングの段階で、その必要性を判断すべきと、今は、考えています。
{(16+17)+20}+21
 
(14)
[22]+[23] :
[23]の平面に対し[22]を垂直に正しく固定するのは、かなり難しいことでした。
このように、二組を背中合わせにし、同時に、ボンドだけで接着しましたが、もっとよい方法があるかも知れません。
22+23
 
(15)
上(13)に[18]+[19]を固定し、次いで上(14)を固定すると、写真の右です。続いて[26]を固定すると左です。
それぞれの固定位置は[22]と[25]で決まります。
[{(16+17)+20}+21]+(18+19)+(22+23)
 
(16)
上(15)の写真左に[24]+[25]を取り付ける寸前です。
[{(16+17)+20}+21]+(18+19)+(22+23)+26
 
(17)
いよいよ最後です。多少の歪みはチカラ技で修整しましょう。このとき、ナンノ方式に助けられます。
組み終わったら、上段と同様に歪みを矯正しましょう。載せるのは上段プラス重量物です。
[{(16+17)+20}+21]+(18+19)+(22+23)+26+(24+25)
 
 
ナンノ式釘打ち法(Modified)について
ナンノ方式で、釘を使用する目的は、強度を増すことではなく、
   「ボンドが潤滑油のような働きをして、固着前にズレル」
のを止めることです。
釘を併用する効果は、
   「ピタリと最初に固定できれば、固着するまで待たないで、作業を進められる」
ことです。
ナンノ方式の特徴は、あらかじめ、必要な数の釘穴を開けておくことです。しかも、その穴は、手で楽に釘を差し込める大きさにすることです。その結果、釘を打ち込むとき、板が、ボンドで滑って、ズレルことがありません。
しかし、強いて難点を挙げるとすれば、穴が釘より若干大きいので、釘の使用に強度を期待される方には、不安が感じられることです。
 
そこで、少し変えてみました。穴の大きさと、釘の種類の使い分けです。
打ち込む釘はフローリング用(フロアー釘)を奨めます。頭が小さく、しかもその中央に凹みがあって、ここにタガネを当てて打ち込めば、1mm位は楽に沈み込みます。後で、部材と同色のパテで処理すると綺麗に仕上がります。また、その胴体はドリル状になっていて、強度も良さそうです(実際、抜きにくい)。
 
フロアー釘と普通の釘
 
* フロアー釘は38mm(合板が21mm厚のとき)を用意し、普通の釘は、それより少
  し細いものを選ぶ。
* その板に必要な箇所全部(3個以上)に、普通の釘がやっと通る大きさの穴を、前も
  って、開けておく。
* ボンドを接合面(両方)に塗って合わせる。
* 要点となる端々の穴に普通の釘を挿入する。
* 正確な位置に板を合わせて(指の腹で探ると意外に正確)、カナヅチで釘を軽く打つ
  (5mm位)。
* 残った穴にフロアー釘を打ち込む。
* 普通の釘を1本抜いて、替わりにフロアー釘を打ち込む。残りの釘も1本ずつ同様に
  する。
* はみ出たボンドを、濡れ雑巾で拭き取る(少しでも残ると、乾燥後、その部分の色が
  変わる)。
 
この釘打ち法には、
   「ハタガネを使用しなくても大きな部材を固定できる」
という大きな利点もあります。
 
 
 
 
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