普段未公開の馬たち
ここで紹介するのは、普段は見学者に公開していない、いわば「社台の秘宝」たちです。 | |
リアルシャダイ 〜種牡馬最後の年〜 | |
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1979年生まれ、アメリカ産。 父:Roberto(ロベルト) 母:Desert Vixen(デザートヴィクスン) 主な戦績 ドーヴィル大賞典(仏G2)。 現役時代は仏ダービー(G1)2着と活躍し、種牡馬としても今は亡きヘヴィステイヤー・ライスシャワーの父としてあまりにも有名であり、そしてこのツアーで最初に出会った馬でもあります。 普段見慣れぬ団体客に、それなりに興味を示していたみたいでしたけど? しかし、これが種牡馬としてのリアルシャダイ最後の年だったとは・・・。 |
ノーザンテースト 〜そろそろ楽隠居を・・・〜 | |
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1971年生まれ、カナダ産。 父:Northern Dancer(ノーザンダンサー) 母:Lady Victoria(レイディヴィクトリア) 主な戦績 ラ・フォレ賞(仏G1)。 日本の競馬史を大きく塗り替えてしまった大種牡馬。かつてはリーディングサイアーの座を82〜92年と足かけ11年連続で独占し、今でも母の父としても優秀さを誇示。 しかし寄る年波にはさすがに勝てず、2000年からは隠居するとのこと。ちょっとこっちに興味を示したみたいでした。 注)ノーザンテーストは尾花栗毛ではありません、あしからず。(^_^;) |
ホワイトマズル 〜亡き父の座を狙う白い銃口〜 | |
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1990年生まれ、イギリス産。 父:Dancing Brave(ダンシングブレーヴ) 母:Fair of the Furze(フェアオブザファーズ) 主な戦績 伊ダービー(G1)、ドーヴィル大賞典(仏G2)。 80年代欧州最強馬の名をほしいままにしたダンシングブレーヴがヨーロッパに残してきた置きみやげの1頭。 遠くでぼーっと突っ立ってました。おかげで牧柵の網がじゃまになりませんでした(笑)。 しかし、観光目的ではないとはいえ、あの網はどういう意味があるのやら・・・?(^_^;) |
エリシオ 〜JC最先着凱旋門賞馬〜 | |
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1993年生まれ、フランス産。 父:Fairy King(フェアリーキング) 母:Helice(エリス) 主な戦績 リュパン賞(仏G1)、サンクルー大賞典(仏G1)2勝、凱旋門賞(仏G1)、ガネー賞(仏G1)。 ジャパンカップにも出走したことがある(96年に3着)ので、知っているファンも多いかと思います(あれからまだこの3着が凱旋門賞馬のジャパンカップ最先着記録なんですよね、実は)。 こっちでずっと草を食べていたので、網がもろにじゃまになってしまいました。 |
メジロマックイーン 〜4代天皇賞馬をめざして〜 | |
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1987年生まれ、浦河産。 父:メジロティターン 母:メジロオーロラ 主な戦績 90年菊花賞、91・92年天皇賞・春、93年宝塚記念。 父はメジロの執念の象徴、母系は日本古来の牝祖・アストニシメントまでさかのぼれる「ロマン派泣かせ」、いざ走れば中距離から長距離まで幅広くこなし、賞金総額10億円時代の扉を開いた名馬。 勿論目指すは4代3200m天皇賞馬。産駒ではエイダイクインがエリザベス女王杯で3着に粘るなど、地道な活躍をしています。 しかし、すっかり白くなりましたね・・・(芦毛だから年を取れば白くなるのは当たり前ですが)。 |
ダンスインザダーク 〜暗闇から表舞台へ〜 | |
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1993年生まれ、千歳産。 父:サンデーサイレンス 母:ダンシングキイ 主な戦績 96年菊花賞。 この馬の主戦だった武豊騎手が、後にスペシャルウィークを評して「ダンスインザダークに似ている」と言ったのは有名ですが、このダンスインザダークがもし菊花賞以降も無事に走っていたとしたら、やっぱりスペシャルウィーク級の超一流馬になったことでしょう。 それが決してウソではないと思わせるのが、あの菊花賞の上がり33秒8の豪脚! 惜しくもそれを置きみやげに故障引退してしまいますが、2000年からデビューした産駒も好調な滑り出しを見せています(しかし、産駒の1頭「ラブダンスサイト」とはなんて名前だ(笑))。 |
エルコンドルパサー 〜実はサービス精神旺盛?〜 | |
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1995年生まれ、アメリカ産。 父:Kingmanbo(キングマンボ) 母:Saddlers Gal(サドラーズギャル) 主な戦績 98年NHKマイルカップ・JC、99年サンクルー大賞典(仏G1)。 スペシャルウィーク・グラスワンダーと並ぶ、言わずと知れた99年3強(しかし3頭ともここで繋養されることになろうとは・・・)。凱旋門賞は惜しくも2着とはいえ、大健闘だったのは記憶に新しいところです。 |
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そんな彼も、柵の外に顔を出してきてくれたり、結構サービス精神旺盛なやつかも。(^^) それとも単にこっちに興味があったのか・・・? |
サクラバクシンオー 〜スプリント時代夜明け前のヒーロー〜 | |
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1989年生まれ、早来産。 父:サクラユタカオー 母:サクラハゴロモ 主な戦績 93・94年スプリンターズS。 現役時代は、1400mまでなら圧倒的な強さを誇った生粋のスプリンターです。 ちなみに彼は、この写真のようにずっと遠くでもしゃもしゃと食べてばっかりで、顔も上げてくれませんでした。 |
サンデーサイレンス 〜俺がSS様だ、文句あっか!?〜 | |
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1986年生まれ、アメリカ産。 父:Halo(ヘイロー) 母:Wishing Well(ウィッシングウェル) 主な戦績 ケンタッキーダービー(米G1)、プリークネスS(米G1)、BCクラシック(米G1)など。 種牡馬ランキングは毎年ぶっちぎり、もはや説明無用の、世界がうらやむ(本当)スーパーサイアー! |
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自分の馬房に入ったかと思えば出て、こっちに向かってきたり。向かってきたときは結構怖かったぞ〜(笑)。 だって、どこでも言われるのが「凶暴な馬」というイメージで、いつ噛みに来るかと内心ビクビクものでしたから・・・(爆)。 |
お・ま・け | |
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これは、サンデーサイレンスの厩舎付近で出会ったネコです。 ということは、サンデーサイレンスのもとに出入りしているということになるの? |