| トロイ感想 その1/その2/ |
| トロイ感想その2(2004.07.16) |
| トロイ、三回目行ってきました。(でも感想は二回目) 何度見ても何度見ても「お花ちゃんがやってるんじゃなければパリスの脳天かちわって、脳味噌の代わりにヌカミソ詰めてやりてェ!」と思わずにはいられません(笑)。 ああもうほんとに、パリスに関してはお花ちゃんの魅力勝ちです! あんなバカ王子なのに可愛いんじゃ!(馬鹿だから可愛い、という観念は吉野にはありません。バカな男は好かん。) でも吉野がイリアスの市民で、家族や子供をギリシア兵に殺されたとしたら、きっとギリシア兵よりも原因を作ったパリスとヘレンを恨むでしょうね。 そんで、自分らだけはとっとこ逃げ出すんだもんな〜。 ……いえ、別にトロイ王家だけを責めてるわけじゃなくて、王族なんてそんなもんなんですけどね。 アンドロマケたちが逃げられたのは良かったと思うんですけどね。 原作(?)だと、あの子、殺されちゃうじゃないですか。ヘク兄があんなに可愛がってたのに。 それがとりあえず無事逃げ延びられたんで、良かったなと。 ヘク兄ちゃんも本当に素敵。 おバカな弟や、愛情深いけどちょっと信心深すぎのおとんの間で、すっかり苦労性が身についちゃって。 いいなあ、エリック・バナ! インタビューの時の、あの楽しい感じとのギャップがまた最高です。 ハルクやチョッパーリードも見てみたいですが、それより、コメディアンとしてのエリックを見てみたいなあ、私。 しかし、トロイの兜は何であんな、頭1.5倍くらいの高さなんだろう?(笑) あんな形の方が頭を保護できるんでしょうか?? でも、はっきり言って変!だから!(笑) まあいいや、主役級は皆大概途中で兜脱ぐし。やっぱり顔を見せてくれないとね。 兜の形ならトロイの一般兵がかぶってる、脳天部分のないタイプがかっこいいですね。安全面では問題があるかもしれないけど。 日本では兜を被ったときに蒸れないように月代を作ったと聞きますが、他の国の人は兜の蒸れはあんまり気にならなかったんでしょうか。ビジュアル重視? この時代は服も鎧もオープンなので、身体の蒸れはそれほどでもないかもしれませんが、中世の甲冑なんてすごいでしょ。 あの時代の兵士は多くが皮膚病患ってたそうですよ〜。 そりゃそうだよなー、蒸れるし、お風呂は入らないし、じゃ白癬菌だって繁殖するよ、うんうん。ばっち!(汚い、の意) そうそう、ヘク兄と言えば、アキレスと戦った後なんですが。 葬儀の時に映ったヘク兄の遺体、右耳がないような気がするんです……。 あれはやっぱり、アキレスが宣言通りに削いじゃったんでしょうか。 じゃ、目や舌も実は…………???? うにゃ〜〜〜〜(←想像した) 大画面で見るショーンはとっても素敵なんですが、早くDVDでないかなー、と思ってます。 「ショ〜〜〜〜〜〜〜ン〜〜〜〜〜〜〜!」と大声で叫びながら見たいのよ!(笑) もう本当に、ショーンが出るたびに握りこぶしで萌え萌えで、地団駄踏みながらしつけの悪い幼児のように転がり回りたい衝動を堪えるのが大変です。 DVDが出たら心ゆくまでシャウトしながら見よう。うん。 トロイも、LotRみたいにオーディオコメンタリがついてるといいのになー。 エリックのコメントとか、絶対楽しいと思うんだけど(笑)。 アキレスの戦い方が好きです。 特にスカート……でなく、足捌きが。 さっと後ろにはらったり、ぱっと股上げの要領で脚をあげたりして剣を躱すのが、あんまり見たことない殺陣で、それがとてもかっこいい。 あと、背中の盾から槍を突きだしたりとか、何かよくわかんないところから剣が出てきたりとか、アキレスの剣技って、かなり独特ですよね。 何が独特って、あの飛び上がりざま相手のけい動脈に剣を突き立てる、あの技でしょうが。 何度見ても、アキレスのスカートの中につい目が行っちゃう……(笑) よかった、豆ッセウスがあんな戦い方をするタイプじゃなくて! そんなことしたら、敵も味方も鼻血吹いてぶっ倒れるよ! オデュッセウスといえば、この後10年間の放浪記・オデュッセイアが有名ですが、あれは「戦から帰るのがいかに大変か、を示した物語ではないか」と里中満智子が言ってました。 うーん、なるほど。 じゃあ、コールド・マウンテンはオデュッセイア南北戦争版?(コールド・マウンテン見てないけど) ペーターゼン監督、DVDでいいんで、「豆ッセイア」を出してくれませんか?(笑) 七難八苦に耐える豆たんが見たいわ! そういえば、オデ受の間では当然のように「何かあった」とみなされているアガメムノン王ですが、彼がブライアン・コックスで、なおかつシャープシリーズではホーガン少佐をやっていた方だということに、ついこの間まで気づきませんでした。 ……恥ずかしい! また豆たん、ブライアンさんの部下なんだ。 また無理難題を押し付けられてるんだ(笑)。 ブライアンさん、豆たんに「マイディアボーイ」なんて呼びかけちゃったりしてくれなかったんでしょうか(ホーガン少佐は、シャープ中尉のことをよくそう呼んでいた) |
| トロイ感想その1(2004.06.02) |
| トロイを見てきました!!!! ああ、ショーン! 出番いっぱいで、おいしいとこ取りで、最後まで死なないなんて! ブラヴォ!神様ありがちょう!(この場合、ゼウスに感謝すればいいの?) この映画の予告は去年の末からやってて、「ラスト・サムライ」や「ファインディング・ニモ」を見に行ったとき、見たんですよね。 あの時は確かに「わー、ブラピの新作!!?わあ、オーランド・ブルームもでるなんて!夢みたい!」とはしゃいでいました。 まさか半年後、ブラピもオーランドも目に入らない勢いでショーン・ビーンなんて(その時は名前も聞いたことのない)俳優の出番に胸を躍らせる自分がいるとは思いませんでした。 人生ってわからない。 ショーンの前に他の役者さんがいると「邪魔っ!どいて!カメラさん、右寄って、右!」と内心で色々叫びながら見ておりました。 特に、トロイの城壁の外で、トロイ軍とギリシャ軍が初めて相対したとき。 べらべらしゃべるアガメムノンの、ちょうど後ろにオデュッセウスがはまりこんじゃって、隠れてしまってるんですよ。 アガメムノン、邪魔〜〜〜!(笑) 考えてみれば、大画面でショーニィを見るの、初めてなんですよね。 RotKでコンマ数秒の回想シーンのボロミアを見た以外では(笑)。 ああ嬉しい。 嬉しくて嬉しくて、座席で飛び跳ねそうでした。 いっそ、オーシャン・オブ・ファイアーを見たときよりはしゃいでいたような気がします。 別に、愛がヴィゴからショーニィに傾いたとかじゃなく、ショーニィには「ミーハー根性」をすっごく刺激されるみたいです。 「ヴィゴ好きー……」というエネルギーは、しみじみ内側にしみ込む感じがしますが、ショーニィの場合は「やーん、ショーニィ好き〜〜〜〜!!!!」という感じで外側に発散されます。 一番最初のモノローグを聞きながら「これ、ショーンの声じゃないかなあ」と思ったんですけど、あんまり自信なくて、黙ってたんですが、最後のモノローグもショーンだったんですから、オープニングのあれもショーンですよね? ショーンの声を聞き分けられた自分に、大変自己満足。 ああ嬉しい。 今回は、それほど腐女子萌えはしませんでした。 あえて、というなら(誰も言ってない)アキレス(asブラピ)×オデュッセウス(asショーニィ)ですが、「どうしてもこの二人で!」というような萌えではなく。 アキレスの従弟君、パトロクロス(イリアスでは友人なんだけど)がもう少し私好みなら、アキレス×パトロクロスなんかもよかったけどなあ。 「お前が気になって戦えない。船を守れ」っていうアキレスの台詞、いいでしょう! どっちかってと、ちょっと文系っぽかったですよね、彼。 体育会系の、大型犬の子犬みたいな役者さんが配役されてたら、きっと萌えだったと思うな。 トロイの兄弟も萌えでしたが、それもどっかの執政家兄弟を見たときのように、抗い難い劣情は別に感じませんでした(笑)。 だって、あの兄弟、どっちも攻だもん。執政兄弟はどっちも受ですが(それもどうなのよ)。 敢えて、というなら(誰も言ってないってば)、パリス(asオーリ)→ヘクトル(asエリック・バナ)で、受攻はよくわかりません。とにかく、気持ちがパリス→ヘクトルで、しかもパリス、ヘクトルが死んでから、初めて自分が兄を愛していたことに気がついた、とかそんな感じ(笑)。 今回、女性陣がみんな素敵だったからかな? でも、そんなの、本気になった腐女子アイの前には太陽の前の星に等しいのですから、なんの防御線にもなりませんよねえ。 「豆には公!花には藻!」と思ってるから? とも思いましたが、某海賊映画では「ウィルジャ〜〜〜」と騒ぎ、某ドラマでは「ハーパーシャープ〜〜」とか言ってるんですから、それも関係ないですし。 つまるところ、私の「腐女子ツボ」とはポイントが少しずれていたのでしょう(笑)。 とはいえ、色々楽しいところは満載ですよ! なんてったって、ショーンがいますからね!(意味不明) ショーン初登場の時は、一緒に行った友達と手を握りあって喜びました。 解ってくれる人が隣にいるっていうのは、いいですねえ(笑)。 その直前、アガメムノンがアキレスを参戦させようと計略を立てるところで、「口説ける男は一人しかいない」っていうんですよ。 ああ、ショーニィの出番だな、と思ってたんですが、それよりも! 「口説く」ってなんだよ、「口説く」って! 説得する、とかあるだろう〜〜〜〜〜〜!!! 口説くのか〜〜〜〜〜〜〜〜〜! と、アガメムノンに裏手ツッコミ(笑)。 公認ですか、アキオデ。 またそんで、オデュッセウスが例の満面の笑みで、アキレスに会いに行くんですよ〜〜〜〜! そんな可愛い笑顔をふりまいちゃいけません! 無防備な! しかもそんなミニスカート姿で!!!! 今回の衣装、ガードが甘いんですよね、皆。 ブラピのスカート姿が話題(?)でしたが、ブラピのスカートより、ショーンのスカートだよ! まあ、ブラピよりはスカート長めなのと、アクションがあまりなかったのとで、それほど目の毒ではなかったのですが、一度、ショーンの足が画面の前を横切ったことがあって、それがまた、こう、太ももの裏側から、お尻に続いていくラインの始まりのあたりまでが見えてて、オーリの全裸(もちろん大事な部分はベッドに隠れてましたが)よりドキドキしました。 ……ショーニィの生尻なんて何度も見たのに、改めてドキドキするなんて、チラリズムの魔法ですね! 鎧を脱いでるときに着てるシャツも、前身ごろと後身ごろをヒモで結んであるんですが、それもゆるーく結んであるだけなので、肩なんか丸見えなわけですよ。 セクシーだから!もー! まあ、もちろんブラピもセクシーでしたけど。 アンダースカートなのかな、黒いレザースカートみたいなカッコでうろうろしてるシーンがあったんですけど、あれ、普通にかっこいいと思いました。欲しい(笑)。 今回「ブラピのミニスカート」は理解してたんですが、「全ての男性がミニスカート」だってことを失念しておりました。 そうだよ!おっさんだって、じいさんだってミニスカートなんだよ!(笑) でも、外国人男性は足が長いからでしょうか、足の細い方が多いですよね。 吉野足フェチなので、太ももから膝でひきしまって、またふくらはぎへ続いていくあのライン、たまりません。 でも今回色々魅力的な太ももをみましたが、「My太ももベストランキング・男優部門」の一位はヴィゴです。 彼の太ももが一番好き♪ ヴィゴがこの映画にでてミニスカで走り回ってたら、彼の太ももから目が放せず、字幕なんか目に入らなかったでしょう! ミニスカヴィゴ……あ、想像しただけで鼻血でそう……。 ブラピもすごいボディラインだったけど、エリック・バナの胸筋もすごかった〜〜〜〜! Cカップはありますね!(カップねェから) キレイな男たちですねえ。 あ、もちろんオーリの身体もキレイでしたよ。お腹の辺りが好きだ。 好みを言うなら、胸筋と上腕筋をもう少しつけてほしいな(笑)。 男性の、ひきしまった腹筋から腰骨、そして鼠径部に続いていく、あのギリギリのラインが好き。 いえ、そのままリトル・ゴッドまで見えてもいいんですが、「ギリギリで見えない」方がやらしいじゃないですか! ……さっきからフェチ発言が多くてすみません……。 ほかにも「肩甲骨が好きだ!」とか「前腕筋からひじへ続く丸いラインが好きだ」とか「筋張って大きな手が空きだ」とか、「くるぶしの骨、萌え!」とか色々あるんですけど。 アガメムノンが嫌いだから、参戦には乗り気でないアキレスに、オデュッセウスは「アガメムノンのためじゃない。おれのために戦ってくれ」と言います。 ぎゃ〜〜〜! 究極の口説き文句ですな! 「君が隣にいると妻が安心する。おれもだ」とかも、確か言ってました。 その通りで、トロイ軍がギリシャ軍がいる海岸まで攻め込んできたとき、オデュッセウスはアキレスがいない(アキレスはもう戦う気をなくして、翌朝帰る気だった)のを見て、微妙にびくびくしてました。 ショーニィはどうしてあんなにびくびく演技が上手なのでしょうか! 可愛い〜〜。小ウサギのようです。 オデュッセウスは知将なのですよね。 私、ショーンが頭のいいキャラの役をやってるのを初めて見たような気がします(笑) びくびくと言えば、パリスがヘレンをかけてメネラオスと戦うときも、びくびくしてて、それがまた可愛かったです。 盾も剣も弾き飛ばされて、お兄ちゃんのところまで這って帰って、お兄ちゃんの足にしがみついてるところなんて、尻尾巻いてご主人様の元に逃げ帰った大型犬みたいでした! かわいいなあ(笑)。 お花ちゃんが流血しながら戦ってるところも、初めて見ました。 トロイはねえ、映画としては特別どう、ってほどじゃあなかったんですよ。 もちろん、面白かったし、ゴージャスでしたし、楽しかったですよ。 吉野、剣と弓矢の戦いって大好きなので、戦闘シーンではわくわくします。 銃を使った戦争は嫌いですが。 トロイの海岸で、アキレスの兵が50人でトロイ兵に戦闘を仕掛けるシーンなんか、めっちゃかっこよくて血わき肉躍りました(笑)。 ただ、「ペーターゼンが監督で、ブラピが主役で、オーランドを起用して」っていう映画なら、「これくらいの規模のこれくらいのレベルの映画だろう」っていう期待値があるでしょう。 その期待値どおりの映画だった、といいますか。 ショーンの出番の多さ以外に(笑)「+α」という何かはなかったんですけど、ただ、やっぱり、さすがの脚本にキャスティングだなあ、と思いました。 有り体に言えば、パリスとヘレンの扱いですね。 少なくとも、ギリシャ神話的ヘレンでは、観客の共感は得られないでしょうし、それが得られなければ、トロイの悲劇は半分も感動を呼ばなかったでしょう。 「バカな王子がバカな王妃を奪って来たせいじゃん。そんな王子の我がままを許したのはお兄と王じゃん。……自業自得じゃん」ということになりかねず、実のところ、吉野はそう思ってました。 そこのところがね、上手く描いてあったというか……ヘレンとメネラオスが、権力に物を言わせての愛のない結婚を強要されたらしいのは、ありがちっちゃあありがちですが、でもそれ以外どうしようもないですもんね。 神話みたいに、自分で夫を選んでおきながら、パリスと浮気したんじゃあ、ヘレン側には同情があつまりませんし(笑)。 最初はただのバカップル……というか、ただのバカというか、考えナシの男女二人って感じだったんですが、彼らは彼らなりに一生懸命で、パリスなんかはそのバカでおおらかなところが、むしろ魅力的だし、お兄やパパも、あるいはトロイの国民も、だからこそこの第二王子を愛してるんだろうなー、と思わされました。 そう思わせるところがオーリの魅力だなあ、と。 で、このパリスがただのバカから、ちゃんと「トロイの王子」へと成長していくのがね。 ちょっと気付くの遅いんだけどね、まあ良かったなと(笑)。 ヘレンも、最初は年下の(かどうか知らないけど)男をたらしこんで遊ぶ悪の王妃かと思ってたんですが(笑)、可憐で可愛いところがクローズアップされてきて、彼女にも同情したくなるようになってるんですよ。 「私のせいで多くの男が死にました。メネラオスのところへ帰ります」っていうヘレンに、ヘクトルが「あなたはトロイの王女だ」っていうところがいいんですよー。 何となくうやむやのままにトロイの客人だったのが、あの一言で、きちんとヘレンの位置が定まったといいますか。 だからこそ、アンドロマケ(ヘクトルの奥さん)も、「あなたのせいよ!」とか言わなかったんでしょうし、それどころかヘクトルの葬儀の時に、大事な赤ちゃんをヘレンに預けるくらいの信頼を寄せることになったのではないかと(あれは女性の女性に対する最大の信頼だと思う)。 この映画のヘレンは、可憐な、普通の、ただ、美しすぎたことが彼女にとって不幸だっただけの女性として描かれていました。 一度始めた戦争を止めるのは至難の業だ、というのを改めて感じました。 きっかけは、ヘレン一人だったけど、そこにアガメムノンの野望が加わり、一度でも剣を交えてしまえば、哀しみは恨みを、恨みは哀しみを呼んで、雪だるまのように膨れ上がった感情は、収まる先を探して暴れ狂ってしまうんですよね。 やがて、当事者の手を離れたところでいくつもの悲劇が生まれてしまうのでしょう。 ヘクトルはね、もう理想の王子ですね。あのまま行けば理想の王になったことでしょう。 知略に長け、武勇を誇り、思いやりを持ち、理性的でした。 少しばかり、情が深すぎて、それが彼の最後を速めたように思いますが、それゆえこそのヘクトルでしょう。 そうでなければ、ヘクトルはああまで魅力的ではなかったでしょうから。 父を愛し、弟を愛し、妻を愛し、トロイを愛し、誇り高く死んでいった王子です。 とても素敵。 出陣の際に兵士達に向って「トロイは我々の母だ!母を守れ!」って鼓舞するんです。 とてもいい演説でした。 ヘクトル・パリスの父、プリアモスが、ヘクトルの死体を返してもらいに単身、アキレスの元へ行くシーン、とても好きです。 父親の愛を感じます。 プリアモスの心に感じ入って、ヘクトルを返すアキレスも立派でした。 自分がよければ全てよし、的アキレスが、従弟を亡くし、ブリセイスと出会い、プリアモスの愛を見、周りを見ることを知っていくんですね。 プリアモスも、きっと平和な時期なら名君として崇められたことでしょう。 ただ、狡猾なギリシャ軍と全面戦争をするには、少しばかり迷信深かったですね。 仕方のないことかも知れないけど。 ヘクトルの意見を入れておけば……そして、最後はトロイの木馬に対しては、パリスの意見を入れておけば、トロイの滅亡は防げたのかも知れないのですが。 ──まあ、歴史は「たら」「れば」の積み重ねですけども。 だってそもそも、和平交渉の場で、パリスがヘレンを奪ってこなければ、トロイは滅亡しなかったんですし(笑)。 トロイの木馬作戦をオデュッセウスが思い付くところ、もう少し詳しく演出してくれても良かったのに〜! いえ、これはオデュッセウス贔屓で言ってるんじゃないですよ! このお話の要となるところじゃないですか! ええ、あくまで一観客的意見として言ってるんであって、別にショーニィのことをクローズアップして欲しかったとかいうアレがナニなわけでは決して……っ! ところで、この感想を書いてるうちに、新しい萌えが脳内から湧いて出ました。 アガメムノン×オデュッセウス(もちろん合意ではなく)なところを、アキレスが略奪愛だったらどうだろう! それだったら結構萌え!(笑) というのはですね、私知らなかったんですが、当時、ギリシャは連合国家なんですよね。 で、それらを収めてるのがアガメムノンで、オデュッセウスはイタケの王として、彼に仕えてるんですよね。 アガメムノンなんか嫌いだ、知らん、というアキレスとは違って、オデュッセウスは王としての義務とか色々あって、アガメムノンに服従をしないわけにもいかないのですよ。大人だから。 で、他の王様は王笏だとか、壷だとか、色々差し出すんですけど、私がアガメムノンなら、イタケの国からは金銀宝石よりオデュッセウス本人が欲しいなーと思って(笑)。 結局行き着くところはアキオデですが、「略奪愛」ちゅーところが萌えなのですよ。あっはっは! ていうか、むしろアガメムノンがオデュッセウスを無理矢理、ってところが萌えなのかも。 ──私ったら……(今さらちょっと恥じらってみる)。 トロイの木馬なー。 疫病が流行ってギリシャ軍は撤退した、っていう体裁にしてありましたが、そんな場所においてあるもの、持って帰るのはどうだろう?? 3200年前は、あんまり衛生について考えてなかったんだろうか。 疫病が流行ってバタバタしてるはずのギリシャ軍が、何でこんなもんのんきに作ったんだろう、とかは思わなかったんだろうか。(病調伏を祈って、ってのならわからないでもないですが、「航海の無事を祈ってポセイドンに捧げられた物だ」ってトロイ側は理解したようなんですよね) あれを城内に引き入れる過程がちょっと納得いかなかったので調べてみたら、神話では、トロイ側を騙すために、一人の兵士が残ったらしいです。 彼は拷問にかけられて、その中で「ギリシャ軍は撤退した、あれはアテナに捧げられたものだ」って嘘の告白をしたんですね。 なるほどね! ……SEE版ではそういうやりとりも入ってるんでしょうか?(笑) とまあ、なんだかんだ書いて来ましたが、楽しい映画でした。色々と。 後一回、見に行くつもりでーす。 ショーニィの次回出演作、ブラッカイマーがプロデュースなんですね! じゃあ面白いですよね、きっと。 わー、それは楽しみだよ! だいぶウエイト増やしてるって話なんですが、まあまあ、いいよーん。ショーニィだもの(笑)。 9月にはデイジーの映画が楽しみですよね! △ |
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