バッフィ・ザ・バンパイア・キラー

Data

原題
Buffy the Vampire Slayer
監督
Fran Rubel Kuzui
出演
Kristy Swanson, Donald Sutherland, Rutger Hauer, et al.
公開
US, 1992

Story

生まれながらに吸血鬼と戦うことを宿命づけられた少女、バンパイア・スレイヤーは、一時代に一人だけ存在する。 一人が倒れると、その能力は次に生まれるバンパイア・スレイヤーに受け継がれる。
そうやって吸血鬼たちとのいつ果てるとも知れない戦いが繰り広げられてきたのだ。

バッフィは卒業を間近に控えたごく普通の高校生。
チアガールをつとめたりボーイフレンドと会ったり友達とショッピングや映画に行ったりと楽しい毎日を過ごすのに忙しい。

そんなある日、バッフィは突然現れた怪しげな男にバンパイア・スレイヤーとしての自分の使命を告げられる。
その上いきなり夜の墓場に連れていかれて墓石の下から起き上がる死体と格闘させられるんだからもう大変である。

結局バッフィは、(少なくとも観客には)なんだかよく分からない成り行きによって吸血鬼退治のトレーニングに励むことになる。
やがて腕を上げていくバッフィだったが、吸血鬼の王ロトスと対決するにはまだ少し早すぎるのだった……。

My comment

分類上はホラー・コメディらしく、レンタルビデオでもコメディの棚に置いてあった。
ええい、どこがコメディなのか説明してみろ。

「デッドリー・フレンド」ゾンビなガールフレンドを演じたクリスティ・スワンソンが、本作では宿命のバンパイア・キラー女子高生に扮する。

本作は、映画としては青春ものと吸血鬼退治ものの二兎を追って二兎とも逃した感があるが、バッフィを演じるクリスティ・スワンソンのプロモーションビデオと思って観れば、これがなかなか。
顔かわいいしグラマーだし、役柄の性格設定はいかにもな「いまどきの女子高生」だし、といって単なるアイドル映画以上に芝居をキッチリやっている様子が好感度高いので、おそらくアメリカではそこそこウケたに違いない(1998-05-13追記: Cinemania によれば興行的にはかんばしくなかったようである)。

バッフィのトレーナー役はドナルド・サザーランド。
息子のキーファ・サザーランドは「ロストボーイ」という映画で吸血鬼役だった。
親子で反対陣営を演じるなんて面白いなー……と思ったけど、考えてみれば吸血鬼映画なんてしょっちゅう作ってるんだからそんなことは偶然でも何でもないか。

「ブレードランナー」でレプリカント役が印象的だったルトガー・ハウアーが、本作では吸血鬼の親玉ロトスを演じているが、あんまり凄みとか見せない役のせいか、全然だめ。

ピーウィー・ハーマンが吸血鬼の一人として出ていたらしい。 全然気づかなかった。

ところで、アメリカでは同名のTV番組をやっているらしい。 映画のリメイクなのか?
吸血鬼と戦うために生まれながらに選ばれた女の子の戦いと青春の日々というコンセプトは同じだが、Webサイトを観る限りではこちらの方がよくできていそうな気がする……。
Webサイトまで作っているところをみると、それなりに人気もあるのだろう。 「Xファイル」みたいに日本でも放送してくれないかな。
こちらの主演は Sarah Michelle Gellar という、弱冠二十歳にして芸歴15年のベテランで、エミー賞を獲ったこともあるそうな。

1997-10-19


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