天才少年ポールは、父親に折檻されて死んでしまったガールフレンドを、彼の技術の粋を集めたロボットの人工知能を埋め込むことによって蘇らせるが、それはもはや彼女ではなかったのだ……。
人類史上おそらく最初で最後の、バスケットボールで人間の頭をふっとばした映画。
いちおうホラー映画である。
思えばすごい映画だった。
主演の天才少年役のマシュー・ラボートーは、NHKで放映された「マイコン大作戦」でも天才ハッカー役だったが、本作では死んじゃったガールフレンドの脳みそになんとLSIを直接(!)埋め込んで蘇らせてしまう。
死体置き場で彼女の頭をかっさばいて、あのLSIのゲジゲジの足を大脳皮質に刺して
「これでよし」
とか言うのでウヒャーである。
バスケットボールの場面では、映画館中に「おいおい、まじか」というどよめきが起こったし、ラストシーンの後は観客はみな一斉にため息をつきながら席を立ったものだった。
ということで、万一レンタルビデオで見かけたりしたら、絶対に逃すべからず。 必見。
ぼくはパンフレットまで買って持っていた。 引越しのときに捨ててしまったのが惜しまれる。
さて、人類史上唯一バスケットボールで人間の頭をふっ飛ばしたゾンビなガールフレンド役を演じたのは、「バッフィ・ザ・バンパイア・キラー」「マネキン2」などのクリスティ・スワンソン。 本作がスクリーンデビューである。
売り込み中だったのか、パンフレットの裏表紙に水着姿で横たわっている写真が載っていた(劇中にそんな場面は無かった)のが、妙にミスマッチで印象に残ってしまった。
少なくともぼくに対してはこの妙な売り込み作戦はそこそこ成功だったのである。
かわいいんだけど、残念ながら現在に至るまで作品にはあんまり恵まれてないみたい。
1997-10-19