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館 ニ階階段CM:では階段を上がると言う事で(エリア 7)。どういう順番で上がるか申告してください(ニコラス→スティーヴ→くらら→トムの順)。階段の幅は1人分しかありません。「さて、先頭のキャラクターは知覚力で一般判定をロールしてくれないか?」と書いてあります。 ニコラス:どんなゲームブックだよ(笑)。(コロコロ……)95! 失敗! CM:よっしゃ!(笑)。ではニコラスが次の段に足を掛けようとしたところ、木製の段がグイッとねじれて、手の形になってあなたの足を掴もうとしてきます! 不意打ち判定をしてください。 ニコラス:知覚力だよね? 成功! CM:サッと足を引いたので、どうやら足は掴まれずに済んだようです。 ニコラス:掴まれたら踏み外して転げ落ちていた可能性もあったのか。「……俺たちに二階へ上がってほしくないという意思表示なのかもしれない」。 CM:残念ながらニコラスの足を掴み損ねた木の手は、中指を立てて「Fuck!」のポーズをした後に消えていきました。 一同:(笑)。 CM:「コールフィールド・プレースが危険な場所である事は分かったかい?」と書いてありますよ? 一同:(笑)。 CM:(地図カキカキ)二階の見取り図はこんな感じです。 ニコラス:まず、この主人の寝室へ行ってみよう(エリア 8)。 主人の寝室この鍵の閉まっていないドアの中には、西壁に大きなベッドが置かれており、その真向かいの東の壁にドレッサーがある。ホコリ塗れのシーツで覆われた椅子やその他の装飾品が部屋中に散らばっている。CM:どこを調べるか申告してください(ニコラスはドレッサー、トムはベッドを調査する。スティーヴは部屋の真ん中に立って《アンノウンの感知》をする)。では皆さんが調べるために散開すると「……ぴちょん……ぴちょん」という音を耳にします。ニコラス:滴が垂れている音? CM:そうです。何か液体が垂れているような音がします。その音を聞いて皆さんが「おや?」と思って天井を見上げると、そこから赤い液体が垂れています。血のようなその赤い液体が、まるで文字を書くかのようにズズズズズ……と動き始めます。 一同:ほほう! CM:血文字はまず始めに「L」を書きます。皆さんどうしますか? トム:そりゃもう……血文字が完成するのを待つでしょう。 ニコラス:見続けちゃうんでしょうね、こういう時は。 CM:血文字は1秒に1文字ずつ綴られていきます。ジワリと浮き出してくるような感じですね。「LEAVE NOW OR DIE.」と字は浮き上がりました。“すぐに立ち去れ、さもなくば死ね。”その後、血文字はスーッと消えていきます。床に垂れていたはずの滴も消えました。 スティーヴ:「ふ〜む、面白い。この上に屋根裏部屋でもあるのかね?」。 ニコラス:「分からないな。こういう現象はきっと屋根裏部屋の有無は関係ないだろうから」。 スティーヴ:この部屋には他に何もない? じゃあ、向かいの部屋(エリア 9)に行きましょう。 CM:向かいに部屋の扉はLocked。 スティーヴ:鍵が掛かっている。 トム:後回しにする? ニコラス:鍵の開いている部屋から潰していこう。 スティーヴ:じゃ、その隣の部屋。 客室A錆びたノブを回すと、ドアは内側に開く。ホコリとクモの巣の他に、この部屋には何もない。CM:がら〜んとした部屋です(エリア 10)。館の構成から推察すると、おそらくは客室か何かだった部屋だろうね。スティーヴ:何もない。引っ越す前の荷物を運び出した部屋みたいなのか。では向かいの部屋に行きますか。 CM:その前に、知覚力の一般判定。(全員成功)では廊下の長さと、実際にこの部屋に入った印象を比較すると、「この部屋はもうちょっと長くても良いんじゃねぇか?」という感じがします。 ニコラス:! 壁を調べますよ。 CM:すると「ご明察」。東側の壁を調べると隠し扉があって、その先には上へと続く階段があります。 トム:「……やっぱり」。 スティーヴ:「行きますか?」。 トム:丹念に二階を調べた方が良かないか? ニコラス:とりあえず予定通り向かいの部屋か。 客室BCM:ガチャ。ここもがら〜んとした部屋です(エリア 11)。真っ暗で、特に何も置いてありません。 スティーヴ:この部屋はサイズ的におかしくはない? CM:おかしい感じはしない。でもカチャカチャカチャ……という音がして、何と5体のスケルトンが、斧を持ってあなたたちの方へ向かってきます! トム:(爆笑)。 ニコラス:マジ!? スティーヴ:イニシアティブだっ! CM:いえ、まずは恐怖判定ですね。修正は-15なんですが、皆さんよりも数が多いのでさらに10%引かれます。-25%です。くららはH成功です。 トム:M成功か、どうしようかなぁ……。 ニコラス:奇跡よ起これ! ……失敗。 スティーヴ:M成功。……どうしますか? ニコラス:(コロコロ……)俺は意志力を13ポイント失って、1ラウンド逃走。 トム:2ラウンド逃走します。 スティーヴ:私は意志力を3ポイント喪失して留まりますよ。 CM:(スティーヴは残るのか……)仕方ないな、くららも留まるか。意志力を3ポイント喪失。不意打ち判定は……全員成功。不意は打たれません。イニシアティブを振って、くららが先か。彼女は十字に組まれた鉄パイプを持っています(棍棒扱い)。「不浄よ、去れ!」という事で棍棒を振るって、命中。でも……「スカっ」。 スティーヴ:非実体? CM:そしてスケルトンたちはボワンと全て消えました。おそらく、彼らはあなたたちの想像の産物だったのでしょう。 スティーヴ:集団幻覚? CM:スティーヴとくららは知覚力で一般判定。(スティーヴ、成功)失敗したくららは鉄十字を握る手を緩めようとはしないけど、スティーヴにはスケルトンたちが幻覚だったことが分かった。 ニコラス:で、正気に戻った俺が帰ってきてみると、「はっ!? もういない!!」。 スティーヴ:「いやー、くららが大活躍で」(笑)。 ニコラス:「一振りで5体を!?」(笑)。 トム:逃げて正解だったよ(笑)。 CM:幻覚スケルトンの巻、終了(笑)。 図書館スティーヴ:Lockedは一応チャレンジしてみましょうよ。よろしく。 トム:<開錠>72%。では―― CM:その前に、トムがドアに触れようとすると、ノブが「ガチャガチャ! ガチャガチャガチャ!!」と回って、ギィッ……とドアが内側に開きました。 トム:(笑)。 ニコラス:超怖いんだけど、ソレ(笑)。 CM:部屋は壁に大きな本棚が設えられた書斎、というよりも図書館です。テーブルと椅子が置いてあって、本が読めるようになっています。ただし、棚には本はほとんどありません。 ニコラス:机の上に何か残っていませんか? CM:机の上には古そうな1枚の紙が乗っています。 ニコラス:見ます! CM:(プレイヤー・エイドをごそごそ)。 スティーヴ:お? ハンドアウトがあるんですか? CM:いやー、速攻で階段を上がられていたらせっかく作ってきたハンドアウトが台無しになるところでしたよ(笑)。ハイ(プレイヤー・エイド#2を渡す。一同、プレイヤー・エイドを読む)。 プレイヤー・エイド#2
スティーヴ:「カリフォルニア共和国か……」。吸収前だね。 ニコラス:「売ろうとしていたのかね、鉱山を」。 スティーヴ:「でも、1,000ドルじゃあ……」。 ニコラス:「鉱山を売る金額ではない、か?」。 トム:「うむ」。 ニコラス:「“契約の半分が完了したら”……? 落盤事故っていつだったっけ?」。 CM:落盤は9月です。 スティーヴ:「5ヶ月前か。直近、というわけでもないな」。貴重な資料にはなるかもしれませんね。歴史家としても興味がありますので、これは持ち帰りましょう。 CM:でも、100年以上前の手紙が放置されていた状態なので、かろうじて読むことはできますが、持ち帰るのは慎重な処理が必要ですよ。 スティーヴ:なるほど。ではデジカメで撮る事にします。 CM:了解です。後で画像を見直してみたら赤い光が写り込んでいました。「アステカの祭壇が……」みたいなことになりますが、それはまた後日という事で。 ニコラス:(笑)。 CM:さて、皆さんは部屋の中の、そうですな、この机の上にあった書類を眺めて、先の情報を手に入れました。それを見終えたところで知覚力の一般判定を。(全員成功)ではみんな一斉に気がつくのですが、机の下に丸められた紙がポトリと落ちています。 スティーヴ:慎重に、崩壊しないように気をつけながら開いてみます。 CM:確かに、慎重に扱う物件だね(プレイヤー・エイド#3を渡す)。 プレイヤーエイド#3
スティーヴ:……カリフォルニアの黄金発見は何年でしたっけ? CM:1848年じゃなかったかな? ニコラス:この手紙はさっきの銀行の書類と同じくらい古いもの? CM:おそらくそうでしょう。 スティーヴ:きっと同じ年に書かれた文書なんでしょうな。カリフォルニアの金鉱発見と前後して何かがジェイクの周りで起こったということの証拠なんでしょう。これも貴重な歴史的資料になりそうなので、カメラに収めておきます。 トム:歴史的価値はあるかもしれないけど、事件にかかわりそうなオカルト的価値は、あまりないなぁ。この部屋に他に目ぼしい資料がなければ、屋根裏部屋に上がるしかないな。 スティーヴ:じゃ、屋根裏部屋へ行きますか。
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