Frank Lloyd Wright (フランク・ロイド・ライト:18671959)






 ■建築作品紹介■
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1886ユニティ・チャペルウィスコンシン州スプリング・グリーンライトのはじめての作品とされているもの。
1889HOME&STUDIOイリノイ州オークパークライトが20年にわたって住んだ、自宅兼スタジオ。
1893ウィリアム・H・ウィンズロー邸イリノイ州リヴァー・フォレスト
1895チャンシー・ウィリアムズ邸イリノイ州リヴァー・フォレスト
1896ハリー・C・グッドリッチ邸イリノイ州オークパーク日本建築の影響が色濃く出た作品
1897イシドー・ヘラー邸イリノイ州シカゴ
1899ジョゼフ・ハッサー邸イリノイ州シカゴ
1901フランク・トーマス邸イリノイ州オークパーク
1902ウォード・W・ウィリッツ邸イリノイ州ハイランドパーク
1902アーサー・M・ハートレイ邸イリノイ州オークパーク
1903スーザン・ローレンス・ダナ邸イリノイ州スプリング・フィールド
1903ラーキン商会ビルニューヨーク州バッファロー D・D・マーチン氏がラーキン社をライトに
紹介し、このビルの設計を依頼された。
1904ダーウィン・D・マーチン邸ニューヨーク州バッファロー
1904エドウィン・H・チェニー邸イリノイ州オークパーク
1904ラーキンビルニューヨーク州バッファロー
1905トーマス・P・ハーディ邸ウィスコンシン州ラシーン
1905W.A.グラスナー邸イリノイ州グレンコー
1905ユニティー寺院イリノイ州オーク・パーク
1906フレデリック・G・ロビー邸イリノイ州シカゴ
1908エドワード・E・ボイントン邸ニューヨーク州ロチェスター
1908メイヤー・メイ邸ミシガン州グランド・ラッピズ
1909J・キブン・インガルス邸イリノイ州リヴァー・フォレスト
1911エイヴァリー・クーンレイ邸イリノイ州リヴァーサイド
1911シャーマン・M・ブースイリノイ州グレンコー※未着工
1912第2フランシス・W・リトル邸ミネソタ州ディープヘイブン
1912帝国ホテル東京都千代田区 日本人に最も知られているライトの作品。
また、代表作のひとつにもあげられる。
1913ミッドウェイ・ガーデンイリノイ州シカゴ
1914アメリカ合衆国大使館東京都※未着工
1916F.C.ボッグ邸ウィスコンシン州ミルウォーキー
1916ジョゼフ・J・バグレイ邸ミシガン州グランドビーチ
1916帝国ホテル別館東京都千代田区
1917林 愛作邸東京都世田谷区
1917アリーン・バーンズドール邸カリフォルニア州ロサンゼルス「立葵の家」
1917小田原ホテル神奈川県小田原市※未完成
1918映画劇場東京都中央区※未着工
1918三原邸東京都※未着工
1918福原有信邸神奈川県箱根町
1918山邑太左衛門邸兵庫県芦屋市現淀川製鋼所迎賓館。一般公開されています。
1918井上匡四郎子爵邸東京都※未着工
1921後藤新平男爵邸東京都※未着工
1921自由学園明日館東京都豊島区
1923ジョン・ストーラー邸カリフォルニア州ハリウッド 装飾の施されたコンクリート・ブロックを用いて、
新しい工法で建てられている。
1923チャールズ・エニス邸カリフォルニア州ロサンゼルス
1923ジョージ・M・ミラード夫人邸カリフォルニア州パサディナ
1924ナショナル生命保険会社ビルイリノイ州シカゴ※未着工
1933タリアセン・イーストウィスコンシン州スプリング・グリーン
1935エドガー・J・カウフマン邸ペンシルヴァニア州ベア・ラン「落水荘」ライトの最高傑作とされる作品。
1936ジョンソン・ワックス本社ビルウィスコンシン州ラシーン
1936ハーバート・ジェイコブス邸ウィスコンシン州マディソン 低価格で建築できるように設計されたタイプ
(=ユーソニアン・ハウス)の第1号。
1937ハーバート・F・ジョンソン邸ウィスコンシン州ウィンド・ポイント
1937ポール・R・ハンナ邸カリフォルニア州スタンフォード
1937タリアセン・ウエストアリゾナ州スコッツデール
1939ジョージ・D・スタージェス邸カリフォルニア州ブレントウッドハイト
1939C.レイ・スティーブンス邸サウス・カロライナ州イエマッセ
1940ジョン・C・ピュー邸ウィスコンシン州マディソン
1943ソロモン・R・グッゲンハイム美術館ニューヨーク州ニューヨーク 世界中から賞賛を浴びたと同時に、ライトの最も
有名な作品。
1947ユニタリアン教会ウィスコンシン州ショアウッド・ヒルズ
1948ケニス・ローラン邸イリノイ州ロックフォード 身障者で、車椅子で生活をしているクライアントの
ために、バリアフリー設計されている。
1950イザドール・J・ジマーマン邸ニューハンプシャー州マンチェスター
1950デヴィッド・ライト邸アリゾナ州フェニックス
1952プライス・タワーオクラホマ州バートルスビル
1953ロバート・レウェリン・ライト邸メリーランド州ベセスダ
1954ハロルド・プライスSr.邸アリゾナ州パラダイス・バレー
1954ジェラルド・B・トンケンス邸オハイオ州アンバリー・ヴィレッジ
1954ベス・ショロム・シナゴーグペンシルヴァニア州エルキンス・パークユダヤ教の宗教施設。
1956ギリシア正教会ウィスコンシン州ウォーワトーサ
1957マリン郡市民センターカリフォルニア州サン・ラファエル
1957クレアモントホテル結婚式用教会カリフォルニア州バークレー※未着工






-略 歴-
1867年 アメリカ・ウィスコンシン州で父ウィリアム、母アンナの間に生まれる。
1885年 ウィスコンシン大学土木科入学するも、数ヶ月後に中退。その後土木事務所で働く。
1887年 ライマン・シルスビーなど様々な建築家のもとで働いた後、シカゴのアドラー&サリヴァン建築事務所のドラフトマンとなる。
1893年 シカゴで万博開催。日本からの出展「鳳凰殿」に出会う。このことが後のライトに強い影響を与える。
    独立して事務所を開設。事務所として最初の仕事、「ウィリアム・H・ウィンズロー邸」設計。以降次々と傑作住宅を設計し、第一期黄金時代を迎える。
1905年 初来日。(ここで多くの日本建築のに対する見聞を広めたと思われる。)
1906年 日本建築への傾倒が伺える「ユニティ・テンプル」完成。
1909年 傑作「ロビー邸」完成する。これにより一連のプレイリーハウスは完結。クライアントの夫人、ママー・ボースウィック・チェニーとヨーロッパへ逃避行する。
    この行為が、周囲の反感を買い、やがて設計依頼が来なくなる。暗黒時代のはじまり。
1911年 ウィスコンシン州スプリング・グリーンに設計工房「タリアセン」を建設。
1923年 帝国ホテル完成。関東大震災発生するもホテルはかろうじて大損傷を免れる。(諸説あるが、ライトはこれを本国で宣伝として利用する。が、仕事は増えず。)
1929年 大恐慌によりクライアントの財政状態が悪化、いくつかのプロジェクトが中止となる。不毛の時代はまだ続く。
1932年 タリアセン・フェローシップを設立し、建築家を志す世界中からの若者を指導する。
1936年 ハーバート・ジェイコブス邸を第1号とし、誰もが手頃な価格で豊かな住生活が送れるよう、ユーソニアン・システムを開発。
1937年 傑作「落水荘」が完成。第二期後期黄金時代を迎える。
1938年 「タリアセン・ウェスト」を建設。
1939年 「ジョンソン・ワックス本社」建設。(1949年研究所棟増築。)
1952年 高層建築「プライスタワー」建設。
1959年 アリゾナ州フェニックスにて逝去(91歳)。その6ヶ月後「ソロモン・R・グッゲンハイム美術館」公開。




Link
フランク・ロイド・ライト関連リンク集

The Frank Lloyd Wright Foundation
フランク・ロイド・ライト財団の公式ホームページ。

All Wright Site
フランク・ロイド・ライトのインターネット・ガイド。

Frank Lloyd Wright Preservation Trust
ホーム&スタジオ、ロビー邸など、オークパークとその周辺の作品を保護する団体。

The Frank Lloyd Wright Building Conservancy
このページの見物はなんといっても「WRIGHT ON THE MARKET」。なんとライト作品の売り出し情報が出ています。
買わないにしても、書籍等で見たこともないライトの作品を見ることができます。

The Frank Lloyd Wright School of Architecture
アリゾナ州スコッツデール、タリアセン・ウェストにあるライトが設立した建築学校のサイト。

Taliesin Preservation Commission
スプリンググリーンのタリアセンを保護する団体。

Frank Lloyd Wright - Home & Furniture Design
BedroomFurnitureSpot.com のライトについての記事。ライトに関するリンクが充実しています。





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