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トピック
コーナー「リレー提言」!
第1回目:NHK-FM ポップス・グラフィティのDJでおなじみの音楽ジャーナリスト、竹村淳氏による「いまこそ望まれる"おみやげフォルクローレ"からの脱却」
第2回目:グルーポ・カンタティのリーダー、エルネスト河本氏
「ファンに感銘を与える新しい音楽への模索」
第3回目目:木下尊惇氏「演奏家の自覚と責任」
*皆さまからの提言も募集中です! 採用された方には小社のCDを進呈。詳しくは小社までお問い合わせください。

最新情報
只今、当社ホームページからの「Web注文フォーム」によるご注文は都合により休止しております。ご了承ください。

「エンリケ・チア&カチャオ キューバ名曲集」
(TKF-2846/税込¥2,800)
その華麗なピアニズムと心地よい響きで人気急上昇中のピアニスト、エンリケ・チア待望の最新録音。本作では、嬉しいことにキューバ出身の伝説的なベース奏者カチャオ(本名:イスラエル・ロペス/現在85歳)を大きくフィーチュア。曲はキューバの基幹音楽ソンから、ダンソン、コンガなどの名曲を中心に、ボレーロの名曲メドレー、さらにはペレス・プラードの大ヒット曲「パトリシア」をとりあげるというサービスぶり。ファン必聴の最高に快適な1枚です。曲目:パトリシア/ビロンゴ/コンガとコンパルサのメドレー他全13曲

「メキシカン・ディーバス」
(TKF-2918/税込¥3,000)
メキシコ音楽といえばトリオ・ロス・パンチョスや軽快なマリアッチ楽団しか思い浮かばない保守的なリスナーはアクセス無用の画期的な一枚。話題の映画『フリーダ』で「ラ・ジョローナ」を唄ってがぜん注目を浴びているリラ・ダウンズの絶唱「ラ・サンドゥンガ」をはじめ、強烈な個性を発散して聴くものをめくるめく世界へといざなう13人のメキシコのディーバたちの華麗にして情熱みなぎるボーカルはなんとも刺激的。名盤『メキシコの地平』でメキシコ音楽の多彩さと豊かさを伝えたテイクオフ社が再び一石を投じる本作は、均一化してときめかない欧米ポップスやかったるいボサ・ノーヴァに飽きたりないガッツあるファンにだけお勧めしたいセクシーな傑作アルバム!

「ミサ・クリオージャ」+ラテンアメリカの根源音楽集
(TKF-2917/税込¥3,000)
カトリックの総本山ヴァティカンがラテン語以外の言語によるミサを解禁したのを受け、「アルフォンシーナの海」のアリエル・ラミレスがスペイン語のテキストに作曲。彼の監督下に64年に録音されて全世界で大反響を呼んだ「ミサ・クリオージャ」の画期的な新録音がここに登場。パンラテンアメリカのフォルクローレを66年の結成以来唄い続けて評判の高いメキシコのロス・フォルクロリスタスを中心にし、140人近い大合唱団コロ・プロムシカらが一堂に会して繰り広げた感動的なミサは、ラミレス指揮のオリジナルに並びたつ素晴らしさ。また原盤後半の「アルゼンチンのクリスマス」に代えて収録された10曲のラテンアメリカの根源音楽集も聴きのがせない!


アンパーロ・オチョア&オスカル・チャベス 追憶のライブ」
(TKF-2916/税込3,000円)
メキシコの多彩な民謡をベースにした新しい歌謡で人気を誇るも、惜しくも1994年2月8日に癌のために他界したアンパーロ・オチョア。同行したオスカル・チャベスは、ロシアに学んだ後メキシコに渡って近代演劇の基礎を築いた日本人・佐野碩の薫陶をえて独自の唄世界を拓き、いまは“メキシコの良心”と讃えられる巨大な存在。この二人が実力派の兄弟トリオ、ロス・モラーレスをバックにふだんの演目とは異なって「ベサメ・ムーチョ」「二本の木」「コラソン・コラソン」「麗しのメヒコ」といったおなじみの名曲を中心にソロやデュオで唄って満場の聴衆を魅了しつくした1990年
11月オランダにおけるコンサートの模様を収めた感動うず巻く追憶のライブ盤!


「ロス・カルカスvs.サビア・アンディーナ」
(TKF-2845/税込2,800円)
グループとしての活動開始はロス・カルカスが74年、サビア・アンディーナがその翌年とほぼ同時。そして相前後してボリビアのネオ・フォルクローレを代表する超人気グループとなった両者ながら、その音楽の方向性は大きく異なる。カルカスがゴンサロと故ウリーセスのエルモッサ兄弟のオリジナルを中心にモダンで力強い演唱で聴き手の心をゆさぶれば、サビア・アンディーナは伝承曲や忘れられた昔の作者たちの佳曲を掘り起こし、パワフルでみずみずしい器楽音楽に甦らせて圧倒する。本作はその初期にボリビアのエリバ社に残したいまや貴重な音源から両者の個性豊かで迫力満点の演奏を交互に収録。激突するインストゥルメンタル・バトルはまさに興奮もの!


注目作!「アタウアルパ・ユパンキ1936〜1950」
(TKF-2915/税込3,000円)
アルゼンチンが生んだフォルクローレの最高峰アタウアルパ・ユパンキ(1908〜1992)の初録音はかねがね41年3月録音の3曲とされてきたが、この定説が根底からくつがえされる幻の音源が発見された。すなわちユパンキがまだ28歳だった36年7月に残した、その記念すべき真のデビュー録音「インディオの道」「マングルジャンド」の2曲をここに収録。更にこれまで極めて入手困難だった音源10数曲の復刻にも成功。それに加えて1935年頃から数年間におこなわれたとされてきたRCA時代の録音はじつは42年9月〜44年5月の録音だったことを新たに入手した完璧な録音データにより立証し、その詳細を解説書に一挙に掲載。初期のユパンキ史を書きかえる新発見の録音と貴重な資料はすべてのファン必携!

「バルス・ペルアーノ名曲名演集」
(TKF-2844/税込2,800円)
ペルーを代表する音楽はフォルクローレと思われがちだが、忘れてならないのがバルス(ワルツ)。19世紀後半にヨーロッパから伝えられ、栄えていた首都リマでダンス音楽として広まり、独自の発達をとげた。さらに20世紀に入ってバルス・ペルアーノを魅力ある歌謡として確立したフェリペ・ピングロや「ニッケの花」で有名なチャブーカ・グランダ、ヒット・メーカーのルイス・アベラルド・ヌニェスらの名曲を中心に全18曲を厳選。しかも演唱は「クリオージョ音楽の最高峰」ロス・モロチューコス、女王ヘスース・バスケスの歴史的録音やチャブーカ自身の演唱など、ペルーを代表する多彩なアーティストたちの定評ある名唱名演で収録。これぞ必携の傑作アルバム!

「ゴギ・フォンタン/タンゴの今と郷愁」
(APCD-492/税込2,550円)
アルゼンチンのサンタフェ州に生まれ、いまはメキシコを拠点に活動する女性タンゴ歌手ゴギ・フォンタン待望の最新作。すでにメキシコのペンタグラマ社からアルバム2枚を発表して好評を博してきたベテランの第3作で、これまでになく現代的な作品を中心に唄って彼女の個性をより強烈にアピール。現代的で自由なセンスが光る伴奏はサルバドール“キケ”グレコ(バンドネオン)、オスカル・デリーア(ピアノ)、ドミンゴ・ディアニ(コントラバス)というアルゼンチンでも歌伴奏にかけては定評ある面々で、ゴギの歌声に絶妙にマッチしており、彼女が発するメッセージが力強く伝わってくる会心作!


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