紀伊半島どぇっす!
GW!って、もうだいぶ過去の話になってしまったが、 例によってツーリングレポートのはじまり、はじまり。
パチパチパチパチ...。さぶっ!。

気を取り直して...、
今回のテーマは”本州最南端を極める”である。(今決めた(^^;)) ズバリ、今回のルートはこれ↓。

  • 1日目 (出発〜通行止め〜お城で大名)

  • 2日目 (〜日本書紀〜イノブータンランド〜)

  • 3日目 (〜クジラ、くじら〜忘れ去られた道〜)

  • 4日目 (〜まる&しかく〜神社〜)

  • 5日目 (〜Ninjaで忍者〜お帰り)

(・・?) エッ、全然わからないって?


(注)今回からクリッカブルマップはやめました。
だって面倒くさいんだもん。ぜんぜん使わないし...。 もしよく利用している人がいたら言ってください。いないと思うけど。


紀伊半島一周ツアー'99 in 1999.4.29-5.3 with VRX400
1日目:出発〜通行止め〜お城で大名 目的地:お城
出発直前

仕事から帰って、慌ててツーリングの準備。 2−3時間ほど仮眠した。仕事に疲れもあってか今ひとつ頭がスッキリしない。 いつもなら一日あけて出発するのだが今回はちょっと1日目がハード。 24時間戦えますか?って感じ。 気を取り直して...、もう1台とはうちで合流、夜中に東名を目指す。 ちょっとだけ雨の気配。一応カッパを着ていくことにした。 お疲れ度:

★★★☆

海老名SA

ぬぁんと!通行止め!!

東名に入る手前あたりから、雨。カッパ来ておいて良かった、などと思っていたら、 怪しげな表示がっ!。「つ、通行止めっ!?」「まさかそんな!」 「東名に限ってそんな簡単に通行止めなんてするわけない」 「どっか違う所が通行止めなんだろう」と願いにも似た気持ちで走っていると やっぱり通行止め。 「な、なんてこったー!」 仕方なく、海老名SAで時間潰し&情報収集。 2つぐらい追突事故があったようだ。待っている間にさらに事故!。 な、なにー!?。 つまずき度:

★★★★★

足柄SA 走っている間に通行止めが解除されるのを期待して、足柄SAへ。 が、やっぱり解除されず。 と、そこになぜか会社のバイク乗りの後輩がいた。 彼らは九州を目指しているらしい。ちなみに彼は バイクを4台も持っている強者だ。 信じられな〜い。 彼の所属チームはバイクを2台以上持っていないと入れないらしい。 もうすでに5時前。夜も明けてきたので諦めて下の道で行くことにした。 気分は:

諦めムード満開

通行止め地点

これが噂の通行止め

本邦初公開!。これが通行止めだ!
写真ではよく分からないかも知れないが、コーンが斜めに並べてある。 東名を降りようと思っていたが、結構車が待っているので、 「さては、そろそろ解除か?」 と思い。先頭で待ってみることに。 途中で、パトカーが来てそろそろ開くかと思いきやなかなか開かない。 警察官と話しつつ、小雨の中、静かに開くのを待つ。 足柄で会った後輩は後から来て下道に降りていった。 結局開いたのは6:00過ぎ。1時間もここで待っていた。結構寒い。 このあとパトカーに先導されてパレード気分?でしばらく走った。 トータルで3〜4時間は予定から遅れた。
(ちなみに写真のバイクは知らない人、このあと解除前に下道に降りていった)
今日の予定:

すでにメタメタ

高速 東名、東名阪と乗り継ぎ亀山ICへ。途中名古屋市内で渋滞。 夜のうちに通り抜ける計画がパー。それもこれも通行止めのせいだ!。 そのまま名阪国道へ。 時間:

押しまくり

大台ヶ原

まぁ、普通かな

高速道路的一般道、名阪国道を針ICで降りて、大台ヶ原へ。日本百名山の一つで、 年間雨量4000mm以上の日本最多雨地帯らしい。晴れてたけど。 "一本たたら"という妖怪が出るらしい。(^_^;)
途中綺麗なところもあるにはあるが、駐車場までの間には特別切れな景色は見えない。 山に登らない限り、来る意味はなさそうだ。結構遠回りだったし、飛ばせば良かったかな。 トイレが有料でボロかったが、となりに無料の綺麗なトイレがあった...。 杉の箸が欲しかったが、持ってくのが大変だからやめた。 あまりにも腹が減ったのでここで食事。 すでに3時くらい。 ま、まずい。
おすすめ度:

★☆

(山登り無し時)

大阪湾を望む 国道24号で和歌山を目指すが、夕方渋滞もあってトロトロとスピードが乗らない。 時間が...。 和歌山市に入ったあたりで何を思ったか、阪和自動車道の下道で大阪湾に抜ける。

「夕焼けが見たい!」 時間がないにも関わらずの無謀な行動。海岸沿いの公園で見たかったが、ここでも渋滞にはまり 日没に間に合いそうにない。結局走りながら取ったこの1枚だけ。 これによりさらに30−50分程度の遅れ。 連れは何かムッとしてるし。だって見たかったんだもんね。

遅れ:

★★★★★

湯浅城

お城だ!

今日の宿は国民宿舎「湯浅城」。

国民宿舎だけに時間にうるさい。結局ついたのは高速使用の必死の追い上げにも関わらず8時過ぎ(だったかな)。 食事も真っ暗な中、おばさんたちも食べ始めるとさっさと帰っていった。 冷たい反応。(*_*) 宿舎内は日本庭園風。 この周りに部屋があるため、一回外に出ないと部屋に行けない。 フロ上がりに日本庭園で定番のイチゴ牛乳を飲みながら一服。 天守閣の上は展望台になっている。 景色はまぁ、アレだが、これであなたも大名気分?。 ちなみに大名コースとかもあるらしい。 おそらく部屋が天守閣になるものと思われる。結婚式もできる。

教訓:国民宿舎には早く着くようにしよう!。(無理だって)

ぜ〜んぶ、東名のせいだ〜!。

反応:

シベリア級

2日目:〜日本書紀〜イノブータンランド〜 目的地:やすらぎ
日の岬

灯台なのさっ!

紀州最西端、日の岬。私道らしく上は有料。白い灯台があるが、ここから海は全く見えない。残念。 上に登ると怪しげな遊園施設あり。 それなりの景色は見えるが、中途半端な遊園施設がマイナス。 おすすめ度:

★★

白浜温泉

普通のお風呂屋さん?

最南端を目指し、国道42号を南下。途中で白浜温泉による。 ここは日本書紀、万葉集にも詠まれた名湯らしい。 共同湯が5カ所。崎の湯、牟婁の湯、白良湯、松乃湯、草原の湯とある。 崎の湯は海沿いの露天風呂、ちょっと混んでたので入るをやめた。 そこで近くにある牟婁の湯(写真)に入った。 まぁ、普通の風呂屋さんだった。(^_^;)
しかーし、問題はそんなことではない、日本三古泉と呼ばれる(らしい)、 愛媛の道後温泉、兵庫の有馬温泉、和歌山の白浜温泉 をこれで制覇したことになる。 これは大きな偉業だ!?。 さすがに昔はもっとも栄えた地方だけのことはあり、いろいろとある。 今は寂れているが。

ちなみにこの辺には食べ物やが2件しかない。 そういうのは期待せずに違う所で食べた方がよいでしょう。

三古泉制覇!:

★★★★★

(^_^)v

イノブータンランド

イノブータンランド城

なーんにも無い道に突如として現れる、道の駅、 イノブータンランド・すさみ
ここは町のシンボル、イノブタにちなんだ建国された王国の城らしい。(^_^;) ちゃんとおみやげ屋の奥に、王様、王妃様がいる。 建国時の様子を示す写真(89KB)も飾られていた。 5月5日の建国祭ではイノブタダービーも開催されるらしい。 何というか、ブーブー!。(^0_0^)
?:

★★★☆

潮岬

本州の南の端っこ

東経135度46分、北緯33度26分、本州最南端、潮岬
手前の潮岬灯台が最南端かと思ってだまされたが、その先に 広がる芝生の広場が本当の最南端ゾーン。
(・・?) エッ、本当かって、だってそう書いてあるでしょ?。 その中でも、ここが最南端だー!。と思う。 満足した?。オイラは満足、だって今回の目的は今思い出したけど ”本州最南端を極める”だから。(^_^;) のんびりしたい気分だが、例によって時間がないのでソッコーで次へ。
満足度:

★★★★

古座川の一枚岩

エアーズロック?

誰が呼んだか知らないが、日本のエアーズロックらしい。 高さ100m,幅500mの国指定天然記念物。 確かにデカイ、写真に入りきらない。
それだけと言えばそれまで。
天然記念物度:

★★

やすらぎ荘 本当は太地町の国民宿舎白鯨に泊まりたかったが、空いてなかったので。 今日の宿は勝浦温泉やすらぎ荘。昨日の城と比べればごく普通の宿。 昨日の反省を生かして?(たまたま?)、19:00位には着いた。 だって、クジラの町、太地町を通り過ぎて明日に回しちゃったもんね。
部屋からは5km以上も離れているのに日本一の滝、那智の滝(らしい)が見えると書いてあったが 双眼鏡を使っても見えなかった。(;o;) 連れは昨日遠慮して頼めなかったビールが飲めて満足そうだった。 町にはいたる所で某キン肉マンにでてきたナチグロンのモデル?の 那智黒アメが売っている。

さぁ、明日はクジラだ!。

やすらぎ度:

★★★☆

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