GW!って、もうだいぶ過去の話になってしまったが、
例によってツーリングレポートのはじまり、はじまり。 パチパチパチパチ...。さぶっ!。
気を取り直して...、
(・・?) エッ、全然わからないって?
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紀伊半島一周ツアー'99 in 1999.4.29-5.3 | with VRX400 | |
3日目:〜クジラ、くじら〜忘れ去られた道〜 | 目的地:観光農園 | |
太地
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昨日来た道をちょっと戻ってクジラの町、太地へ。
捕鯨発祥の地らしい。 クジラのゲートをくぐり町へはいる。 くじらの博物館がある。捕鯨の歴史や 生態を示すあらゆる資料などが展示されている。 なかにはくじらの胎児のホルマリン漬けが成長の過程毎に細かく展示してあったりして、 グリーンピースの人が見たらまた訳のわからん事言い出しそうなものがたくさんあった。 だいたい絶滅に瀕している種類はともかく、その他のまで頭がいいからとかそういう理由で 捕鯨反対とか日本の文化に文句付けるのはやめて欲しい。 牛なら良いという理由が不明だ。そういう選別こそが人間の勝手な思い上がりだと言うことを 理解していない。 ここはおみやげ品もクジラ関連が多く、からくり人形や弦楽器等に使われるくじらのひげを使った 耳かきとかも売っている。 シャチやアシカ?とかのショーもやっている。 ちなみに、クジラとイルカの違いは厳密には無いようである。 どちらもクジラ目で成体の体長が4mを越える種類をクジラ、越えないのをイルカと 慣習的に呼ばれているだけのようです。 また、クジラは大きく、ヒゲクジラ類、ハクジラ類に分かれているようです。 小高い山の散歩道を登ると周りが一望できる、紀伊半島の海はどこも青い。
また宿泊しなくとも国民宿舎白鯨で11時から14時までクジラ料理が食べれる。
刺身定食3500円、フルコース5000円。
結構高いがまぁ今は貴重だからしょうがない。刺身定食を食べたが、フルコースでも良かったかな。
刺身はショウガ醤油で全く臭み無し。クジラの脂身とか部位毎に名前が付いているようだ。とてもうまい。
おみやげにいろいろ買ったが店員も親切だった。おすすめ。
| おすすめ度: ★★★★☆ |
川湯温泉 |
さて、国道42号を北へ。 三重との県境付近から国道168号で紀伊半島の中心部へ向かう。 河原を掘れば即露天風呂という、 川湯温泉へ。河原に着くとわずかながら水着を着た人がいる。 もっとたくさん人がいると思ったんだが。まぁちょっと温泉の温度を確かめてみるかと川の水をさわると 冷たい!!。 ほへっ?。うーん、何カ所か触ってみても冷たい。 ちゃんと沸くところを探さなけりゃいけないらしい。と、向こう岸にいかにも温泉という感じ場所がある。 いってみると気持ちいいぐらいに暖かい。どうも近くの旅館の宿泊者専用のようだ。ちっ。 ほかにも100円ぐらいで入れる公衆の露天温泉もあった。 番をしてる親父が一人。なんだかな。 時間もないのでサクッと次に向かった。
| 温泉気分: ★ |
国道425号 |
国道169号を北東方面へ進む。
ここには三重県の中に和歌山県が飛び地であるんだよね。
地図を見る限り2つも。熊野川町、北山村。なんで三重県にしないんだろうか?。
謎?である。結構でかいんだよね。
上のルートマップの空白の部分に当たるんだけど、
ここは湖とかじゃなくって和歌山県の飛地なんだ。 じゃーん、怖いもの見たさでやってきた道。国道425号。 ツーリングマップによると、 「酷道」、「秘境」、「交通量皆無の忘却国道」など と書かれている。 私にとってはイヤーン、じゃ無くって嫌な思い出、 四国の国道439号(別名:ヨサク) が脳裏によぎる。で、いざっ行かんとばかりに入ったら、多少は荒れているものの 舗装がされているし道幅も車がすれ違うのはちょっと辛いが、それなりにある。 車やバイクもチラホラといる。 うーん、ふつうだな。(^^;)
時間もないので普通じゃないと困るのだが、ちょっと残念な気も。かなり警戒して、
全線ではなく、半分くらいを通ったからなのか?。残り半分が秘境なのか?。
謎を残しつつ先へ進む。 |
秘境度: ★★ |
とにかく走る〜キャンプ場 |
さぁ、あとは宿泊地へ向かうだけだ。
なんだかんだ言って今日はクジラだけだったな。
などと思いつつ走る、走る、走る...
ぜんぜん着かなーい。(;o;)
実は昨日地図を見ていて何となーくそう思っていたのだが、ここからが遠い。
海岸線なのでくねくねと地図で見るよりも距離はあるし、志摩町なんて
ぐるっと回った半島だもんね。そりゃ遠いわ。で、既に夕方暗くなりかけてる。
あーもう、いつものパターンなのねん!。
途中でその辺の名物らしきサンマ姿寿司などを買いつつも走る、走る。
しばらく走ったら疲れてちょっとフラフラァ(((。o゜))))((((゜o。)))
などとしつつも走る。 それから30分、いやもっとかな。変な幅50センチぐらいの路地にはまったり、 港に3度ぐらい行ったりしても見つからない。 しょうがなく派出所へ。もう10時ぐらい。 ピンポン鳴らしても、声かけてもだれもでてこない。 仕方なく勝手に派出所の中に入って地図を見る。よく分からないが、どうも さっきはまった路地のあたりから海に抜けるらしい。
こんなとこ車通れるのかよ〜、と思うような路地を抜けて海へ。そのさらに奥に
ありました。キャンプ場が2つほど。
志摩観光農園キャンプ村を予約したんだけど、管理人もいるはずもなく
月明かりの中で勝手にテントを立てる。
芝生で、広さもあって快適なキャンプ場。シャワーもある。
砂浜に降りて泳ぐこともできる。ここをベースに海水浴も良いかも。
でも入口に看板ぐらい立てといてよね!。
たくさん車があるけど、みんなどうやって来たんだろ?。なぞ。 | 走った距離: 軽く300km |
4日目:〜まる&しかく〜神社〜 | 目的地:そーにー | |
朝 |
朝、いつものようにスープとパンで食事、コーヒーで一服。
シャワーを浴びて、テントを片づける。
このまま黙っていってしまうことも可能なのだが、良心とライダーへの印象を悪くしてはいかん
と言う気持ちがあって、ちゃんとキャンプ場代を払うことにした。(当然か!)
「いやー、なかなか来ないからどうしたんだろと思ってました。」
と言うおばさんの顔を見て、払って良かったなぁと思い、
ほんのちょっとだけ払わなくてもいけるかなぁと思った。 自分に反省。\(_ _ ) このへんも海はきれいだ。 |
おすすめ度: ★★★★ |
英虞湾 | 半島から湾を望む。 この向こう側は合歓(ねむ)の郷などがあり観光地らしいのだが、 湾ではいろいろと養殖しているようだ。特に真珠とか。 細かな島々がたくさんあって瀬戸内海のような景色でもある。 観光リゾート何かよりもこういう風景を見ている方がよっぽどいい。 ゴールデンウィークまっただ中なのにこのへんは思いっきり空いている。 | 景色: ★★★☆ |
大王崎
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ここには丸い(普通か!)灯台がある。
入り口手前付近は漁港の空いたところを駐車場にして貸し出しており、
集金のおばさんがとにかくうるさい。
バイクは駐車禁止ではないので
適当な所に路駐したのだが、どうもどこかに勝手に車をおいたと思っているらしく
遠くから大声で何か叫んでいる。
うるせー!。
車だとちょっと止まったりしただけで
すぐに寄ってくる。こういうのを見ただけでうんざり。 灯台までの短い階段の両脇には店が建ち並ぶ、江ノ島のようだ。 お決まりの干物の店の隣に真珠を中心とした宝石店などがあったりして何とも奇妙な感じ。 灯台も直前から有料のようで、見ただけでパス。外から見えるし問題ない。 全体的に商魂たくましい感じがありありと出ていてやな感じ。 |
おすすめ度: ☆ |
安乗岬
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珍しい四角い灯台がある。
ただし、結構小さめ、登ったりも出来ない。
手前は芝生の開けた感じでのんびり出来る。
人も少な目。これでもいつもより遙かに多いのかも知れないが、
ゴールデンウィークだなんて雰囲気はない。
小さな土産物屋があるだけ。
ただし、ここに来るまでの道がすごい。
車は絶対にすれ違えない細い家と家の間を通ってこないといけない。
本当にこっちで良いのか?と戸惑うこと請け合いである。
オイラたちはさらに町中に入ってしまったので自転車でも辛いような細い曲がりくねった
路地の中をうろうろと通っていった。不思議な感じでとってもローカル。
| おすすめ度: ★★★★ |
パールロード |
阿児町から鳥羽市まで抜ける有料道路。区間毎の料金制になっていて途中で何回か
料金所を通る。 入って少し進むと大渋滞、原因は志摩スペイン村のようだ。 すり抜けも結構きつい。 全く進む気配なし。みんな運転するパパ以外は降りて歩いていく人が多い。 しばらく待ったが我慢できずに横を抜けていった。
スペイン村の先は嘘のように空いている。まったく。(`へ´)プンプン | 快適度: ★★☆ |
伊勢神宮 |
年末年始の参拝客数では明治神宮と並び上位に登場する伊勢神宮。 知らなかったのだが、大きくは皇大神宮(内宮)と豊受大神宮(外宮)に分かれているようだ。 内宮の方は結構大きく、雰囲気がある。樹齢何千年かわからないが、 たくさんのとても大きな杉の木がある。年月を感じさせる。 この点は明治神宮より遙かに上だと思う。 しばらく歩くと奥に賽銭箱などがあるが、実はそのさらに奥にいろいろあるようだ。一般には入れない。 ただし一部屋根とかが見える部分があり、金色のあまり古くは見えない荘厳な建物がありそうである。 写真とか撮るとまずそうなのでやめた。 前回東北でキリストの墓の写真を撮ったらデジカメの 液晶に知らぬ間に十字の跡が入っていたし。(?_?)え? ここから少し離れたところに「おかげ横町」 とか言う江戸時代の町並みを再現した通りがある。 おみやげとか食べ物やとかがたくさん並んでいる。人も多くにぎわっていた。 内宮から数キロ離れたところに外宮がある。 こっちの方が大きいかと思ったのだが、全然逆。 いくつかいろいろな神さまがまつられている。 監視カメラがあちこちにあり。 | 神秘度: ★★★★☆ |
曽爾高原 その1 |
伊勢神宮を後に今日の宿泊予定地、曽爾高原キャンプ場を目指す。 数キロも進まない内に田園風景に変わる。これは危ないと思い近くのスーパーで買い物。 案の定その後には店らしきものはなかった。 長年の勘が働いたと言うところか。 いつもはそう思ってもついつい先延ばしにしてしまい失敗するのだが...。
途中えらい細い山道。木に囲まれ空が見えない。抜ける頃にはすっかりと暗くなっていた。
この辺で奈良県にはいる。入ったとたんに道が悪い。県の予算がぜんぜん違うのねんと言う感じ。
奈良県の山は寂しさが漂っていて走っていてちょっと不安になる。
キャンプ場のそばに着くが、どうにも最後の山道がわからない。小さな村の中をうろうろ、それらしき道はない。どうも今回はこういうのが多い。
で、しょうがなくこりゃ違うかなと言う道で山にはいる。山の中かなり寂しい。明かり一つなく
こんなとこでガス欠とかなったら結構厳しい。
このへんで左手がかなり痛くなってきた。
クラッチを握るたびに激痛!。
神経に直接来る感じで気合いをいれても瞬間的に力が入らない。結構辛い。
道路は案の定外れ。下の町に降りてしまった。 | 分かりづらさ: ★★★☆ |