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待ちに待った夏休み、ツーリングレポートを始めてから初のロングツーリング (2泊以上)の予定。

当然のようにすぐに出かける予定だったのだが...

いきなり38度を越える高熱で2日もダウン、波乱の予感。

熱が下がるのを待って、関越道を新潟に向かって走り始めた...。

  • 1日目 (出発〜新潟市〜鳥海山〜象潟町)

  • 2日目 (〜男鹿半島〜十二湖〜十三湖)

  • 3日目 (〜津軽半島〜八甲田山〜酸ヶ湯)

  • 4日目 (〜下北半島往復〜谷地温泉)

  • 5日目 (〜奥入瀬〜十和田湖〜ミステリーゾーン)

果たして無事生還なるか?

<-- 地図上をクリックしてください。(秋田、青森、岩手県以外は地図省略)



東北'98 ツーリング in 1998.8.4-8 with VRX400
不吉な 1日目 目的地:

新潟経由で
出来るだけ北へ

出発直前

11,964.0 mile!!
荷物を積むのに予想以上に手間取り予定を20分ほど遅れ、すでに深夜12:50頃。 なぜか胸騒ぎが...。 何ともいえない不安を感じつつ出発、メーターは11,964.0mile。果たして無事に帰れるのか?。
って帰ったから書いているんだけど...。(^^;)

出発早々雨。で、合羽を着るため横道にそれると元の道(環七)に戻る道が工事中で通れず。仕方なく違う道(世田道)から 環八へ。と、雨が降ってない!!。 めんどくさいので合羽を着たまま関越道を目指す。

やはり今回は不吉な予感。

不安度:

★★★☆

黒埼PA

雨、雨、雨

朝、高速出口直前のPAで、一眠りしていると雨が全然止まない。雷も鳴って豪雨。 寝ていたテントも雨が横から吹きつけ結構濡れる。 一緒にいったこいつ(左写真、Hと名付ける)は 何でずぶぬれで寝ていられるのだろうか?。 やはり不安だ。

ここで朝食を食べているとラジオから 新潟は観測史上最大の雨で交通網が一部寸断しているとのこと。

うーん、困った。/(-_-)\

不安度:

★★★★

新潟市 混雑回避のために予定より少し先の新潟亀田ICで降りる。 高速から水没した道路が見える。 高速を降りてしばらくは混雑と逆方向なのですいていたが、 道路のあちこちでかなり水がたまっていてこの先道があるのか不安になる。

阿賀野川沿いにでると渋滞。少し向こうに見える橋を渡りたいのだが細い路地も、大混雑&冠水して通れない。 結局5キロ程度進むのに1時間以上かかった。

水浸し度:

★★★★

北へ (その1) やっとの事で新潟市を抜け一路北へ。

あまり雨は降っていない。とりあえず新潟あたりだけが大雨だったようだ。 道路も割と空いていてやっと気分が良くなってきた。 徐々にスピードも上がる。こうでなくっちゃ!!。

不安度:

★★☆

鼠ヶ関

あやしげ!!

ねずがせきビーチセンター。かなり怪しげだがツーリングマップル(ライダー御用達)に 新鮮な魚が食べられると書いてあったのでここで昼食にした。

周りから取り残されたような閑散とした静けさ。売っているのはくコ:彡(イカ)ばっかり。 ほとんど客のいないビーチセンターで刺身定食を食べる。 かなり不安だったが煮イカやカニのみそ汁も付いてまぁまぁよかった。

おすすめ度:

★★★

鳥海山

鉾立展望台

今日の目標はとにかく北へ。行ける所までいく。海沿いを走り一気に山形を抜け秋田へ。 鳥海山ブルーラインだけは登ってみた。元有料道路だけあって道もきれいで車もいないので気分がよい。 雲が多く海側の景色が見えないのが残念。

秋田側に入ったところで結構大きな鉾立展望台(左写真)がある。 ここから山にも登れるようだ。トンボが多い。 山側は雲も少なく景色がよかった

ここでPM5時。一晩中走っていたのでここを降りた辺りで宿泊地を探すことにした。

絶景度:

★★

(曇りのため)

不安度:

★☆

象潟キャンプ場

この電灯を中心に竜巻が...。

今回の旅はキャンプ中心なので近くにあったキャンプ場に宿泊することにした。 海のそばで近くにスーパーもあってお気楽キャンプにはもってこいなのだが、意外な落とし穴が...。

テントを立て、食材も買い、準備をしていると人の騒ぎ声が。みると海沿いにある電灯を中心につむじ風が 結構な勢いで回っている。_(‥ )フーンと見ているといきなりボンって感じででかくなり 小さな竜巻状態。 こっちに来て巻き込まれた。さすがに俺が浮くようなことはなかったが、 かなり浮力を感じたのとテントのペグが2本抜かれた。 食事の後テントの中にいるとまた竜巻が来た(と思う)。テントがかなり揺さぶられ、またペグが抜ける。 ふと見るとテントの端に置いておいた2つのゴミ袋がない。 辺りを見るとゴミが散らかっている。「何なんだ一体!!」。 次の朝片づけたが缶を入れたゴミ袋がどうしても見つからなかった。どこまで飛んでったのだろうか?。

でも、いきなり空から空き缶が降ってきたら驚くだろうな
やはり今回の旅は不安だ。

不安度:

★★★

嵐の前の静かな 2日目 目的地:高野崎
北へ (その2) 竜巻一過の朝、テントを畳み出発。すでにAM10:30過ぎ、先が思いやられる。 男鹿半島まではもう一つスピードに乗れない道、爽快な道ともにあったが特になにもなくひたすら走る。 うーん、結構遠い。 かっ飛び度:

★★☆

入道崎

なまはげ!!

男鹿半島、地図にない”なまはげロード”なる道に 迷わされ時間ロス。 桜島キャンプ場付近(昨日ここまで来たかった)で昼食。かわいい女の子が注文を取りにくる。 親父が暇らしくよくしゃべる。「十二湖ってどうですか?」と聞いたのに十三湖に行ったときの話をしてくれる。 さらに、なぜか黄金崎不老不死温泉の話をしてくれた。特に悪気はなさそうだ。

入道崎に付くと結構人がたくさんいる。観光地という感じ。 白黒の灯台(左写真)がある。先っぽまでいくと人もあまりいない。 紫の花が咲いていた。名前は知らない。

駐車場付近には店が並ぶ。なまはげ人形があちこちにあるが特に目立つのが ”なまはげ御殿”なまはげの形をしている。 海鮮丼発祥の店だとか、海鮮なまはげ丼とか、とにかく怪しい。

変なやつ(H)がなまはげと戦っていた...。(御殿の写真中)

怪しい度:

★★★★

寒風山

雲がなければ...

男鹿半島付け根の小高い山。結構景色はよい、八郎潟や日本海も見える。晴れていればね。 回転展望台もある。

すでにPM4:30過ぎ。おいおい。

絶景度:

★★★

(曇り)

十二湖 真っ直ぐな道の八郎潟辺りからスピードが乗ってくる。とにかく走る。 途中、走りながら隣を走る電車の写真を撮ったりしながら今回本命の青森にはいる。 世界遺産の白神山地が海岸線にせり出してくる。なんかちょっと最涯の雰囲気がしてきた。

さらにいくと十二湖。33個の湖のうち山から12個見えるのでこの名前が付いたらしい。 時間がないので登らなかった。下の湖は特にどうってことなかった。

不安度:

★★

岩木山 周りを回る予定だったが、時間がなく断念。 別名、津軽富士。いろいろな場所に見えるはずのポイントがあったが 雲でどこからも見えず。周りにぐるっと道路がある。 残念度:

★★★

暗門滝 ここも時間がなく断念。 白神山地の世界遺産登録地内にある。どんな滝かわからないが周りに茂っているであろうブナ原生林 も見てみたかった。駐車場から徒歩1時間らしい。 ここは最初から無理っぽかった。 残念度:

★★★☆

北へ (その3) しつこいようだが、とにかく北へ走る。途中で食料を買おうかと思ったがいい町がなかった。

スーパー裏道、”こめ米ロード”を走る。とにかく車がいない。 スピードもとてもここには書けないほどぐんぐん上がる。 この道が25km以上続く、途中に縄文遺跡もあったらしい。

かっとび度:

★★★★

十三湖

離れ小島

今日の宿泊地、十三湖中の島ブリッジパーク。橋を渡った小島がキャンプ場。 豪華風呂付きロッジ、子供向けゴーカート場もある。

PM7時頃到着、男鹿半島PM4:30でよくこの時間に着いたと思う。 しかし今回はなかなか予定通りにいかないな。

テントを立てて近くの温泉にいったが食料が買えなかった。 夕食は仕方なく非常食のボンカレー。おやすみ。

おすすめ度:

★★★☆

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