アニメ偽典

彼がふと思った事をテキトウに書いてく。
駄文の倉庫。
人様に迷惑を書けづに安心して駄文を書くための遊び場所。

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原風景の車窓から
#声優さん 

感想じゃない
『serial experiments lain』  『新世紀エヴァンゲリオン』  『トップをねらえ!』 

※この『アニメ偽典』はフィクションです
登場する人物・団体と管理人は一切関係ありません



- 原風景の車窓から -

アニメ.....実はアニメはあまり知らないんです。
一般人とは比べ物にならないと思いますが、 NETではぺーぺー。
「あははー」「へー」「ふむふむ」などと誤魔化して応対しているが、 実は何の情報を錯綜させているのかかよくワカランというのが実状。
やはりアイラブROM♪ というか過程としてのROM。 判らないならROMってりゃいい、興味ないなら引き上げて、なんか興味あるならROMってりゃいい。 ROM万歳。ついでにロム民族問題解決を願い、アイラブジプシー。

基本的にアニメを真の意味で「意識して」見たのは中学の頃がはじめてくさい。
この時期OVA全盛時代で私もかなり漁ったが、駄作が多い(とおもう)のですぐ飽きたっぽい。

ちなみに彼の知っている、声を「聞いて」判別できる 声優は、日高のりこ・宮村優子・ 清水香里・神谷明くらいだろう....顔が判別できるのは、清水だけ。

だがアニメが生活の中に自然にあったものなのは間違いない。 彼の心に残るアニメを、ざっと上げると『赤い光弾ジリオン』『ガンダム』 『ガルフォール』『トップをねらえ!』.....そして 『新世紀エヴァンゲリオン』......『serial experiments lain』 ......他にもあったしれないが忘れた。

- 感想じゃない -

♪感想じゃない〜感想じゃない〜ホントのことさ〜
(c)ガンダムZZ主題歌「アニメじゃない」(嘘)........読んだら危険、脳味噌腐るで。

『serial experiments lain』
.......正直、彼はこのアニメに関しての感想とかは書けない。
「もう」書けないじゃなく、もうは余計かも。書けない。
駄文すら書けない。
彼なりに頑張ったのだが、結局彼にはこの物語の真の意味を理解できなかったらしい。
彼が想ってる何かと通じるものがあったのは確からしいが、 彼が基本的にテキトウなんで消化も昇華も出来なかったようだ。 それでも、彼は『lain』が好きらしい、アホはきりがなく困ったものだ......。

『lain』は、そのまま『想い』だと解釈したらしい。漠然としすぎている。
同時に「届かない想い」として処理したらしい。 基本的に捉え方が間違っているとしか思えない。
「繋がる」の意味を彼は今だに手探りで考えているのだが、数分に一回は主張が変わるらしい。 つまるところを言えば何も考えてないのではないか......と思う。
ようするに、彼が信じるところの「多用性」が結論を出さない。 「だしてはいけない」という部分に導いてしまう。 この辺りの自分が彼は結構好きらしいが、私に言わせれば彼は大嫌いだ。

尚、これは『lain』の更新が遅い言い訳は兼ねていない(多少ある)。

飛躍的かつ明確ではない意味でいえば(そういう言い方はずるい)、このアニメは『想い』を与えてくれた。 んにゃ、そうでもない。片思いの想いに近い....よくわからん......眠いし。
せつなかった。なんかかわいそうだった。ゆるせなかった。しかたいないとおもった。

指が腐らない程度にいえば「初恋の片想い」のような感じだった。
だが、初恋といっても、初恋というものが彼にはよくわからないらしい。人間的に欠陥があるのだろう。
「初めて異性を好きになったこと」?いや、だって10人いれば3人は好きになる自信がある。 彼は惚れっぽいのだ。ただテキトウにしか惚れないのがネックで色々と首をしめてるらしい。 DHで「.345 2本 打点12」ってところだろう、一軍で通用する成績ではない。

「初めて好きになった」ならば、人づてに聞いた話では、幼稚園だ。しかもVだ。 だが彼はよく憶えていないらしい。都合の悪いことは忘れるのが彼の得意技だ。 得意技=強力な何か という方程式が成り立たないことを証明している、無駄な証明ばかりする、彼は。
小でW、中でU、高でU....これではどれが初恋なのだかわかったものではない。

「コクったこと」でいえば、高の時だろう。彼は「その子が降りる駅までは煙草を吸わない」 などという、自己満なルールを勝手につくっていたようだ。 しかも友人に「エライ、スゲー」などといわれていた。類友だ。 もちろん、その子が降りて、電車が動き出した瞬間に「ぷはー」と一服しているあたりが彼の凄いところだ。 乗り換えの際にビールを買うのも彼らしい。こんな彼が歯牙にもかけられないのは当然だろう。

基本的に強がりだが弱弱な彼が当然コクれる筈もない。
...だが友人E君と毎度のように酒盛りをしていた時、半ば強引に無理矢理電話をかけさせられ (と、記憶にある)しどろもどろ何かを言い、 しまいには泣き出すという、かなりみっともない上に、甚だ迷惑な電話をして当然玉砕した。
彼の稚拙だが卑劣な計算回路は「この時点で卒業してるので、駄目で元々、当たればラッキー」 という計算が当然あったからやったに違いない、その時は意識していなかったが.....。

頭を冷やしに表を散歩してきた彼が戻った時、E君の姿はなく。 「オレを心配して、捜しに.....」と思い、酔ってる癖にバイクで海辺りの捜索を決行した彼は、 当時から恐怖していた犬○崎の下りカーブを曲がりきれずにコケテ、横の空き地に投げ出された。 この時の春先の大地の不思議な温かさは忘れられない。関係ないが、酔った時には事故りやすいが 怪我をしにくいと思う(謎)。

心身ともにボロ雑巾になった彼が戻ってくると、やはりE君はいない。
「.....」そんな彼の元に微かに聴こえる声。
そう、E君はリダイアル機能を駆使して、まさに人が探してコケテる間に、その子とのトークを楽しんでいたのだ。 なんでも「お前のいい所を説明しようと思って....」かけたらしいが、残念ながら彼の使用説明書にはそういう項目は無いのだ。 というか、どう考えても世間話をしていた。「....も東京に行くの?だったら何時か会おうよ」など という言葉は.....まあいい。

だがそんな事があっても、何故か彼はE君が好きだ。 じゃなきゃ一緒に一年とか暮さないだろう。ただこの件だけはタブーだったのでストレスになっている。 ここで一筆発散させてもらった。怒ってないよ、不思議と当時も寝ておきたら怒ってなかった。 彼は怒りを持続させる事が苦手だ、何故ならばサッパリしてるようで実は粘着性質な彼は、 激情型を嫌う傾向にあるので、そういう類が嫌なのだ。というか唯単に本質が単純で懐柔されやすく、 忘れやすいだけだ。
ただ彼の人格形成において、この一件は多いに一役かった。 人を何処かで疑い、邪推するスキルを身につけたのだ。このスキルはあまり役にたっていない。

なんか恒例で全然関係ない話にそれたが、『lain』に対する私の想いは「届かない初恋の片思い」 に似ている.....と思う。
ただやはり初恋の定義がよくわからない彼は現在も色々と無駄に思案中だ。
彼にいわせれば「初恋が何時、誰だった」と説明できる人の方が信じられない存在らしい。 彼は異端者で欠陥人間に違いない。


数年アニメを見てない時期に彼を襲ったアニメが 『新世紀エヴァンゲリオン』だった。
アニメ情報が殆ど入ってこない生活の中で、数年しか年が違わないのに人をオヤジよばわりする H君が「オヤジみてへんのかー、オヤジなら絶対みてると思ったで」(原文そのまま) などといって見たのが最初だった。
「途中から見るのは性に合わない」などと悪態をつきつつも、 なんとなくTVをつけ、そこに映った世界は........私を瞬く間に虜にした。
数分後にビデオをつっこみ録画モードにしたが「ああ!!唄...OPとれんかった.....」 などと嘆くありさまだった。ついでにH君に「もっとはやくおしえろやボケ」 などと悪態をついてストレスを発散した。

途中からといったが、運命的にもそのタイトルは.....『第8話:アスカ来日』だった。
当時の彼は「萌え」という感情を理解していなかったのだがオボロゲに何かを感じたらしい。
事実を美化して語れば、幼少の頃の淡い想いに似ている。

EVAは面白い、それは間違い無い。ただ作品として欠けている。
ちゃんと終ってないことではない「ちゃんと終ってない」作品でも、いいものはたくさんある。
完結することが全てでも美点でもない........と想う。
EVAは「人類補完計画」という小説を元にしてると聞いた話がある。してないだろ。 ただ言葉は借りたとも想う。 あれは著者が死んだから仕方ない。でもEVAはやっぱり納得できない。
時間がたったからあんまり気にならないけど、当時は憤慨やるかたなく、機会があれば愚痴っていた。

ただ『新世紀エヴァンゲリオン』というアニメは好きだ。このアニメは私に、大いなる福音をもたらしてくれた。 それは........アスカ萌えだ。
曲な意見として、アスカはいい。私的萌えキャラBEST10に確実に入る。不動の位置といっても過言ではない。 だから私はこのアニメが好きだ。


何度も見てしまう、何度みてもいい。自信をもって好きといえる。 誰もがキチント見たらオモシロイという筈だ.....彼にとってそんなアニメが 『トップをねらえ!』らしい。

基本的にイベント会場なぞという、人がごったする空間を嫌う彼。
とはいっても都合のいい時は全く気にしないのだが、基本的に「人ゴミ嫌い」で通している。 そう主張しておくと便利だからしい。意味もなくぶらぶらしても、 突然旅行に行くのも好きな彼だが、何故か目的をもったイベントは今だに嫌う傾向がある。理由は..... 「遠足は、前日の準備のがオモシロイから」「行くとなんか想像通りだし」らしい。 困ったものだ.....、ただのめんどくさがりにテキトウな正論っぽいのをつけて正当化しようと いうのは、欺瞞甚だしい。いい加減なおして欲しいものだ。

そんな彼が、自ら進んで試写会に応募し、見事当選し、最終話をスクリーンで見たことを誇りに思う アニメ....それが『トップをねらえ!』だ。

試写会には、アニメをあまり見ないY君を無理矢理誘っていった。 理由は他にテキトウな人材がいなかったという、どうしようもない理由だ。 当然の主張としてY君は「なんで俺が....」と言う。彼は「絶対オモシロイから」と言う。 すでにこの時点でなし崩しなのだが、彼にはそれなりに裏打ちした自信もあったらしい。
そして試写会が始まる。6話で三時間を、一時間毎に休憩を少しいれるというシステムだった。
最初の休憩(1.2話)「.....オレ帰る」と、Y君は言った。
次の休憩(3.4話)「....オモシロイ...かも」。彼は「最終話、白黒だから」「なんでー?」「知らん、見ようよ」
....試写会後。「これはオモシロイ、連れてきてもらってありがとう」
彼はかなり嬉しかったらしい。普段から「ヤツにみせてぇ.....だが、1.2話がネックだ....どうるすか..」
なぞとロクなことを思考していなかった。
そう、このアニメは1.2話がネック.....敢えていえば、全てがネック。
だけど、全編を見て感じた感動は彼の中では金字塔のようにそびえている(らしい)


.......随時思い出しテキトウ更新場。

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