飲食ミシェラン

.......随時工事中。彼がふと思った事をテキトウに書いてく。
駄文の宝庫。
人様に迷惑を書けづに安心して駄文を書くための遊び場所。

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漢の料理
『肉じゃが』 
#包丁異聞 


水商売の秘密
#死を招く漂白剤  #通じあわない心  #色んな人がいる  #セクハラ気分 

腹に入るもの
『パン』 
 


※この『飲食ミシェラン』はフィクションです
登場する人物・団体と管理人は一切関係ありません



- 漢の料理 -

飲食店でのバイトが長かった為か、料理は嫌いじゃない。
ただ、主婦のように「毎日必ずしなくてはならない」という責務がない上での料理ということでなら。

私の愛用している包丁は、千円以下もするという一品で、我が家に4.5年伝わるという業物だ。
金属なのに錆びないことから、一時期ウーツ鉄を使用したダマスカス剣ではないかと思ったが、それはただの勘違いでどうやらステンレスでできているようだ。
その切れ味は「はなはだ悪いがまあまあ使用に耐える」、およそスーパーにある商品で食えるものなら切れぬもの無し......というところだ。
二つ目の用途としての「我が家最強の武器」としてみるとイザ何かあった場合に戦闘力に欠けるのは致し方ない。
『ラグナロック・ガイ』とかういう近未来SF漫画では、 缶詰をレーザーで開けていたが機械が壊れて困った時に主人公が持っていた 缶切り(旧時代の遺物らしい)が活躍していた。
レーザーで缶を開ける機械を作るくらいならば、缶自体をプルトップにした方がいいとも思うが、 1980年代初期の漫画なのでプルトップはまだ普及していなかった。
何が言いたいのかわからなくなってきた.......。たぶん「まな板が切れるような切れ味を誇る包丁では、そもそも包丁として使えないのでこの程度で充分だ。」 ということだと思う。
仮に我が家の包丁が刃傷沙汰に使用されても「突く」ならともかく「切り」ではとても致命傷にはならないだろう。 ....我が家の包丁は『人にやさしい包丁』だ。平たくいえば『何も傷つけたくない』...... そんな意志すら感じる包丁。困る。


独身男は肉じゃがに弱い。らしい。
肉じゃが.....そんなに美味いかね....特別好きでもないが嫌いでもない。どうでもいい。 少なくとも自分で作って食おうとは思わない。じゃがいものホコホコ感が駄目なのだ。

肉じゃがを食うならば、肉は豚に限る。牛は駄目。白滝を入れすぎるな、すき焼きになるぞ。 すき焼きも肉は豚が美味い、しゃぶしゃぶも豚だ、安上がりな味覚だ......。

そして肉じゃがを食う時は、どんぶりに飯をよそって、上に具をぶっかける、勿論汁もダクダクかけよう。 こうした方が美味しいと思う。ただ上品じゃないのでTPOを間違えると大変なことになるだろう....

- 水商売の秘密 -

飲食業は水商売です。何か誤解されませんように.........

水商売は肌にあうのかどうかしらないけど、結構やった。現在は足を洗っています。
人によっては「人に頭を下げるのが駄目」だとか、 そんな理由で出来ない人もいるらしいが、なんつーか、人に頭を下げない仕事って殆どないような気がする。
頭なんざ下げても何も問題ないというか、土下座して床に頭こすれば金もらえるなら、 こんな楽なものはないでしょう.....というのは間違っていますが、仕事で頭を下げるのは、 社内間では別としても、お客さんに頭を下げるのは「隷属」とかそういう否定的な意味じゃなく「礼儀」 なのですから、「よく頭なんか下げられますね」という人はちょっと変ですよね。 こういう人に限って「どこそこの店員は礼儀がなってない」などと言います。


某大手チェーン店で「青い漂白剤事件」というのがあった。
漂白剤というのは基本的に無色透明だ。当然だ、漂白剤なのだから。
今でこそ24時間営業の店は多いが、当時東京にしてもヘンピな場所に住んでいた彼がいた店は 7−11営業だった。後片付けなどが忙しない(24時間営業だとゆっくり出来る) が、終ってからみんなで飲みにいけるのが利点で、それこそほぼ毎日飲んでいたといっても過言ではない。
金が無い、あってもケチるので当然店ではなく、人の家で安酒を最悪水道水で割るなどという、目も霞むようなスラムっぷりだった。 まだ若い彼はともかく、社員が日中に店内で突然倒れてしまったりもしたが当然だろう。
彼も厨房で床に座りこんだり、突然幻覚を見たりしていた。テンションが高いためか明るい職場だったが、 命を削った戦場だともいえる。

前述したが、24時間営業ではないので、閉店作業がある。
自分の部屋は汚い(彼は整理されていると主張)が、こういう部分は多少気にする彼は、手抜きを憶えながらも 比較的マジメに掃除をするタイプだった。
実際ピークで忙しい時の厨房はあちこちに色々なもの(野菜・ソース・ゴミ、最悪割れた皿の破片など) が散乱して、客観的にみて活気はあっても整理整頓清潔なイメージからは多少ずれる。
そんな場所が閉店時にはぴかぴかになる......一通り掃除が終った後ってのは、気持ちいいし、 見て目に優しいものだと思う。

そんな彼が一番好きだった作業が「まな板洗い」だった。
まな板を洗った後に、キッチンペーパー等に漂白剤をを染みこませて同時に殺菌・漂白する。 白く輝くまな板と(輝きません)、漂白剤の香り、病院みたいな感じ.....結構気に入っていたようだ。

だがある日、事態は信じられない展開を見せる。
漂白剤が青いのだ、しかも真っ青に......
食べ物と青の関連性について考えたことがある。青は食物では一種の禁忌なのだ。
「青りんご」「青々しい野菜」だが実際に青くはない、むしろ緑。 緑黄野菜、赤いトマト、青は含まれない。 紅しょうが、ケチャップ、血を使ったソース、オレンジ....赤系統OK。 白米、黒ゴマ、......白黒系統OK。チキンライス、卵黄......黄系統OK。 緑系統や土色系統は言うに及ばず。
いわゆる露骨な「青」ってのは無い。

「カラーセラピー」というものがある、色が心理に与える影響。
簡単に書くと、ピンクが若さを保つのに科学的にデーター(らしきもの)があり (※子供の頃ピンクが好きでも、大人になると殆ど好きだという人はいない色ピンク、 これを無理矢理生活に組みこむことでホルモンバランスに影響が出るらしい)....
青と紫は死の色なのだ。チアノーゼ。高貴な色だという側面もあるが、それはは他者に死を与える........ そういった意味からなのだ。

だから漂白剤が青くなっていた時、彼は気分を害した。誰かが同意してくれればまだ気も紛らうのだが、 みんなは「おー青くなったんだ」程度だ。彼はどうでもいいことに拘る。
彼曰く、バケツに青い漂白剤のはった時のイメージは、原子力発電所の炉心部分のようだった。 放射能を帯び、不気味に青く光る美しい水。高濃度の放射能を浴びた物質は、 暗闇でも青く発光する、水の持つ本来の生命、海の青ではない、死の青......その漂白剤はその青だった。

彼はぶーたれた「なんで青やねん」.....何故か関西弁だ。

しかしある日、彼はたまたま来ていたRM(リージョンマネージャー)から、その真実を知る。
「なんで漂白剤青くなってんですか? 漂白じゃないじゃないですか」
(※意味不明だ。普通こういう事は主張しない)
「.....ああ.....それは......言ってもいいのかな、まあいいか.....」
そして彼は事実を知る。簡単に言うとこういうこと。

.....とある店.......
基本的に厨房というのは熱い、特に夏。フライヤーが170℃に保たれ何機も稼動し、 ボイラーは常にぐつぐついい、グリルにうんたらで、とにかく熱を出すものが多いので暑い。
といっても、実はそんなに暑くない。冷房が優秀なのだ。
普通の冷房とは違い、個人個人に直接冷気があたるような管みたいなものが、 いくつも天井にあって、それを自分のポジションにそれぞれ調整することによって、 実際頭がひんやりするので不快感は殆どない。
.....だが、冷房の調子の悪い時、壊れる時が数年に一度ある。

その店の空調はまさに真夏のある日壊れた。気の毒なことだ、彼だったら帰っている。
店も暑いだろうがと思いきや、空調システムは二つあるのだ。 どっちかがイカレテモどっちかで対応できるように.....というか、 厨房の空調は負担がかかるので、比較的イカレルので、別にする必要があったらしい(現在はしらん)
とにかく、灼熱地獄とかした厨房で働く砂漠地帯のゲリラのような人々の中で、 休憩を廻してもらった人がいたらしい。
その人は、ふらふらになりながら厨房から出る際に、 たまたまコップに水が入っていたので、それを一気に飲み干した。気持ちは判る。 だが、それは水ではない漂白剤だったのだ。
計量カップが見当たらない時、コップなりなんなりで代用するってのは 良くあることで、そもそも皿の容量なんかを記憶してるので、 お皿全てがある意味で計量カップなのだ、ただ彼は全然覚えていない。

.....漂白剤を一気のみしたその気の毒というかマヌケな人は、休憩どころか早退してしまい病院に運ばれ 胃洗浄をうけて、数日入院して退院したらしく、結構問題になりかけたらしい。
そして「漂白剤は水に見えるので色をつけよう」という会議があったらしい、すげえ。
それ以降、青い漂白剤になったのだ、現在はしらない。 家庭では未だに漂白剤は白い。私は、白いままでいいと思う。


ホンの少しの年齢と境遇が、人を通じ合わせなくすることがある。
逆に、その全てを越えて通じ合うこともあるけだろうけど。 ダルがりな彼はリーダーとかになれとか言われていて、 それはもうそれが嫌だった。メンドクさうで。 というか、彼は基本的に人にものをいうのが嫌らしい。あと、教えるのがメンドウ。 .....と書くと語弊があるが、無駄にメンドウを見てしまうので、その辺をわかっているから やりたがらない。とはいえ、いわれればやらざるをえない。
基本的に「あーだったらオレがやるからいいす」などと間違ったメンドクさがりやだ。

電子レンジでネコを乾かす、米を洗剤で洗う、そんな笑い話にも似た物語。
ある日、忙しい中、新人君がポツネンとしていた。 忙しい時の新人というのはそういうものだ。
普通は皆が働いている時に何もしてないのは、ウハウハ気分だが、新人の時はキツイもの。
昔、自分によくしてくれた人もいたが....ようなキモする。

偽善者として、ここはお手軽に善を稼げるポイントだ、いっちょやっておくか。
....そして、N君に「ゆで玉子」をつくってもらおうと思った。簡単だ。誰でも出来るぞ。
「お湯を火にかけて」 そう、お湯を火にかけて、沸騰したら玉子をいれるのだ。塩もいれるが。 問題ない。
時を常に流れているという......人の力でそれを一時的に、ごく限られた空間で止めることが出来る。
それを私は経験した。
N君は......お湯を火にかけたのだ。
伝えズライ。
.......なんといえばいいのか.....つまるところ 「ガスレンジの火をつけ、給湯器から鍋にお湯をいれ、そのお湯をガスレンジの火にめがけて 降り注いだ」とでもいえばいいのだろうか.......これは実話です。
時は止まった。
蛇足ですが、レンジが一台(正確には2台)死んだので、非常に困った。
だが、オモしろオカシイので怒らなかった。いい話だ(違)


そいえば ある日、某大手会社の課長さんが、バイトにしてくださいときた。 うー?しかも変則シフト、 とはいえ、これが願ってもない変則・ なんでー 見ていたらしい。そいえばお客さんだ。 彼は全然覚えてないが、彼はそもそも客の顔なぞみていない。 数年楽しくしていたが、その後は誰もしらあい。 家庭がある人間とはコンタクトを取りズライ。 そして、必ず歓迎してくれる人間にも。 彼のように「だるい」「めんどくさい」 「うるさいバカ死ね」などのがいい。 「簡潔とした要件はメールにしろ、掲示板には書くな」 「どうでもいいのはどうでもいい」 といって、勢いで電話をかける彼は 「ちーっす!酔ってますー」ガチャと電話を切られるが、ある意味で清清しい。 NETでは、まだそこまでいってない。 嫌なものは歯っきりと「イ・ヤ・デ・ス」と言いたい。



マンゴー マンゴーというものがある。 果物だ。 これは結構美味しい。 私もよくカッパラッテいてものだ。 一時期これを灰皿にするのがマイブーム 注文を取るとき、


- 腹に入るもの -


パン、パン.....「パン屋」さんとう響きはいい。 パンの香りはいい。だが、 お店の雰囲気、もいい。 パンって綺麗だ。並ぶパン。 店員もいい人が多いきがする。 フランスパンは萌ふくろ。 パン屋のねーちゃんは美人がおおい。 いイ人っぽい、パン屋は朝が早いから、河岸とは大違い

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.......随時思い出しテキトウ更新場。

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