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投稿日時: 2002年6月17日(月) 18時50分20秒
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シナ・アピトンについて
おしさしぶり いわた です。
シナ・アピトンの最大の特徴はその堅さと振動計数かもしれませんが、
私が推理するところでは、木口の吸音率の違いもあるのではないかと思います。
補強材を増やせば増やすほど、木口の面積が増えますが、
この木口がいかに有害であるかは意外と知られていません。
シナ・アピトンの木口密度はかなり高いのではと思われます。
ラワン合板の木口は非常に荒い物もあり、木口をうっかり増やすと
ホーンの音は死んでしまいます。ところがその状態から全部の木口に
木工ボンドを塗ると、音は一変し、ホーンの音圧はぐんと上がり、
切れ、アタック、中音とのつながりもスムーズになります。
これに気が付いた人は,思わずホーンの全内面にニスを塗ってしまいがちですが
ニスを塗るのであれば、シナの表面より、ラワンの方が、中高音の漏れが小さくて
有利です。そういった反射率の点でもシナ・アピトンは有利ではないかと思います。
>37< シナ・アピトンについて (いわた) 06/17 18:50
└<39> Re: シナ・アピトンについて (s-ultra) 06/19 09:27
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