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投稿日時: 2002年6月19日(水) 9時27分43秒
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Re: シナ・アピトンについて
> おしさしぶり いわた です。
こちらこそ、しばらくでした。
> シナ・アピトンの最大の特徴はその堅さと振動計数かもしれませんが、
> 私が推理するところでは、木口の吸音率の違いもあるのではないかと思います。
> 補強材を増やせば増やすほど、木口の面積が増えますが、
> この木口がいかに有害であるかは意外と知られていません。
> シナ・アピトンの木口密度はかなり高いのではと思われます。
> ラワン合板の木口は非常に荒い物もあり、木口をうっかり増やすと
> ホーンの音は死んでしまいます。ところがその状態から全部の木口に
> 木工ボンドを塗ると、音は一変し、ホーンの音圧はぐんと上がり、
> 切れ、アタック、中音とのつながりもスムーズになります。
> これに気が付いた人は,思わずホーンの全内面にニスを塗ってしまいがちですが
> ニスを塗るのであれば、シナの表面より、ラワンの方が、中高音の漏れが小さくて
> 有利です。そういった反射率の点でもシナ・アピトンは有利ではないかと思います。
私も、同感です。
シナ・ラワン合板は、一に美観、二に安全、三四がなくて、五に強度、ということで、
アンコにスカスカの合板が使われることも多いようです。
ラワン合板は、様々の規格があるようにピンキリです。
アピトンはラワンと同じフタバガキ科ですが、樹脂分が多く含まれ、若干、重く、ネバリ
もあるようです。
合板の特性は、材種だけでなく、(むしろ)、接着剤によって左右されるようです。
よく吟味して選ばれたラワン合板は、シナ・アピトンに遜色ないと思います。
いわたさんは、卓越した仕上げ技術をお持ちですから、ラワン合板で十分でしょう。
こんなサイトがありました。
http://www.jpic-ew.or.jp/pagegouhan.html
<37> シナ・アピトンについて (いわた) 06/17 18:50
└>39< Re: シナ・アピトンについて (s-ultra) 06/19 09:27
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