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投稿日時: 2002年6月19日(水) 16時31分37秒
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Re: 部屋の影響とは

投稿者: いわた
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> > D−58ESの補強材13番がなぜ200ミリなのかというと、補強しながらも、
> > 直管をコニカルに近づけるためで、…
> 直管<円錐(コニカル)<曲面ホーン の順ですね。
> では、何故、他の直管も、そのように断面積を調節されなかったのでしょうか

ひとえに妥協です。長岡先生がたびたび言っているように、ホーンの入り口と出口、
それに途中の何カ所かが計算に合っていれば大体良い分けですが、究極を目指すなら
できるだけやった方がよい。先生は良く「ホーンはグラフに直して絵に描いたとき、
美しい形だったらよい。」と言われているように、D−58ESを絵にしてみると分かりますが、13番辺りは、元々狭く、奥行きの制約がなければ、もっと広げた方がよいわけです。
開口−スロート−それらの途中…と言った順にコニカル型へと優先すべきです。
「アナコンダ」なんかは、スロートをコニカルに近づけており、その良さが音に繁栄されています。

> しかし、短い直管を階段状に繋いで、擬似的にコニカルにしても、
> その前にかなりの空間が存在すると、最前部の直管は、バスレフのダクトの
> ように働くと思いますが。

確かに部分的にはそう感じますが、実際はスロートから開口まで一連の動作となっていますから、かなり違います。バスレフのダクトは中から吹き出る力や吸い込む力は働きますが、
周りから入っていこうとする力は働きません。しかしホーンの内部は両方があります。
つまり開口から見て「逆ホーン」としたときの動作を考えればすぐに分かります。

> > 直管の方が部屋の影響を受けやすく、
> 影響を与えるのは、部屋の何からでしょうか。
> 「コニカル内では共鳴しない」と同根でしょうか。
> > コニカルの方が素直で扱いやすいわけです。
> それは、工作のウデ次第でしょう。
> いわたさんの作品で、コニカルに拘られる理由が、およそながら、
> わかりました。

ありがとうございます。
部屋の影響とは、セッティングのことで、良くできたコニカルホーンは、
エクスポネンシャルホーンに似て、どこに置いてもより同じ様に鳴りますが、
直管ホーンはバスレフに近い扱い方になり、
つまり壁際と部屋の中央では、より鳴り方が違う。と言う意味です。
ですから、長岡先生も、開口だけは出来るだけエクスポネンシャルホーンに近づく様に、
大きく開口させた機種も多いわけです。


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<38> 追伸 いわた (いわた) 06/17 21:13
<40> Re: 追伸 いわた (s-ultra) 06/19 10:19
 └>41< Re: 部屋の影響とは (いわた) 06/19 16:31
  └<42> 祝う !! ステレオ誌掲載 (s-ultra) 06/19 18:41
   └<43> Re: 祝う !! ステレオ誌掲載 (いわた) 06/19 19:39
    └<44> Re: 祝う !! ステレオ誌掲載 (s-ultra) 06/19 21:28
     └<45> Re: イクスポーネンシャルホーン (いわた) 06/20 10:21
      └<46> 吉報を (s-ultra) 06/21 08:49
       └<48> Re: ありがとうございます (いわた) 06/21 18:13
        └<49> Re: ありがとうございます (s-ultra) 06/21 20:45