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“激動の北海道編 '99”

例年に無く暑かった北海道。その熱き記憶をさかのぼる!。

  • 1日目 (出発〜新潟〜フェリー〜小樽へ)

  • 2日目 (小樽〜オロロンライン〜サロベツ〜稚内)

  • 3日目 (稚内〜宗谷岬〜オホーツク国道〜サロマ湖)

  • 4日目 (サロマ湖〜オンネトー〜阿寒湖〜裏摩周〜羅臼)

  • 5日目 (羅臼〜熊の穴〜知床峠〜知床五湖〜カムイワッカの滝〜中標津)

  • 6日目 (中標津〜野付半島〜開陽台〜裏摩周〜釧路)

  • 7日目 (釧路〜フェリー〜東京へ)

  • 8日目 (フェリー〜東京)



北海道'99 ツーリング in 1999.8.1-8
呪われた 4日目 目的地:知床

はじまり

早朝、寝袋で目が醒める。なぜか目がゴロゴロする。なんだ?、手で触ると明らかに腫れている。それもかなり大きく。「やばい」何だろう、虫か?、ものもらいか?。

人目につかないように1回の洗面所で目を洗う。鏡に映る自分の顔は一言でいうとグロい。まいった、今日から完全に一人旅なのにこの顔であちこち廻るのはかなりしんどそうだ。先が思いやられる。 出発前に他のライダーと記念撮影。目が腫れたというと、去年俺も2階に泊まった時に腫れたとかいう奴がいる。ほんまかいな?。呪われているのか。ただ単になんかダニとか変な虫が住んでいるのかもしれない。


サロマ湖

(左)ピラオロ台:展望台はあるが展望は良くない。しょぼい港が見えるだけ。

(右)幌岩山展望台:国道から10kmほどダート。狭いがまぁ何とかなるレベル。快晴なのにこの山の上だけガスっていた。一瞬の晴れ間。

(左)サロマ湖名物のホタテ@道の駅サロマ湖

その後、キムアネップ岬でサンゴ草を見ようと思ったら季節はずれで何もなかった。

(右)サロマ湖。ワッカ。レンタルサイクルなどがある。砂洲は年々崩れているらしい。オリンピックで活躍したカーリング選手の故郷らしい。その後、能取湖、網走湖と走り網走監獄博物館にいったが込んでいて時間がかかりそうなので引き返した。


オンネトー&阿寒湖

秘湖の一つに上げられることもある「オンネトー」。湖の周りは1周できる。そんな時間無いのにと思いつつもいつもの悪い癖。歩いてしまった。後のこの時間のロスが悲劇の引き金となるとも知らずに...。結構しんどい。所々きれいな水の色も見える。時間、天候により水の色が変わるらしい。


 

 

 


阿寒湖

有名だけど船に乗らないと大して見るところがない感じ。人は沢山いる。もう少し時間があれば船にも乗ってみたいけど。湖もここからではほとんど見えない。どこか良く見えるところはあるのかな。地図見る限りではあまりなさそう。
阿寒湖名物?、「まりもソフトクリーム」。

別に食べたかったわけじゃないけど旅先の変わりものソフトクリームは食べないわけにはいかない。右が中身。ゼリー状だったっけ?。だいぶ前なので忘れた。(^^;

案の定おいしくなかった。


アイヌコタン。守り神のフクロウが鳥居みたいなところに止まっている。でかいヒグマの剥製とかアイヌのおみやげ物が売っている。真中が駐車場なのがちょっといただけない。

 ふと目に止まった”展望台1km先”の看板。 阿寒湖の景色が全然見えなかったので、「これは!」と思いまたまた寄り道。実はこれがこの旅で最大の罠 だった。 最後の数十メートルが砂利道で急坂。 よせばいいのに入ってしまった。これが悲劇の直前の写真。このあと...。詳細はスナポキンの1999年参照。目の腫れといいなんという一日だ。

後悔と失意が駆け巡る中、救いを求め寄り道。

俺の一番好きな湖。摩周湖。ここは裏摩周展望台。人も少ない。

薄靄の中、沈む夕日。静かな時が流れる。が、俺は急がなければならない。だってこれから羅臼まで行かなくっちゃいけないのだから。(T_T)BR clear=left>

ボロボロになりながらも羅臼へ。既に真っ暗。遠かった。ライダーズハウス「いっぺん来てみなが」。ギター背負ってカブに乗るという絵に描いたような青年。みんなで羅臼昆布の干される海岸で弾き語り。時折流れる流星と月明かりに浮かぶ国後島の中、THE BOOMの「気球に乗って」、尾崎豊などが心に染みる。「あの島って人が住んでるんですか?」とかとぼけたことを抜かし皆を唖然とさせる自称社会人にはまいったが。写真とるときケツ出したし。(^^;

オーナーの息子とその友達の方と飲み明かす。ジンギスカンとか釣ってきた魚とか嫌というほど喰わされた。すごく良い人たちだ。ヒグマに関する怖い話を聞く。また行きたいね。布団つき。

大自然の5日目 目的地:知床を巡って、中標津へ

朝風呂

朝はまず知床横断道路にある熊の湯へ。男女別の無料の露天風呂。それなりに綺麗で特別な特徴は無いがそれゆえ普通の風呂代わりに使える。


羅臼

(左)ひかりごけ:光が当たると中の細胞が光る?らしい。ここは国内最大規模とかいてあるが、側にいたおじいさんによると昔と比べてかなり減ったらしい。かなり少ない。確かになんとなく光っている気がする。

(右)セセキ温泉:海の水溜りみたい。ふな虫だらけで汚いのと近くの店が管理しているきれいな所がある。入る気にはならなかった。なぜか俺の知り合いが入っているところが2000年版のツーリングマップルに載っていた。

(左)相泊温泉:囲いがある。男女に分かれているがすぐ隣で海側は開いているのでまぁ一応という感じ。入った感じは普通だけど海を見ながらでまぁまぁ良い。

(右)「熊の穴」食事どころ。熊の肉入りラーメンやトド肉などが食べられる。山盛りのいくら丼(醤油付けタイプ)とトド肉の刺身(凍っている)を食べた。トド肉はクジラ的な感じで獣肉感はあるが、凍っているのと生姜醤油でそんなに生臭くは無い。おいしい。熊肉の缶詰をかったがなんというかまだ食べてない。賞味期限はとうの昔に切れている。(^^; ライダーズハウスもかねる。


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日本最北東の突端の「熊の穴」で食事をした証明書がもらえる。

店内には有名人の写真がたくさん。熊よりも天童よしみの写真の方が怖かった。(T_T)

海岸を歩いた後で戻ってきたら、会社の後輩のバイクが止まっていた。皆同じ所に来るね。

 

 

 道路の終わりのその先を歩く。「熊出没注意!」「最近小熊を連れた熊が見かけられました」とのこと。

昨日の夜のヒグマの話を思い出し。ビクビクしながら歩く。半分マジでびびる。道行くおやじに「熊でますか?」と聞いたら、「熊?、でねぇ」と言われた。

さらに少し歩くと羅臼昆布を干す集落のような場所が。子供たちが無邪気にはしゃぐ。一安心。数キロ歩くが岬までは遥か先なのでここで引き返す。


斜里

知床峠 :うって変わって青空。知床は峠を境に天気がガラリと変わる。羅臼岳がそびえる。

道路もきれいに舗装されていて走りやすい。


知床五湖の一湖、二湖。遊歩道がある。三、四、五湖方面は熊が出没したため立ち入り禁止だった。残念。 はまなすこけももソフトクリームを食べる。まぁ普通においしいかな。ピンク色。

 

 


カムイワッカの滝:温泉が流れる川を上る。登るほどに水温が上がる。喉が渇くが川の水は酸性でとても飲めない。不思議な感じ。ただこの年から夏はバスでしか行けなくなっていた。観光客も多く秘境感が減っているのが残念。それでも十分にすばらしい。川の中の方が苔が無く歩きやすい。わざわざトイレで水着に着替えた甲斐があった。(^^;

バスの前を鹿が横断したりもした。

  オシンコシンの滝:道路すぐ脇なのに結構雄大。おすすめ。水しぶきが舞う。

 

 

 



またまた無理な日程でなぜか宿は中標津の「なかしべつ温泉併設ライダーズハウス」。温泉ランド入浴付きで併設のライダーズハウス。地図と場所が違うので迷った。食事は近くの中標津「すしロード」。回転寿司だが結構おいしい。ライダー様特別メニューとして暖かいシチューがサービスで付いた。ちょっとうれしい。

Next!

お会計


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