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投稿日時: 2002年9月13日(金) 23時2分56秒
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Re: お久しぶりですのコエフさんへ
> 私の理解では、ツィーターもバックロードもホーンの動作原理は同じだ
> と思ってます。
確かに、トランスという性質としては同じだと思いますが、ホーンツィータ
ーの後ろは密閉型ですが、BHはすべて解放ですから動作は違います。
> また、完璧なエクスポネンシャルホーンで十分長ければ、インピーダン
> スの凸凹は消滅すると思います。
BHであるか、フロントロードであるかで違うと思います。
次のように考えるとわかりやすいでしょう。
BHのユニット背面に糸を結び、ホーンロードを通し開口から出して
ユニット前面のコーンに最短距離で結びつけたとします。この時、糸の
中間点は同距離なので完全逆相で音圧ゼロ。空気が流れるだけ。しかし
この時コーンはフラフラで負荷最小。これをゼロポイントとして考えると、
このゼロポイントは多くの場合ホーンロード内部に存在しています。
実際は折り曲がったホーンのために負荷が増え、さらにゼロポイントが内
部にずれますが、ホーンはトランスなので、ひとつのゼロポイントの前後
にさらに複製されたゼロポイント(ロード長Lで発生する周波数の分数)
が発生し、結果的にインピーダンスの山が並んでしまうわけです。
> 例外は、潰すべきインピーダンスのピークがホーンロードをかける周波
> 数帯より上にある場合(小口径でありそうですね)、言い換えると、チャ
> ンバーのローパスフィルターの設定が f0に近かったり低い場合には、
> ホーンロードをかけようがないからどうしても凸凹は残るでしょう。
この様な設定にするには、大型密閉型にBHをつけたことになるので、
たぶん誰も作っていないと思います。
うーんしかし、文章で説明するのはちょっと難しいですね。
大昔の長岡先生の記事を読まれると分かるのですが…。
<60> お久しぶりです (コエフ) 09/12 23:57
├>61< Re: お久しぶりですのコエフさんへ (いわた) 09/13 23:02
│└<62> Re: お久しぶりですのコエフさんへ (コエフ) 09/14 01:43
│ └<64> Re: ふたたびコエフさんへ (いわた) 09/14 21:52
│ └<65> Re: ふたたびコエフさんへ (コエフ) 09/14 23:35
└<63> Re: お久しぶりです (s-ultra) 09/14 18:12
└<66> Re: お久しぶりです (コエフ) 09/15 21:43
└<67> 魔法のアンプ (s-ultra) 09/18 20:17
└<68> Re: 魔法のアンプ (コエフ) 09/20 22:36
└<69> 同感です (s-ultra) 09/21 20:23
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