意外な原因で薄毛・ハゲが起こります。
育毛剤を使っているのに効果が出ないなあ、と思っている方はもしかしたらここに原因が…。
目の使い過ぎ
パソコン、テレビ、スマホなどの画面を長時間見ていると網膜が傷つき、それを修復するためにアミノ酸のシステインが使われます。
システインは髪の材料になるケラチンの主原料で、さらに髪を太くするコラーゲンの生成を促します。
髪にとって非常に大切なシステインが目を酷使することで消費されれば、当然、髪は育たなくなり、薄毛・ハゲの原因となってしまいます。
対策 |
・長時間、画面を見ないようにする。
・システインを補給する。
L-システインのサプリが便利で効果的。
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価格、仕様は変更になる場合があります。
必ず各製品のサイトで最新情報をご確認下さい。
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L-システイン |
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1錠中にL-システインを500mg、ビタミンCを60mg、ビタミンB6を10mg含有しています。
1日に1〜3錠を摂ります。(アメリカ製)
100錠/非課税1,422円+送料
(販売元:HBWサプリメント)P16 |
トランス脂肪酸
トランス脂肪酸とは天然油に水素を添加したもの。
安価で、カリッとした食感が得られ、保存性がよくなるなどから広く使われています。
しかし、血液中のコレステロールを増加させ、血流が悪くなるため心不全や心筋梗塞の原因になります。すでにアメリカや欧州のいくつかの国では使用が禁止されていますが、日本は野放し状態です。
血流が悪くなるので当然、体の一番上にある頭皮も影響を受け、意外な薄毛・ハゲの原因になります。
成分表をよく見れば使っている食品はわかりますので、成分表を見る習慣をつけて下さい。
トランス脂肪酸の表記例
・マーガリン
・ショートニング
・ファットスプレッド
・加工油脂
コンビニのパン類、国内メーカーのビスケットやクッキー類はほぼ全滅、トランス脂肪酸を使っていないものはごくわずかです。最近は冷凍食品にも含まれるようになりました。
うなぎ、レバーが大好き
うなぎ、レバーにはビタミンAが多く含まれています。うなぎの蒲焼き100gには
ビタミンAが5000IU、豚レバー100gにはビタミンAが9300IUも含まれます。
ビタミンAは摂り過ぎると頭皮が固くなり、角質化がすすんで毛が抜け、薄毛・ハゲの原因になります。
うなぎやレバーが大好きな人は髪には非常に不利ですので、週に1〜2回程度に抑えて、たくさん食べないようにして下さい。
甘いものが大好き
糖分の摂り過ぎはビタミンB2やビタミンB6を消費します。
これらのビタミンが不足すると脂肪の代謝が悪くなり、脂肪が蓄積されるため頭皮の皮脂が過剰に分泌されてしまいます。
その結果、髪が育たなくなり、薄毛・ハゲへと進行します。
対策 |
・まずは甘いものを控えること
・ビタミンB群のサプリメントを摂る
(7〜8種以上のB群が含まれるもの)
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なお、お酒をたくさん飲む方も糖分を多く摂取してしまいますから、同様の注意が必要です。
ダイエット
特に食事制限のダイエットをしている方は要注意です。
食事制限で代謝が悪くなり、皮脂が増えます。その結果、フケが増え脱毛へとつながります。
食事量をただ減らすだけのダイエットは避けるべきです。
いつもポニーテール
いつもポニーテールや三つ編みなど、常に同じ状態で髪を引っ張ってゴムなどで縛ると、頭皮も常に引っ張られるため牽引性(けんいんせい)脱毛症になりやすくなります。
頭皮はただでさえ重力で引っ張られていますから、とくに頭頂部や前頭部の頭皮は硬くなりがちです。
頭皮が硬くなると毛が育たなくなり、薄毛・ハゲにつながります。
いつも同じ髪型はできるだけ避けるようにしましょう。
胃腸が弱い人
胃腸が弱い人も薄毛・ハゲになるリスクが高いと云われています。明確な因果関係はわかりませんが、髪に必要な栄養の消化吸収が悪いのかも知れません。
胃腸は一朝一夕ではなかなか丈夫になりませんが、生薬から作られた養命酒のようなものを継続すればよいでしょう。
なお、養命酒の成分の一つにチョウジ(クローブのこと)がありますが、これには、発毛を阻害するDHTを男性ホルモンが作り出すのを防ぐ働きがありますので、一石二鳥かもしれません。