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WIRED 
『繋ぐ何か』
 ネットワークの総称

「どうして来ないの、
こっちへ来ればいいのに」
雑居ビルの立ち並ぶ夜の街、ビルの屋上から一人の少女が身を投げ
そして彼女の肉体はこの世から消えた。
暫く後、自殺した筈の少女からメールが届く、そんな噂が広がっていった

岩倉玲音、14歳の内気な少女、この物語の主人公。
メールは彼女の元にも届いてた.....
「ここには神様がいるの」 「はやくこっちへきて」
......今は知らない、「向こう側」から玲音にそう語りかけてくる。


普段は立ち入らない様々なNAVIが並ぶ父親の部屋で、新しいNAVIをせがむ玲音
「やっと興味がでてきたのか、でも、急にどうしたんだい?」
「会いたい友達がいるの。」、父はNAVIに向かっていて玲音に興味は しめさない...

霧の中の線路、そこに飛び込む少女、叫ぶが声にならない、電車が通過して....。
気が付くと教室だった、黒板に浮かび上がる文字、「早くワイヤードに来てー」
暫し後に、すぐに文字は消えて....

学校の帰り道いつもと変わらない風景、の筈だった。
玲音の目の前には死んだ筈の「四方田千砂」が立っていた、 「千砂ちゃん....そこ、どこ?」玲音の問いに答えずに 消えて行く千砂、「待ってよ....」、もうそこには人影は無かった。

「リアルワールド」と「ワイヤード」、その境界に玲音は足を踏み入れた。

to Be continued Next layer 「GIRLS」

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