
 【続・捜査】
CM:何事もなく夜が明けて、セントポールの3日目が始まります。
ニコラス:昨日子供たちが早朝になにかが見られるようなこと、言っていたよね?
スティーヴ:そうでしたね。早朝に皆でそれを見に行ってみましょうか。
CM:確か、子供たちは朝早く来れば“黒い染み”が見られると言っていました。
ニコラス:子供の言う事を真に受けて朝からゾロゾロ出張ってくるっていうのもどうなんだ?(笑)
CM:(ロス博士)「どのような些細な疑義も解明しておくというのがSAVEの仕事というものだ。ゆめゆめ油断召されるな!」。
一同:(笑)。
ニコラス:何か痕跡でも良いから見つけたいな。
CM:では“黒い染み”なるものを探すには、知覚力で一般判定を。
一同:(コロコロ)成功。
CM:何も見つかりません。少なくとも、子供たちがいっていた“黒い染み”なるものはありませんでした。
この後、エンヴォイたちは二手に分かれて昨晩立てた計画通りに調査を開始します。
トムとニコラスが洗濯屋の店番をしていた中年女性に話を聞くと、デイモン=プライヤー・センターがバーカー・キッチンからの食事の寄付を運営の拠り所としていたことが分かりました。キッチンの寄付を失ったセンターは閉鎖し、浮浪者たちはこのエリアに足を向けなくなったのだろうとのことです。
次にバーカー・キッチンに入ってモーニングを頼みつつ店員に聞き込みをします。先週にあったスローン通りでの襲撃事件(3度目の襲撃事件)により、この地区は治安の低下が心配されています。バーカー・キッチンも治安の悪化により保険の請求額が高くなってきていることで経営が圧迫されているようです。その影響もあり、バーカー・キッチンはデイモン=プライヤー・センターへの食事の寄付ができなくなり、センターは一時閉鎖を余儀なくされたとのことでした。
キッチンの隣の空き家(7533番地)についても尋ねてみますが、子供や浮浪者が出入りしている以外、特に変わった様子はなく静かなものとのこと。持ち主についても判明しませんでした。
その後も酒屋、サロン、工場ビルを回ってそこにいた人たちに聞き込みを行ないますが、余所者に打ち解けない人々の態度に捜査は難航し、結局それ以上の情報が手に入ることはありませんでした。
スティーヴ、くらら、ロス博士は墓地と襲撃現場巡りです。
まずは墓地を巡る過程でレイン=リザーバー墓地にあるデニス・リード氏の墓地に墓参りします。墓地の管理人に案内されつつ周囲に目を走らせてみますが、もちろん「ゾンビ、出てきました!」というような掘り返された墓地はありません。リード氏の墓碑から、彼が40歳で死んだ事が分かりました。
墓地からの去り際、管理人の飼っているアイリッシュセッター犬が落ちつかな気にしているのにスティーヴが気付きますが、その理由までは分かりません(ロス博士が原因ですが、後々理由は判明します)。
3人はその後、ゾンビが人を襲ったという現場で調査をします。目敏くも墓土や衣服の切れ端、糸くずなどのゾンビの痕跡を見つけたスティーヴは(<捜査>の段階判定でC成功しました)、それらがすべて現場近くのマンホールへと続いている事実を発見します。どうやら、ゾンビの襲撃者は下水道を移動経路として使っているようです。
【中間報告・その2】
CM:夕刻になってロス博士の家に帰ってきた皆さんは、缶詰のマメを食べながら情報の突合わせをします。
ニコラス:貧相な夕飯だな(笑)。
スティーヴ:「どうやらマンホールを出入り口として活動しているようだ」。
トム:「うむ」。
ニコラス:「今のところ、ゾンビの拠点となっていそうなのは7533番地か墓場のどちらかだな。あるいはその両方かもしれない」。
スティーヴ:「うむ」。
ニコラス:「ゾンビ襲撃者は陰から突然現れるらしいから、近くまで下水道を通ってやって来て、マンホールから出入りしているんだろう。当然墓地の近くにもマンホールはあるだろうし、もしかしたら7533番地の屋内にも下水道へ繋がる入り口があるのかもしれない」。
スティーヴ:現場で採取した墓場の土を分析すれば、10ブロック内にある3つの墓地の内、どの墓地の土かは判明しそうですか?
CM:う〜む、専門家に頼めば。あるいはキャラクターにそういうリソースがあるなら(※例えば、「科学者」のキャラクターには自由に使える研究所というリソースがあります)。
スティーヴ:なるほど。緊急を要するなら現実的ではありませんね。
トム:結果が出るのが一週間後というなら、直接墓場を調査した方が早いんじゃね?
ニコラス:墓場を調査すれば、ゾンビと戦闘になるのかね? じゃあ、その先は?
スティーヴ:まだゾンビ・マスターの頭と両手は見つかっていませんしね。ここまでの情報を踏まえると、頭と両手が見つかる前にゾンビ・マスターには会いたくないですよね。
トム:「ただのゾンビに興味はありません!!」(※なぜハルヒ)。
ニコラス:「それまでは戦闘はなるべく少なくしたいな」。
スティーヴ:「とりあえず、明日は下水道の地図や7533番地の登記上の持ち主が誰か、公的な情報を集めてみようと思う」。
トム:「俺は頭部のないゾンビを見たと証言しているレナ・ペーラ(3度目の襲撃事件の目撃者)にインタビューしてみよう」。
ニコラス:「図書館に行ってデニス・リードという人物について情報を集めてみる。殺害事件についての詳細な記事や、何か見落としがないか」。
|