老化防止110番

　老眼

老眼は早い方は40歳前後から現れます。
近視は老眼にならないという人がいますが､
近視と老眼はメカニズムが違うので､いずれ老眼は現れます。

　しかし､80歳､90歳になっても老眼鏡に縁がない方がいらっしゃいます。
　何が違うのでしょうか。

普段から運動で目を動かしている方は老眼が軽いといわれますが､
それにも増して､食生活が老眼の進行に影響しているようです。

■老眼を予防する目の体操■

老眼は､目のレンズの厚さを調節する毛様体筋が衰えることで起こります。
毛様体筋は筋肉ですから鍛えることができます。

親指の爪を見ながら目の前からゆっくり遠ざけます。
腕が伸びきったら､爪から目を離さずに素早く目の前に近づけます。
ゆっくり遠ざけ素早く近づける､これがコツです。

　これを30往復繰り返します。一日に３回行います。
　なお､目に近づけた時､目は寄り目になっていることが重要です。
　老眼が進むと寄り目が難しくなります。

簡単な体操ですが､早ければ２週間くらいから効果が現れ始めます。
近くを見るのが楽になるはずです。

■老眼を予防する食品■

・そば､ダッタンそば

　　→これらに含まれるルチンが酸化を予防して老眼を防ぐ

・八つ目うなぎ､納豆､オクラ､山芋などのネバネバ食品

　　→目の毛様体筋に含まれるコンドロイチン硫酸を補給し老眼を防ぐ